井原すがこの想い

暮らしやすい町、安心して生活できることです
女性の声を活かします
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電力会社株主総会 ・ 初めての一般質問 

2011年06月30日 | 政治

昨日で、電力会社の株主総会がほぼ終わりました。 どこの総会でも脱原発の動議が出されましたが、反対多数で否決されました。 イタリアでもそうでしたが、一般の国民は、原発はもうダメと思っています。 でも公式の場所ではなかなか国民の意見が通してもらえません。 総会には、原発推進の株主に動員がかけられ、多数決に力を発揮したようです。

今日、県議会で初めての一般質問をしました。 壇上でガチガチに緊張するかと思いましたが、原稿も手元にあり自分で練ってきたものですから、言いたいことは言えました。 一度目の県の答弁では納得できないこともありましたので、再質問も再々質問もいたしました。

岩国市が県の”きらめき支援資金”を借りて、岩国空港ビル会社に融資する8億円は、岩国市の今年度予算に計上されているにもかかわらす、まだ岩国市からその申請書は出ていない、それの県の審査は8月~2月、融資決定は来年3月末、実際の融資は5月末。 空港ビル会社への貸し付けが焦げ付いた場合、岩国市から県への返済猶予、返済免除はないとの答弁でした。

つまり、まだ岩国市からは具体的な話は一切ない、ビル会社が返済できなければ岩国市が県へ返済する、ということです。 8億円は岩国市民の負担で返済しなければならなくなる可能性も大であるということです。

遠く岩国から傍聴にきてくれた方と控室で

愛宕山問題についても質問しましたが、続きは明日のブログで


一般質問2日目 ・ 冷房28度は暑いです

2011年06月29日 | 政治

6月議会の質問も今日は、ちょうどなかびです。 初めて本質問の後の再質問、再々質問がされました。 県の執行部の答弁に対して、なかなか鋭い再質問があったりで、睡魔に襲われることなくしっかり聞かせていただき勉強になりました。

昨日は東京電力の株主総会でしたが、今日は中国電力の株主総会が広島でありました。当然、上関原発の問題が大きな議論になったことと思います。山口県が中国電力の筆頭株主でもあることから、今日の一般質問でも大いに議題に上がりました。 国の原発安全指針が出ないうちは、地方自治体としてなかなか踏み込んだことは言えないのかもしれませんが、国(いまのような状態では)のいうことは、どうも信じがたいので、自治体の長としての意見を知事が言われることを期待しています。 もちろん”脱原発”と。

県庁も議会棟も節電で、28度に設定されています。 議員のみなさんから暑いとの意見が出されたようで、今日から議場も上着なしでよいことになりました。 大賛成です。

泊まったホテルで詰めてもらったお弁当 有機栽培ばかりの食材でご飯も8穀米です


愛宕山を被災者集団移転用地に

2011年06月28日 | 政治

6月県議会初日(22日)に愛宕山を守る会の岡村代表と県議会各会派に、”愛宕山を被災者集団移転用地に” という請願のお願いに回りました。 昨日、民主・連合の会の賛同が得られ紹介議員が増えました。 民主党は政権与党として再編を進めている立場で、愛宕山に対する考え方も微妙なのですが、民主党県連としては 被災者の為 ということで理解をいただき感謝しています。

議会での質問が始まり2日が経ちました。 登壇される皆さんは堂々と質問をされます。 ただ、再質問や再々質問の時間がある(一般質問では)にもかかわらずどなたも再度質問をされません。

それから、議員の質問原稿を、てにをは くらいは違ってもいいから事前に提出してくださいと、職員から何度も言われました。 主人は国会で本会議や委員会での国会議員の質問集めをしていたことがありましたが、このことを知らせると大変驚いていました。 国会でも市議会でも事前に原稿をそのまま出す なんてことはなかったと言いました。 今回は私も出しましたが、次回から少し考えたいと思います。

愛宕山の請願(27日提出)


上関原発 知事延長認めず

2011年06月27日 | 政治

今開かれている6月山口県議会での質問の中心は、やはり震災と上関原発問題です。 昨日、知事は上関原発建設のための海の埋立て許可(公有水面埋立て許可)延長をしないと議会で答弁しました。 

この知事の発言を私は評価したいと思います。 来秋には埋立て許可の期限が切れ、延長をしないと計画通りに工事は進んでいきません。この3年間でもう埋立ては完了するはずでしたが、地元祝島の方々の強い反対もあり工事が遅れていました。 そこへ3月の大震災で工事はストップしています。

議会が終わり議場を出ると、祝島の方々が傍聴席から出てこられ、いつもとは違う穏やかな表情をしておられたのが印象に残っています。もう安心というのではないでしょうが、ひとまず知事の英断には私もホッとしました。

この6月議会で、上関原発建設中止の請願が出されました。 普通の住民の意見をぜひ議会にも反映させたいと思います。

 


