井原すがこの想い

暮らしやすい町、安心して生活できることです
女性の声を活かします
一緒に考え、行動し、声を届けていきましょう

東北視察 4 ・ 小岩井ソフトクリーム

2012年10月21日 | 政治

   

北上山地を横断して、盛岡と宮古を結ぶ道路の工事現場を視察した18日は、東北地方に寒波が襲来し夕方からとても寒くなってきました。 このたびの地震は特に海岸線の津波の被害がひどく、内陸部からの物資の輸送に大変苦労し、支援道路の確保が喫緊の課題なのです。 冬場は長期にわたりストップするため、急ピッチで工事が進められていました。

東北自動車道では、除雪車の出発式も行われ、もう冬支度が整えられています。 今頃は、山々も紅葉し山頂は雪が降ったかもしれません。 とてもボリュームの多い視察でした。 “またぜひ来てください” と優しくほほ笑んでくれた朝食の世話をしてくれた若い女性の表情には、前を向いて歩む力強さを感じました。

美味しい東北の味も楽しみました、南部せんべい、小岩井マーガリン、ソフトクリームなど

    

岩国では、岩国まつりがにぎやかに催されました


 


東北視察 3 ・  笹かまぼこ

2012年10月20日 | 政治

   

盛岡にて、”山で採れたキノコから基準値の数百倍の放射性物質が検出されたので、むやみに山のキノコを食べないように” とニュースで警告を流していました。 福島原発からは300キロ近くも離れていると思いますが、いまだに岩手県でも放射能汚染のことが心配されていました。 

視察2日目は、仙台市七北川(ななきたがわ)の堤防の復旧の様子と奥州市(岩手県南部)にある胆沢ダムを見学しました。 仙台土木事務所では、山口県から派遣され長期にわたって復興のお手伝いをしている若い県の技師の男性を激励しました。 慣れない土地で頑張っている彼は、来年もここで頑張りたい、と意欲を見せていました。 本当に感心な若者です。 私などほんのちょっとボランティアをしただけで、恥ずかしい気がしました。

七北川の河口               胆沢ダム                仙台で買った笹かまぼこ

              



 


東北視察 2 ・ 牛タン

2012年10月19日 | 政治

   

今朝の気温4.5Cの盛岡から、今夕岩国に帰ってきました。 ホテルから見えた岩手山には、もうすぐ初冠雪があるのでしょう。 4日間の視察は、お天気に恵まれ、また被災地の苦しみを肌で感じることもでき大変有意義なものとなりました。 東京にいたころは、蔵王にスキーに行ったり、三陸に海の幸を食べに行ったり、太宰治の生家を訪れたり、松島で遊覧船に乗ったり・・・・・何度も何度も東北地方を旅行しました。でも今回は、以前とは全く違った思いで、風景を眺めてきました。 

仙台駅の東側、海岸に近いところでは津波に襲われた地区に、今はなにもなくなり、港や河口の堤防だけは何とか、復旧(修理)していました。 仙台の港からの積み出し額は、震災前の水準に戻り、復興に対する強い意地のようなものさえ感じました。 それなのに、復興特別会計予算は、東北に十分届かず捕鯨や他地方の道路などに使われ、被災者の方々が怒るのも無理はありません。

仙台塩釜港のコンテナ基地、震災で7割が流されたのですが、今は整然とたくさんのコンテナが並んでいました。

夜は仙台名物の牛タンを食べました


東北視察 1 ・ 最低気温4度

2012年10月18日 | 政治

   

16日から、宮城県・岩手県に視察に来ています。 震災後3ヶ月の6月、仙台にボランティアに来てから1年4ヶ月が経ち、仙台の市街地は地震の痕跡はほとんど見られないほどでした。 しかし、津波に襲われた仙台空港から塩釜港などには、まだまだ痛々しい箇所があちこちに見られ、復興もこれからというところも多く、被害の甚大さをあらためて目の当たりにしました。

土木事務所や港湾事務所の職員の方々が、自身も自宅などの被害に遭いながら、復興の先頭に立ってがんばっておられる姿勢に頭が下がります。 所長さんが”山口からもご支援をお願いします”と言われたひと言に、胸が熱くなってしまいました。

