九州電力と佐賀県知事との癒着が問題になっています。 数年前に開催された原発検討会議の意見集約や、福島原発事故後の住民意見会などでも、知事が電力会社に原発推進を頼むなんて信じられませんが、その裏には、交付金などのお金を自治体がもらいたいがためという美味しい話が隠されているのでしょう。 交付金をもらうために、仕分け人（蓮舫、枝野氏など）を赤坂の高級料亭で接待し、再編交付金を仕分け対象にしないでと頼んだ岩国市長（９・２３週刊朝日より）も佐賀県知事と同じ種類の首長です。
平瀬ダムの検討委員会が、今日開かれました。 これも上記のことと大差ない行政のやらせみたいなものだと思います。最初から ”ダムありき” で資料が作られ、あて職の委員により会議が行政主導で進められる、これでは民意は反映されません。 普通の住民の意見はどうしたら届けられるのでしょうか？ 今日はダム建設の賛否が採決され、賛成多数で建設すべきと決まったそうです。
9.23日付週刊朝日ー疑惑の接待ー
10月1日からの山口国体開会式のため、天皇皇后両陛下が行幸されます。 明日は、奉迎式典が山口で行なわれます。 お天気が少し心配ですが、私も末席の一人として参加いたします。
皇族をお迎えする場合には、特に儀礼が重んじられます。 外務省研修所で在外公館赴任前に、席順、服装、慶弔事などなど徹底的に教えていただきました。 友田二郎氏の ”国際儀礼とエチケット”という一冊の本が、バイブルとして今でも使われています。
例えば、ドレスコードについては、ホワイトタイ、ブラックタイ、フォーマル、セミフォーマル・・・・・・・と。 正式外交の場では、綿、麻生地はダメ、パンツ（ズボン）はダメ、靴のヒールは5センチ、コンビ・バックバンドはダメ、色は黒・茶・べージュまで、もちろんスカーフはもってのほか、手袋は白のみなど、本当に細かく規定されています。 在外では、たくさんの皇族の方々をお迎えしましたが（私などは若かったこともあり、隅の方で立っていただけでしたが）、とてもよい経験をさせていただきました。 皇族が来られるからと、一番高い着物や洋服、帽子、宝石などを身に着けていくのだけはやめていただきたいものです。 一番儀礼に反することですから。 明日から、ホスト役をつとめられる方々は、とても大変だろうと思います。
プロトコールのバイブル（国際儀礼とエチケット） 美味しいパンをいただきました、事務所のみんなのおやつにします
岩国市を流れる清流錦川、その上流に建設が予定されている”平瀬ダム” について、若者達が川の美しさを守ろうと懸命です。 山口県は、県民の意見を聞いてしっかり検討した結果、建設することが妥当だ、という結論を早く出して、年末までには国に予算要望したいようです。
川づくり検討委員会 を開いてはいるものの、その委員はほとんどが ”あて職”で、 委員会の資料はすべて県の方針通りに作られています。 美しい川を未来に残したいという若者の言葉もしっかり聞いていただきたいものです。 30日には、委員会が岩国市内で開かれるそうです。 国体開会を翌日にひかえ、天皇皇后両陛下の奉迎式典が30日にありますが、そんな中でさえ、委員会を開かなければいけないほど、急いでいるのでしょうか。
市内の病院で、日頃から大変お世話になっている方にばったり会いました。 病衣を着ていらしてびっくりしました。とてもお元気そうで、たった4日の入院だったそうですが、初めての入院で ”健康のありがたさをしみじみ感じました” とおっしゃっておいででした。 元気だということは本当にありがたいと思います。
岩国産のマツタケが、出荷されたと聞きました。 秋本番ですね。 今年は国産マツタケが食べられるかしら？
川下地区の知人から、おかずをいただきました（ひじきの煮物です）
昼間、岩国市内のあるお宅に伺ったとき、丁度ＮＨＫテレビで衆院予算委員会をやっていました。 野党は昨日の小沢氏元秘書の裁判関連で、小沢氏を証人喚問すべきであると追及していました。 国会の委員会がどのようにすすめられるべきなのか、私には知る由もありませんが、テレビを見る限り足の引っ張り合いばかりで、国民のため、震災復興のためとはとても思えませんでした。
