北上山地を横断して、盛岡と宮古を結ぶ道路の工事現場を視察した18日は、東北地方に寒波が襲来し夕方からとても寒くなってきました。 このたびの地震は特に海岸線の津波の被害がひどく、内陸部からの物資の輸送に大変苦労し、支援道路の確保が喫緊の課題なのです。 冬場は長期にわたりストップするため、急ピッチで工事が進められていました。
東北自動車道では、除雪車の出発式も行われ、もう冬支度が整えられています。 今頃は、山々も紅葉し山頂は雪が降ったかもしれません。 とてもボリュームの多い視察でした。 “またぜひ来てください” と優しくほほ笑んでくれた朝食の世話をしてくれた若い女性の表情には、前を向いて歩む力強さを感じました。
美味しい東北の味も楽しみました、南部せんべい、小岩井マーガリン、ソフトクリームなど
岩国では、岩国まつりがにぎやかに催されました
東北、特に盛岡は私の大好きな町です。
人情味あふれ、自然と文化の豊かな地方都市ですね。
秋になると、待ちかねたように山に入り、きのこ狩りを楽しんでいた人たちが、放射能を心配しなければならなくなるなんて…それも、今年だけのことではないはずで。
それでも、原発をやめることに賛成できない人のなんと多いことか。
来月には、多賀城市で市議会議員として頑張っている、大学時代の親友を激励するために、数人で東北へ出かける予定です。「何かできることは…」と尋ねたら、「とにかく来て、見て、話を聞いてくれるのが一番」と言っていたので、それに応えることにしたのです。