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イギリス/ストックポート日報 《England/ Daily Stockport》

イギリス北西部の歴史ある街、ストックポート Stockportから(ほぼ)日替わりでお送りする、イギリス生活のあれこれ。

いもむしの成長を見守る親心  ・

2015年10月17日 09時00分00秒 | 英国の動物
いもむし。

この手の話題や写真がおいやな方、ごめんなさい。

枯れかかったナスターチウムの茎にびっしり付いてた、糸のように細い、いもむし9匹。

家族の反対を押し切って、救助。

救助したいのなら、裏庭に元気に咲いてるナスターチウムにうつせばどうか、という夫の正論を無視。
ボールに入れて室内で飼うことにしました。

家に入れてから3日ほどで、3倍の大きさに成長。ものすごい量の、ナスターチウムの葉(裏庭から摘んできました)をひっきりなしに食べ続けてました。


9匹でこの1・5リットル容量のボールにぎっしり5杯分は食べました。

かわいくて、朝起きたら、いもむし観察。外から帰ってもいもむし観察。

毎日一匹一匹つまみ出して、他のボールに移してボールを洗って、いもむしを戻して、新しい葉をボールに山盛りに入れます。

半日で食べきります。

いもむしがナスターチウムの葉を食むひそやかな音が、静かな時にきこえます。

家族の評判はやっぱり悪い。
上の息子はかろうじて時々覗き込んで顔をしかめていますが、夫と下の息子は完全無視。

「お母さんがキャタピラー(いもむし)の話ばっかりするから下に行きたくない」とも。


庭の花盛りだったナスターチウムが台無し!

写真を盛り上げるため、花も入れてみたら、あっという間に食べられちゃいました。


1週間がすぎたころ、食欲減退。動きも鈍って、ボールのふち近くに垂直体勢で静止し始めるものが続出。


しばらくモゴモゴしていたと思うと、ぴたっととまって、見る見るうちに体が縮んで硬直。


数分で、驚きの変色。

さなぎになって、

今この状態。


羽化したら、外は晩秋、どうしようか、まよっています。蝶になって外をひらひらまう時期はすぎてます・・・


ナスターチウム、花も葉も茎も食べられます。コショウのような風味です。


ほっといてもかってにふえるので、「イングリッシュ・ガーデン」に欠かせない、古びた石垣などを這い下りるようなアレンジ向きの花。


↓↓↓画像をクリックしてください。はい、ありがとう。





コメント (8)
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