はじめてのマンドリン

ある日突然、マンドリンの音色に恋をした
初めて手にした時から、ささかやかな感動を綴っています

真鍋島のおばあちゃん

2011-11-13 23:55:41 | 日々あれこれ
今日は、コンサートを通じて、人の人情に触れ、真鍋島のおばあちゃんと話した日のことを、
思い出してしまった(^^ゞ

少し前に、無料で招待していただいたバス旅行で、松山へ行った時のことである。
偶然隣の席になったのは、真鍋島から来られている、おばあちゃんだった。

お年は聞かなかったので、よくわからないけれど、たぶん、私の母と同じくらいのお年頃なんじゃ
ないかしら?と思った。

その島で生まれ、その島で、漁師さんに嫁ぎ、ずっと、島から出ることなく、生きてきたおばあちゃんの
お話は、私には、経験も想像もしたことがないような、人生を歩いてこられたんだなという雰囲気に
満ちていて、とても興味深いものだった。

だんなさまは、既に他界され、息子さんと、娘さんが、岡山県の本州(島ではないという意味で)に
お住まいだということで、芝居と温泉が大好きだから、ちょくちょく、出かけてきているんよ・・と、
笑った顔が、とても素敵なおばあちゃんだった。

年々過疎化が進んでいるようで、ちょっとさみしそうだったけれど、いつか…島を訪れる機会が
あったら、訪ねてみたいなぁなんて思ったりもしている。

そんな風に思えたほど、素敵な出会いだった(^-^)


バスが走っていく中、いろんなお話をしたのだけれど、
海の風景が大好きな私…に対し、おばあちゃんは、毎日海ばかり見てるから、
山の中、川を見ながらの風景は、とても新鮮なようで、窓にかぶりつきで、
外の風景を、見ていらっしゃったのが、とても印象深かった。

自分にとっては、日常的なことが、その人にとっては、非日常的なことであり、
自分にとっては、非日常的なことが、その人にとっては、日常的なことである。

そんなことは、人それぞれ、違う人生を歩いているのだから、当たり前のこと
なのだけれど、それが、すごく顕著に“違う”ってことが、インパクト強いもの
なんだなぁ…って、思ったからかもしれない。

そのおばあちゃん…とても前向きに、人生楽しんでるって感じで、素敵だった。
いつまでも、いろんな話を聞いていたいと思った。

やっぱり、私は、岡山に来て、人との関係に、飢えているのかもしれない^^;
なんて、ふと思った。

来週は、楽団の人たちと、年に1度のレクで、真鍋島のお隣、白石島へ
遊びに行くことになっている。
人との関係を、今よりも少し、深められるといいな(^-^)

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ふれあい祭りでのコンサート

2011-11-13 23:27:56 | マンドリン
楽団のコンマスさんがお住まいの地域で、ふれあい祭りというのが催されていたようで、
その中の1つの催しとして、1時間ばかり演奏してきました^^。

畳の間での演奏は、はじめてだったような気がする。
地域の方々同士が、みなさんお知り合いということや、世代を越えた交流をはかろうという催し
だったようで、子供たちから、お年寄りまで、年代様々な方が聞いてくださり、
一緒に歌ってくださり、曲当てクイズを楽しんでくださりで、演奏する側と、聞く側という風に
分かれるのではなく、一体感を感じつつ、楽しく弾くことができたのは、嬉しかった。

その後、聞いてくださった方々とも、交流を深めるという意味で、お昼ご飯を、一緒にごちそうして
いただき、不思議な感じで、お昼ご飯をいただいた。

地域の人たちが集まって、いろんな催しを楽しんだり、お昼ご飯を食べたり…なんていう機会は、
ほとんど経験したことがないので、こういうの…いいなぁ~。
地域みんなで、子供たちを見守って育てているっていう、少し昔の日本~って感じが、しみじみ
してしまったので。

町では、隣近所との関係が、疎になる一方で…私なんて、今住んでいるところでは、
隣の人の、家族構成はおろか、名前も顔も知らないという現状。

そのギャップを、ひしひし感じてしまった今日だった。
人の心の温かさ、つながり、そういうものが、ちょっぴりうらやましく感じられた。

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