井倉洞へ行ったのは、もう2週間くらい前のことなのに、こんなに長く放置してしまった^^;
ふとした気の緩みに、するりと入り込んできた風邪にやられてしまって、どうも、
くた~~~っとした日々が続いてしまっている^^;困ったものだ。
綺麗な紅葉を見に行きたいと思っているのに、晴れわたる空をうらめしそうに眺めつつ、
布団にくるまって過ごす時間は、なんとも、悲しい^^;
そういう記憶は何度となくあるので、紅葉のきれいなこの時期、私は、よく風邪をひいている
ということなのだろう^^;
今年の風邪は、咳が出る…というのが特徴的だと聞いたのだけれど、私の風邪は、
咳は出ず、ひたすらけだるく、食欲がない^^;ほんとに風邪?と思うほどだ。
流行りのものには影響されたくなく、わが道を行きたい…天邪鬼な性格は、こういうところにも
出るのだろうか?^^;
おっと、前置きが長くなってしまった。
井倉洞である^^。
日本に鍾乳洞っていくつくらいあるのかしら?なんて調べてみたのだけれど、全然わからなかった。
きっと、数えられないほどたくさんあるということなのだろう…か?^^;
井倉洞へ行く途中、紅葉がきれいなので立ち寄った、鬼ケ嶽。
紅葉は、もっと町の方までやってきているので、このあたりは、すっかり紅葉も終わり頃なのだろうか。
これも、途中立ち寄った、絹掛の滝。
高さ50mだそうです。
このあたりは、今ちょうど紅葉が、美しくなっているのかも^^。
井倉洞に到着。
この歩道橋を渡り、右下へ降りたところが、入口になっていて、中はずっと上りが続き、
その後下って、、、この写真の左上の方の、黒く開いたところへ出てくる。出口である。
歩くコースは、全長1.2km。高低差90m、洞内15~16℃だそうな。
夏訪れると涼しく、冬は暖かく感じるのだろう。
いただいた、パンフレットに書かれていた説明をそのまま、掲載させていただくと…
『井倉洞のある阿哲台地は石灰岩でできたカルスト台地。石灰岩は、何億年も前に、海の底に溜まったサンゴや、小さな生物のカルシウム分が石になったもの。石灰岩は、二酸化炭素を含んだ水に溶ける性質があるので、石灰岩でできているカルスト台地には大きな洞穴がたくさんあるのです。地下水の流れが岩を溶かし穴をつくり、その水に溶け込んだ石灰分がつらなってできたのが鍾乳石です。何億年もかかって自然の営みが造り上げた地球の息吹を、井倉洞で体験してください。
井倉洞の中で、ずっと聞くことができる水の音。地球は、その水があるから生命が誕生したと言われています。鍾乳洞だって、太古の生物が石になってできているのです。とてもとても長い時間をかけて、流れ落ちた水が、少しずつ鍾乳石や石筍を造り、それがつながって石灰柱ができあがります。水が作る形は繊細で、美しい石のカーテンのようです。また、水のあるところには新しい生命が生まれています。洞穴の中を探してみると迷い込んだ木のタネが芽を出しています。』
ですって^^。
確かに、歩いている間、上から落ちてくる水、足元を流れる水、いろんな水の音を聞きながら歩いていました。
地球って、長い間生きているのね~~~ってのを、感じられた、不思議な時間でした(^-^)
洞内にあった滝を、上から写したもの。水はどこまで落ちていくのかしら?
さほど大柄でもない私が、身体を横にしたり、屈んだりしないと通れないようなところがたくさん
あって、屈みつつ登り坂をあがっていくのは、結構きついんじゃないかしら?
なんて思ってしまいました(^^ゞ
写真を撮るのが好きな私には、とても魅力的な被写体たち~だったのだけれど、
上からぽたぽた落ちてくる水から、カメラを守るのは、結構…大変でした(^^ゞ
上から落ちてきたら、ぐさっと刺さりそうで、怖いな~って感じの石。
池のように水が溜まってるところに、筍がにょきにょき生えたような形の石がたくさん。
確かに、地球の息吹…たくさん感じました(^-^)
日本鍾乳洞めぐりなんてのも、素敵♪
そんな風に感じさせてくれた、井倉洞でした。