誰でも慣れ親しんだ我が家で、余生を送りたいですし、そこで天寿を全うできたらどんなに幸せなことかと願っています。 しかし、なかなかそれが叶わず、病院や遠くの施設でお世話になることが多い昨今です。 今それ(在宅)を身をもって実現している女性がいっらっしゃいます。 彼女は、もうすぐ米寿をむかえ、40年もリュウマチを患い、脳梗塞や骨折など満身創痍と言っても過言ではありませんが、私財を投げうち地域の高齢者が集まって楽しめる場を提供し、また地域の配食サービス、樹木の剪定などお手伝いされるボランティアのみなさんと精力的に活動しておいでです。
”合歓の家”と名付けられたその施設が開設されて、10周年のお祝いが開かれました。今ノーベル賞が次々発表されていますが、私は心の中で、この方に 岩国のノーベル賞を差し上げたいと思いました。 職業を持ち、母乳で子育てをし、嫁として舅・姑に仕え、軍人だった厳格なご主人にも従い、それでいて自分というものを失わず強く生きてこられたこの方は、とてもまねはできませんが、私が目標としている女性です。
午後市民会館で”草の根”の大会が開かれました。 広島から弁護士の山田先生をお迎えして、岩国の基地関連の裁判や、現代の貧困問題など今の政治の問題などについて、講演していただき、参加した皆さんも熱心に聞いておられました。 私も、9月県議会の報告を、新知事、基地問題、政務調査費などについて話をさせていただきました。
合歓の家 お祝いの様子 草の根大会