草の根 臨時運営会議

2011年06月26日 | 政治

最近の岩国市の市政は、私達の手の届かないところで(私達には隠したまま)進められています。 例えば、岩国民間空港株式会社に、市の予算の8億円もが無利子で融資されたり、市の駐車場が突然売却されたり・・・・・そんな中、岩国市の国民健康保険料はここ3年でとてつもなく値上がりしました。 県内で2番目に高いのです。有力者や経済界に手厚い政策がとられ、普通の市民の暮らしはだんだんに絞られているように感じます。

民間空港開港は、空母艦載機の受入れと取引である、ということさえ知らない人もいます。

午後、草の根ネットワーク岩国の臨時運営会議が開かれ、市政をみんなの手の届くものにしよう! 市民に情報を隠さずつまびらかにしてほしい! という意見で一致し、来年1月の市長選挙に 井原勝介 を推すことが決まりました。

前回の市長選挙後、井原が岩国を捨てず皆さんを信じてがんばってきた姿を、私はずっと見続けてきました。 変なうわさ(風評)に惑わされないきちんとした判断を、市民の皆さんがしてくださるものと信じて私も裏方としてがんばります。

草の根ネットワーク岩国 臨時運営会議

明日から県議会の質問が始まります。 山口に泊まることになります。留守中の食事の準備などで忙しいです(主人は家事を何もしませんから)。


知事は政治家ではなく 評論家だったの?

2011年06月25日 | 政治

昨24日に北沢防衛大臣が記者会見で、知事は評論家的だと言っていました。 確かに、何でも地元岩国市や国の方針をきいてから(原発も)など、同じ県民の問題としてではなく、何だか”ひとごと”のような言い方をしていることがよくあります。 でも、”積極的に容認している”(大臣弁) 岩国市長よりは、ずっと市民の意思を大事にしてくれているようで頼ってみようか と思います。

米軍再編も原発も、交付金という麻薬のような札束で、住民の頬をたたき民意を曲げてしまう方法にはどうしても納得がいきません。 もっともっと真実をつまびらかにして、住民としっかり向き合わないといけません。 福島県富岡町長は、私達は騙されました と言われました。 

ところで、だいぶん前の私のブログ(5/9)で、被災地に行った記者(中国新聞岩国局 堀氏)のことを書きましたが、彼の被災地レポートが大きく新聞記事になっていました。 彼はシャベル1本を持って往復2800キロを車で走ってボランティアをしてきました。異臭に悩まされながらがんばった様子が書いてありました。私が仙台でボランティアをした時も、かなり臭いは立ち込めていましたが、今はもっと気温が上がってひどいことになっているのではないかと思います。 堀氏は、さすがに記者ですから地元の声、身内を亡くされた方の悲しみもしっかり取材していました。あの惨状を見たものでないとわからないことを、機会があるごとに伝えていきたいと思います。

サマツをいただきました(初夏に出るマツタケ)


由宇地区世話人会 ・ 知事のコメント(2) 

2011年06月24日 | 政治

岩国市の南部 由宇町でお世話人に集まっていただき県議選の反省や意見交換をしました。 県会議員って、お祭りに顔を出すことが仕事なのですか? と聞かれ、やっぱり皆さんはそんな感覚しかもっていらっしゃらない ということをあらためて認識しました。 それは今までの県議さんに責任があると思います。 そう言われないようがんばらなくてはいけません。

6月議会で一般質問をする予定で質問内容を考え、調べものをしながら少しずつ仕上げています。 県から来た書類に、質問願いを**日までに提出しなければ棄権とみなします、と書いてありました。 今議会で質問予定者は、会派代表質問を含めて18人です。 ということは30人の議員は6月議会へ出席だけして議員としての権利を棄権するということです。 全員が質問するというのは、大変なことですが、せめて議員の半数25名以上の質問者はあってもいいのではないでしょうか? こんなだからお祭りに行くことが議員の仕事だと勘違いされてしまうのです。

知事のコメントに対して、北沢防衛大臣が記者会見で反論していました。 大臣の発言は ”岩国市長は国の言うとおりにしてくれるが、知事は私(大臣)と会おうともせず、勝手なことを言ってけしからん” という趣旨でした。 普天間が片付かないのに、岩国の再編だけ進めるのは承知できないという知事の意見が、どこまで本当かはにわかに信じられませんが。 自民党政権時代はウエルカムだった再編に、政権交代したらちょっと消極的、やっぱり知事は民主党が嫌いなのですかねえ。

由宇のお世話人会         今日掘ったジャガイモ(植えるのが遅くなりましたが、大きく育ちました)

        


