はじめてのマンドリン

ある日突然、マンドリンの音色に恋をした
初めて手にした時から、ささかやかな感動を綴っています

本「あの頃の誰か」

2011-11-21 10:38:58 | 本・映画・ドラマ
東野圭吾さんの「あの頃の誰か」を読みました。

裏表紙に書かれていたのは…
“メッシー、アッシー、ミツグ君、長方形の箱のような携帯電話、クリスマスイブのホテル争奪戦。
あの頃、誰もが騒がしくも華やかな好景気に踊っていました。時が経ち、歳を取った今こそ振り返って
みませんか。東野圭吾が多彩な技巧を駆使して描く、あなただったかもしれない、誰かの物語。
名作「秘密」の原型となった「さよなら『お父さん』」ほか全8篇収録。”

東野さんが、昔書いて、置き去りにされていた(?)、短編を集めて収録したもののようで、
昔懐かしい香りが、漂っていた。

短編集は、誰が書かれたものでも、さらりと読めるものの、後に印象が残らない感じのものが
多く、あまり好んで読まないのだけれど、東野さんの短編って、どんなのだろう?と心惹かれて
読んでみた。

「さよなら『お父さん』」は、確かに、どこかで読んだことがあると感じたのだけれど、
“秘密”の原型だったのか…ってのは、読んだ後に気付いた^^;

8篇の中では、“再生魔術の女”ってのが、好きだったかも。

でも、やっぱり、東野さんのは、長編がいいな。

コメント
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