中国でまた鉄道事故が起きました。 高速鉄道の事故があったばかりで、あの衝撃的な映像が記憶から消えないうちの事故です。 今度は上海の地下鉄だそうですね。 発展を急ぐばかりに安全が軽視されているのでしょうか。 中国にいる友人は、古い家並みなどが、政府の強引なやり方であっという間にビルになってしまう、と嘆いていました。 スラム街などは、夜間に火が点けられ朝には焼け野原となり、そのうち再開発されきれいなビジネス街となる・・・・・そんな光景を東南アジアに住んでいるときに目の当たりにしました。もちろん新聞では失火と報じていましたが。
上関町長選挙は、原発推進派がダブルスコアで勝利しました。 ただ、現職はこれまでの原発誘致路線からは少しトーンダウンして、原発建設なしの将来計画も考えていかなければならないとの姿勢も訴えての選挙だったようです。 私は、過疎化が進む町を救うのが、原発建設だとは思いませんが、目の前の生活がかかった町民の選択も決して責められないような気もします。 交付金が本当に町を潤すのではないのですが・・・・・。
福島の事故のことを考えると、このまま原発を推進していくことには、どうしても賛成できません。 東北の若いお母さん達が、自分の子供達の将来のことを心配している姿をみると、やはり母親のひとりとして、お金（交付金）でふるさとを売ってしまってはいけないと強く感じます。
小沢一郎氏の秘書の裁判があり、一審では有罪判決が出ました。 控訴をしてまだまだ先は長い裁判になるのでしょうけれど、政治とは、利益誘導をすることなのか？と、残念でなりません。 震災からの復興、財政の建て直しなど、政治が果たしていかなければならないことは、山ほどあるのに、この裁判や国会中継などをみていると、私たちの税金が無駄に使われているようで、はがゆい思いがします。 政治に関わるひとりとして、恥ずかしくない姿勢で頑張らなくては、とあらためて思います。
夕食にと届いたカレイのフライとサツマイモのてんぷら、お魚のアラの煮付け（買った材料はないそうです）
10月1日の山口国体に向けて、県内は盛り上がっています。 開会式と閉会式のリハーサルが昨日行なわれました。 岩国から開会式に参加する方が、”会場でこれまで何度か練習しましたが、元気よく演技します、楽しみです” とおっしゃっていました。 選手の活躍ももちろんですが、裏で支える大勢の人の力に感謝し、順位よりも温かい元気な大会となるといいですね。
ネパールで飛行機が墜落しました。 日本人にも人気で、ずっと以前私もヒマラヤの山々を見るこの遊覧飛行に乗ったことがあります。 とても小さなプロペラ機で、機体も古く座席もぼろぼろでしたので、何となく不安だったことを思い出します。 でも、航空会社の人は、山の合間をぬって飛ぶのでプロペラ機のほうが安全で、パイロットも熟練していますから安心ですよ、と言っていました。
大相撲秋場所が今日千秋楽でした。 優勝は横綱白鵬、関脇の琴奨菊、稀勢の里が大活躍、下関出身の豊真将が10勝して、来場所は三役昇進ですね。 体調をくずしている父も喜んでいるかもしれません。
久々玖珂町の草の根農園にみんなで行きました ネパールでプレゼントしてもらったタンカ（曼荼羅）我が家の玄関に
あんな事故を起こしたにもかかわらず、野田首相は国連本部で、日本は原発をこれからも輸出し続けると演説しました。 産業界（例えばＨ社、Ｔ社、Ｍ社など）から圧力がかかったのだと思います。 原発施設を造っている有力企業は、死活問題なのかもしれませんが、今に至っても原発輸出と首相が国際舞台で言うなんて、とてもがっかりです。
震災の後、ある大企業の重役と会う機会があり、いろいろ福島原発について話をしました。 放射能の被害はとてつもなく大変だ！という彼に ”でもあなたの会社も、原発を造っているんでしょう？” と言ったら、”う～～～～ん” と渋い顔をしました。
普天間問題も、アメリカに早くしろ！と迫られ、”県民の理解が得られるよう全力を挙げます”と言い・・・・毅然として業界や外国の圧力に真っ向から異を唱えることの出来る日本の首相はいないのでしょうか? でも大統領の前で、エルビスプレスリーのふりをして下手な英語で歌をうたった人よりはましかもしれません。