盛岡のホテルでブログを書いています。 明日の夕方には山口に帰ります。 夜9時、気温が10度を割っています。明日の朝は、4度という予報です。 被災地には厳しい冬が、すぐそこまで来ています。


EUにノーベル賞 ・ 秋ナス

2012年10月15日 | 行事

   

EU(ヨーロッパ連合)にノーベル平和賞が贈られました。私が学校で習ったのは、EC(欧州共同体)でしたが、30年後にこんな大きな連合体になるとは、本当にすごいことです。お互いに戦争を繰り返してきた国同士が一つの国家のようになるなど、第2次世界大戦までの長い歴史の中で、だれが想像したでしょう。 平和賞にふさわしいですね。東西ドイツが統一された時にも、驚きましたが、通貨が一つになりパスポートでの通関手続きもいらなくなったのですから、まるで一つの国のようです。以前ヨーロッパに旅行に行くと、国ごとに通貨が違い移動する度に、フランやマルク、リラなどの小銭が残って少しづつ日本まで持ち帰る破目になったことを思い出します。 

しかし今、国ごとに経済状況の違いが表面化し、ギリシャやスペインなどを救済することに足並みがそろわないことも問題になってきていますが、あのヨーロッパが一つになったのに、アジアでは、南北朝鮮や日中関係を考えると、とてもEUのような連合は不可能のように思えます。”近交”がいま本当は大事なことではないでしょうか。 都知事が ”中国なんか武力でやっつければいい”と軽口を言っていましたが、立場を逸した発言です。

樽床大臣が沖縄の仲井間知事と会談し、一括交付金と那覇空港の滑走路の増設などをお互いに確認し合っていました。 なんだかマスコミのためのやり取りのようで、水面下で約束ができていることの下手なお芝居を見せられました。 仲井間知事も”アメ”をなめることで、だんだん民意から離れていってしまいますね、きっと。

”嫁に食わすな”という秋ナス、隣のご主人からいただき、みんなで分けました          病院のサロンに飾ってあったコスモス

                                          

明日から、東北の被災地の視察に行ってきます。 復興の様子をしっかりと見てきたいと思います。


丸谷才一氏 ・ 草の根農園

2012年10月14日 | 趣味

   

小説家丸谷才一さんが亡くなられました。 昨年文化勲章を授章されたと記憶していますが、残念です。 きれいな言葉で書かれた、しかしとても深い表現のいくつかの作品を一生懸命読んだ時期がありました。 同じ山形県鶴岡の出身の藤沢周平さんの時代物もよく読みました。 寒さの厳しい東北の風土を思わせる少し物悲しく、でもちょっとユーモアもある素敵な言葉のいくつかを思い出しました。

最近は、小説を読むことが少なくなり、エッセイや時事物ばかりを時勢に遅れまいとして急いで読むことが多くなりました。 長編小説などもう何年読んでいないでしょう。 丸谷氏逝去のニュースを聞いて、ふと時間をかけて小説を読みたくなりました。

今朝早く、玖珂町の草の根農園にみんなで作業に出かけました。 先月植えたジャガイモが芽を出し、ねぎも成長していました。 追肥をやり、ピーマンやナスなどを収穫してきました。 休憩時間には女性陣の手作りお弁当をいただきながら、談笑しました。

 

 


合歓の家 ・ 草の根大会

2012年10月13日 | 行事

   

誰でも慣れ親しんだ我が家で、余生を送りたいですし、そこで天寿を全うできたらどんなに幸せなことかと願っています。 しかし、なかなかそれが叶わず、病院や遠くの施設でお世話になることが多い昨今です。 今それ(在宅)を身をもって実現している女性がいっらっしゃいます。 彼女は、もうすぐ米寿をむかえ、40年もリュウマチを患い、脳梗塞や骨折など満身創痍と言っても過言ではありませんが、私財を投げうち地域の高齢者が集まって楽しめる場を提供し、また地域の配食サービス、樹木の剪定などお手伝いされるボランティアのみなさんと精力的に活動しておいでです。

