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台風被害とダムの事前放流 ・ 空母艦載機の機種変更 知事のコメントで公表

2024年08月29日 | 政治

 

九州南部から接近している台風10号の影響で、九州地方では雨や風の被害が次々報道されています。ここ山口県でも昨夜から雨が降り出し、今日は朝から本格的な降りとなり午後からは風も強くなってきました。あまりに速度がゆっくりなので、被害が大きくなるのではないかととても心配です。私は午前中に実家に行き、樋の掃除やナキリ(雨水を流す溝)を掘ったり、家の周りの椅子や竿を片付けたりしました。車に乗ってふと見ると気温が24度なっていて、30度にならない日は何日ぶりかしら?と暑くないことにはホッとしました。

岩国基地の空母艦載機の機種変更で、事故が多発していて原因究明と改善がされていないオスプレイとこれまでよりも出力が30%も高いFー35Cが配備されることについて、先日から周防大島町・和木町・岩国市の首長が容認したのに続き、間髪を空けず県知事が「私としては、今回の機種更新等について理解するもの」とのステートメントを発表しました。既定路線のことでしたが、県民に重大な影響を与える事案について、議会にも諮らず、知事のコメント(コメントとは口頭で所感を述べるとこです)で公表したことは大変遺憾です。知事は、自身の気持ちを述べる立場の人ではなく公人です。立場を自覚して議会にも諮り、責任ある発言をして欲しいものです。そういえば、上関町の高レベル核廃棄物中間貯蔵についても当初、原発と貯蔵施設2つは荷重の負担だと言いながら、議会で質されるとあれは自分の気持ちを述べたものだと言い逃れていました・・・

昨夜から雨が降り続いていて、今夜も錦川上流では雨量が増える(黄色い表示)とテレビで予報が出ていました。ダムの事前放流協定ができているはずなので、放流量を検索してみると未明の午前2時までほんの少々(約10mほど水位を下げ)の放流をしていたようですが、その後日中はほとんど流されずダムに水を溜めている状態です。これから夜中に豪雨となりそうなのに、これでは事前放流の効果はほとんどありません。今夜緊急放流をしなくてはならなくなったらどうするのでしょう?

台風のため、草の根事務所は明日30日(金)はお休みとさせていただきます。みなさま、お怪我などなさらないよう台風一過まで無理せずお過ごしください。

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