先週、今週と連休が続き、錦帯橋は観光客でとてもにぎわっていました。 山はまだ紅葉していませんが、静かな錦川の流れと5連の橋がとても美しく、私も車を停めて見とれてしまいました。
沖縄県知事は日米首脳会談の直前にアメリカへ行き、普天間基地の辺野古（県内）移設を承諾できないと、講演しましたが、日米外相会談や首脳会談では、沖縄県内移設を確認したそうです。 いつもロードマップどおりと首脳同士は言いますが、現実の状況とはかけ離れて会談の合意だけが一人歩きをしているように感じます。それに首脳の思惑通りに、決して進むはずもないことは、誰の目にも明らかです。
そこで、山口県の愛宕山の米軍住宅ですが、知事はいつも”普天間の見通しが立たない限り・・”と決まって前置きして、岩国だけを先行することはありません、との見解です。 日米首脳会談で普天間問題が確認された、ということを”見通しが立った”とこじつけて、愛宕山を米軍住宅にすることを容認するつもりなのでしょうか。 12月までに防衛省に売りたいようですが、普天間問題の見通しは全く立っていませんし、年末までに片付くような簡単なことではありません。
上関町長選挙についての知事の記者会見の言葉を、”興味はあるが、かかわりません” と昨日のブログに書きましたが、正しくは ”関心はあるが、ただ結果を見守る” でした。 昨夕のニュースをチラッと見て書いたので、正確ではありませんでしたが、当たらずとも遠からずですね。
周南市（旧徳山市）の須金の梨をいただきました、また手作りのお茶（10種類くらいの薬草が入っています）も一緒に届けてくださいました
原発で揺れる山口県上関町の町長選挙が、昨日告示されました。 これまで長い間、原発推進派が勝ってきました。 今回は、”原発に頼らない町づくり” が争点になっているようです、それならこれまで推進派だった候補の主張は矛盾するのではないかと思います。 今夕のローカルニュースで、知事の定例記者会見が流れていました。 上関町長選について ”興味はあるが、かかわりません”みたいな表現だったかと思います。 いつも大事なときには、地元の意見を尊重してとか、国の方針が決まってからとか・・・・山口県のことの全責任は知事にあるのに、と悲しくなってしまいました。
昨夜は実家で父を看病しましたが、父が眠れないと度々私を起こすので、ずっとテレビをつけていました。 ＮＨＫでは一晩中、台風情報をやっていました。 日中もずっとそれでしたね。 山口県では大きな被害はありませんでしたが、紀伊半島や名古屋、東京、そして被災地まで、速度が遅いせいか大変な被害です。テレビで濁流が映されると、2005年の錦川の洪水を思い出します。 私もここがゼロメートル地域ですので、車で高台に避難し、一晩を過ごしました。
今ではほとんど見られなくなった”はぜ掛け”のお米（こうすると特別に美味しいです）
錦川流域は、立派な山が多く昔から林業が盛んでした。 しかし、今では材木も外材に押され、植林された山が放置されているところも多く見られます。 ”地域における木造住宅生産体制の強化に向けて”という林野庁の資料を見せていただき、地元岩国の工務店の方と勉強会をしました。
地産地消が叫ばれている昨今、農産物については運動がされ始めていることが目に見えていますが、特に木材についてはあまり私たちに周知されていないような気がします。 山口県も森林税を徴収しているのですから、長い目で見た森林整備計画を立てていかなければならないと思います。 私自身もまだ勉強途中ですので、今度、行政に聞いてみようと思います。 我が家も実際に、広い山林を抱えているので、当事者としてもとても関心があります。
話は全く変わりますが、よく外国人の人から不思議がられるのは、日本人はどうしてサプリメントが大好きなのですか？ テレビのコマーシャルでもそればかりが多いですね、ということです。 そういえば、コラーゲン、ヒアルロンサン・・・・・・・などなど、私はこの齢でこんなに元気です！みたいな宣伝ばかりですね。 それがいけないというのではありません、高齢化社会になって健康志向が高まっているのでしょう。 因みに私は、全く摂っていません、健康に対して疎いのでしょうか、元気ということでしょうか？
