村上春樹さんの本『女のいない男たち』を読みました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/74/e5/e981c06252340561cea544212ebb8598.png)
ハルキストというほどではないけれど、村上春樹さんの書く文章は、とても好きだと思う。
なので、比較的、よく読んでいる方かもしれない。
短編集って、あまり読んだ記憶がないなぁと思っていたら、9年ぶりなのだそうだ。
6篇収録されていて、
最初から、「ドライブ・マイ・カー」「イエスタディ」「独立器官」まで読んで、
なんだか、今あで読んだ村上春樹さんの雰囲気と少し違う感じがするけれど、それは、
短編だからなのかなぁ?なんて思ていたら、
次の「シェエラザード」「木野」「女のいない男たち」は、誰が書いたと教えられなくても、
読んでいると、自然と、村上春樹さんの書かれたものだとわかるくらいに、
村上ワールド(っていうのかな?)全開だった。
謎が多い…これってどういうこと??など考えつつ読むのも好きなのだけれど、
私は、どうして、村上春樹さんの文章が好きなのかな?なんて、頭の隅っこで
考えつつ読んでいた。
例えば、シェエラザードは、読んでいて、「1Q84」のことを思い出した。
羽原という男性は、何故か、どこかの部屋に軟禁されている状態で、
日々の生活には支障がないように3日に一度、女性が通ってくる。
そういう設定が、何故なのかは、さておき…その2人の間の会話などを中心に
話は進んでいく。その会話も、なんだか不思議ではあるのだけれど、
女性が通ってこなくなったら、関係はおしまい。
ということが言いたいのか?そうじゃないのか?
おそらく、100人の人が読めば、100人とも違うことを感じたり考えたりするのだろうと
思うところが、村上春樹さんの小説のおもしろさなのかな。
「謎」は「謎」として話が進んでいくあたりが、不安定な気持ちの上に、
いろんな出来事が起こるので、ふわふわ気持ちが漂っているような感覚になるところが
好きなのかな?
それとも、人と人との距離感とか、関係性が、とても、、一定の距離を保った感じで
描かれているところも、好きなのかもしれない。
読んでいて、BGMとして、音楽が聞こえるような感じもとても好き。
うまく表現できないけれど、世の中のハルキストさんたちは、どういうところが
好きなのかな?(ちょっと訊いてみたい)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/74/e5/e981c06252340561cea544212ebb8598.png)
ハルキストというほどではないけれど、村上春樹さんの書く文章は、とても好きだと思う。
なので、比較的、よく読んでいる方かもしれない。
短編集って、あまり読んだ記憶がないなぁと思っていたら、9年ぶりなのだそうだ。
6篇収録されていて、
最初から、「ドライブ・マイ・カー」「イエスタディ」「独立器官」まで読んで、
なんだか、今あで読んだ村上春樹さんの雰囲気と少し違う感じがするけれど、それは、
短編だからなのかなぁ?なんて思ていたら、
次の「シェエラザード」「木野」「女のいない男たち」は、誰が書いたと教えられなくても、
読んでいると、自然と、村上春樹さんの書かれたものだとわかるくらいに、
村上ワールド(っていうのかな?)全開だった。
謎が多い…これってどういうこと??など考えつつ読むのも好きなのだけれど、
私は、どうして、村上春樹さんの文章が好きなのかな?なんて、頭の隅っこで
考えつつ読んでいた。
例えば、シェエラザードは、読んでいて、「1Q84」のことを思い出した。
羽原という男性は、何故か、どこかの部屋に軟禁されている状態で、
日々の生活には支障がないように3日に一度、女性が通ってくる。
そういう設定が、何故なのかは、さておき…その2人の間の会話などを中心に
話は進んでいく。その会話も、なんだか不思議ではあるのだけれど、
女性が通ってこなくなったら、関係はおしまい。
ということが言いたいのか?そうじゃないのか?
おそらく、100人の人が読めば、100人とも違うことを感じたり考えたりするのだろうと
思うところが、村上春樹さんの小説のおもしろさなのかな。
「謎」は「謎」として話が進んでいくあたりが、不安定な気持ちの上に、
いろんな出来事が起こるので、ふわふわ気持ちが漂っているような感覚になるところが
好きなのかな?
それとも、人と人との距離感とか、関係性が、とても、、一定の距離を保った感じで
描かれているところも、好きなのかもしれない。
読んでいて、BGMとして、音楽が聞こえるような感じもとても好き。
うまく表現できないけれど、世の中のハルキストさんたちは、どういうところが
好きなのかな?(ちょっと訊いてみたい)