”合歓の家”と名付けられたその施設が開設されて、10周年のお祝いが開かれました。今ノーベル賞が次々発表されていますが、私は心の中で、この方に 岩国のノーベル賞を差し上げたいと思いました。 職業を持ち、母乳で子育てをし、嫁として舅・姑に仕え、軍人だった厳格なご主人にも従い、それでいて自分というものを失わず強く生きてこられたこの方は、とてもまねはできませんが、私が目標としている女性です。

午後市民会館で”草の根”の大会が開かれました。 広島から弁護士の山田先生をお迎えして、岩国の基地関連の裁判や、現代の貧困問題など今の政治の問題などについて、講演していただき、参加した皆さんも熱心に聞いておられました。 私も、9月県議会の報告を、新知事、基地問題、政務調査費などについて話をさせていただきました。

合歓の家 お祝いの様子             草の根大会

       


和木町での集会 ・ 予約という英語

2012年10月12日 | 政治

   

広島県との県境にある和木町で、県政報告会をしました。 岩国市のことは地理も課題もだいたい把握しているつもりですが、和木町については、まだまだ知らないことも多く、集会に参加された方々からいろいろと教えていただきました。 活発に意見交換ができ、また県に対する要望や宿題もいただき、時間をつくって県に照会していきたいと思います。

夜、あるお医者さんから”予約する”という時には、appoint なのか reserve を使うのかと聞かれました。 普通、旅行やホテル、座席などはreserve, book 面接、面談、診察予約など相手が人の場合は、appoint だと思うと返事をしました。 他にもsubscribe なども日本語にすれば”予約”と訳すのではないかと思います。 まったく同じ意味の単語というのは、絶対にないので、日本語では”予約”でも、それぞれの場面で使いわけないといけません。 学生時代、英英辞典を使いなさいと、よく言われました。 確かに英英辞典だと、日本語訳は同じでもどう違うのかがよくわかると思います。 

今夜の集会の様子




 


特別会計予算 ・ 男性手作りのお弁当

2012年10月11日 | 政治

   

復興特別会計の使い道がおかしいと、テレビで盛んに報じています。 確かに、被災地ではないところで使われ、果ては国の庁舎の建て替えや耐震化に充てられたり、おかしなことばかりです。 でも、国の特別会計は、一般会計予算とは別にお金(特別に)の枠ができると、国の各省庁はそれをどう分けてもらうかということに躍起になります。 そのために、復興会計に ”日本再生のため” という一言をつけて、何にでも使えるようにし、各役所に振り分けられてしまったのです。

静岡県の浜岡原発の再稼働について、住民投票条例の制定が県議会で否決されました。 原発問題は、国の専管事項だから、県として民意を問うことはなじまない、という理由のようです。 外交も防衛も原発も、国民の声は届けられないということですか? 福島の人たちは、このニュースを聞いてどう感じたのでしょうか。 

10月5日に終わった9月県議会の報告書ができあがりました。 県議会報告No.5をクリックしてみてください。

今日、ボランティアで草刈りに行った先で、男性につくっていただいたお弁当をいただきました。生まれて初めての”男の料理”に感激しました。




宇佐川の鮎 ・ 草の根大会

2012年10月10日 | 行事

               

宇佐川の鮎が日本一のグランプリに輝きました。 今日、電話で喜びの声を聞きました。 清流錦川をさかのぼり二つに大きく分かれた一方の川が宇佐川ですが、上流にダムが3つもあるもう一方の川では、こんな鮎は育ちません。 2つの川の合流地点の橋の上に立つと、ダムで死んでしまった水と、中国山地からとめどなく流れてきた澄んだ水との違いが、だれの目にも明らかにわかります。 ダムで治水するのではなく、植林など緑のダムという発想もこれからは大事だと思います。

13日土曜日、午後2時から岩国市民会館で、草の根の大会を開催します。 基調講演は、岩国での爆音裁判や愛宕山の裁判など、また広島県福山市鞆の浦裁判や貧困撲滅運動でも活躍されている弁護士の山田延廣氏です。 どうぞ会員以外の方も、遠慮なくご参加ください。もちろん入場は無料です。

井原すがこのホームページの更新をしました。 ブログに追われ、ついおろそかになっていました。 

来年の手帳をプレゼントしてもらいました、もうそんな時期ですね