日米2+2会談 ・ 知事のコメント ・ 平瀬ダム

2011年06月23日 | 政治

21日にアメリカで行なわれた 日米安全保障協議委員会(2プラス2)。 これに対して 山口県の二井知事がコメントを発表しました。

1.地元の意向を尊重する  2.これ以上の負担増は認められない 3.普天間基地移設の見通しがたたないうちに空母艦載機の移駐のみを切り離して進めることは認められない  というものです。

これだけ読んだらひょっとしたら知事は、艦載機の移駐に反対してくれるのではないか?と期待する人がいるかもしれません。 地元の意見は、首長や住民投票で市民が反対している時期には、議会が住民の意見を代表しているから議会の意見をよく聞いて、と言い、首長が容認派に変わったとたん市長としっかり協議をして、と言いました。 つまり、国の希望通り岩国への艦載機移駐は。着実に進めたいのです。

また、普天間と切り離して・・・というところですが、沖縄に隠されて岩国だけは着実に陰ですすめられているのです。 今回の2+2で明記されなかったと言うことは、以前のまま進むということなのです。 テレビを見て私に連絡してくれた人は、怒っている人ばかりでしたが、だまされかけている人もいるのでしょう。 何でも本当のことをまっすぐに言わない政治家は、嫌いです。

錦川上流に造られようとしている ”平瀬ダム” を皆さんはご存知でしょうか? これについて勉強会をしました。 山口県が作った立派なプロパガンダパンフレットを見て、福島原発のときに作られた安全ビデオや愛宕山のばら色住宅地図を思い出しました。この件も、もっともっと検討しなければいけないと思います。

平瀬ダム パンフ


祝島の方々と ・ 県議会6月定例会

2011年06月22日 | 政治

今日から県議会が始まりました。 7月8日までの17日間です。開会より早めに県に着きましたら、議員の控え室に祝島の方々がたくさんおみえになっていました。 私の隣の部屋の佐々木議員を訪ねて来られたのですが、私もつい応援したくなって少しだけ仲間に入れていただきお話を聞かせていただきました。祝島は上関の原発立地予定地の真向かいのきれいな島です。30年間反対を貫いてこられ、ふるさとの海を守るため心血を注いでいらっしゃいます。我が家では、祝島のびわ茶をおいしく飲んでいます。

また、朝早く岩国を出発したのですが、愛宕山を守る会の岡村代表が私と一緒に県に行ってくださり、”愛宕山に被災者のための集合住宅を!” という議会に出す請願に賛同の署名を県議の方々にいただくため会派の部屋を一緒に歩きました。 気持ちよくサインをして下さった議員もおられました。 ”県議の政務調査費を被災地の義援金に!” という請願は紹介議員は私一人でしたが、サインをして提出しておきました。

午後からは、山口地裁で米軍基地沖合埋立の裁判(公有水面埋立承認処分取消請求訴訟)がありました。 県の埋立許可は、不当であるというものです。当初の埋立目的と変わっているのに(艦載機移駐を前提とした埋立方法に変わっているのに)初めの許可のまま推し進めていることは、やはり法律違反であるとあらためて確信しました。

朝、大急ぎで作っていったお弁当    祝島の方と       愛宕山に集合住宅の請願署名      

                     

 埋立て裁判  報告会

     


愛宕山に佐々木明美議員が来られました

2011年06月21日 | 集会

久しぶりに太陽が顔を出し、日中は30度に近いとても暑い一日でした。 早起きをして布団干しやシーツの洗濯など2台の洗濯機を計5回も回しました。 午後には洗濯物もカラッと乾いて室内干しをしなくてすみました。主婦の方は、私と同じく洗濯、掃除に忙しかった方もいらっしゃると思います。

明日から県議会6月定例会が始まります。 一般質問の準備や2種類の請願提出の打ち合わせなどで忙しい1日でした。 午前10時から愛宕山見守りの会に参加し、そこで岩国市に出した”愛宕山に被災者のための集合住宅を”という請願の報告と岩国市のいい加減な回答を聞きました。 遠く宇部から社民党県会議員の佐々木明美さんが愛宕山の集会に駆けつけてくださり、皆さんを元気づける力強いメッセージをいただきました。 佐々木議員は議員の先輩としても、女性としてもとても尊敬できる方です。議員の控え室は私と隣同士で、何もわからない私にいつもアドバイスをしてくださいます。

明日は、本会議が終ってから県議会に提出する”愛宕山”と”政務調査費”の請願を持って各会派に賛同のお願いに回ります。 国を挙げて震災復興に向けて進むべき時ですから、ぜひ愛宕山に被災者住宅を! という請願にはひとりでも多くの議員の賛同をいただきたいと願っています。

愛宕山集会

我が家の前に若い家族が新しい家を建てて越してこられました。 夕方になるとピアノの練習が聞こえてきます。 近所には高齢者の家が多い中、ピアノの音を近くで聞けるなんてうれしいことです。 高3まで下手でしたがピアノを習っていましたので、昔弾いた練習曲などが流れると懐かしいです。