イギリス/ストックポート日報 《England/ Daily Stockport》

イギリス北西部の歴史ある街、ストックポート Stockportから(ほぼ)日替わりでお送りする、イギリス生活のあれこれ。

やっぱりかわいい、イギリスの焼き菓子ふたたび タート

2016年03月08日 09時00分00秒 | 英国のお菓子とデザート
日本では「タルト」っていいましたっけ?

スーパーで出来合いを買ってきました。いろいろな味の寄せ集め ジャム・タート assorted jam tarts

スーパーのオリジナルブランドで、12個入ってたったの1ポンド45ペンス。(250円ぐらいですね)


赤黒いのは、ブラック・カラント(日本では、カシスとフランス語で呼んでいるはずです)オレンジ色のは、アプリコット、赤いのは、ラズべりー。

以上の3つの果実はイギリスのお菓子作りには欠かせません。ジャムにされ、お菓子の味付けとして最も一般的な3種類なのです。


といっても材料の大半は砂糖です。果実はもちろんほんの風味付けにすぎません。

見た目どおりの、味です・・・つまり、甘い!です。

こちらは、レモン・カード・タート lemon curd tarts



カードは日本ではあまりなじみがないと思います。
卵黄で溶いた砂糖に柑橘類の果汁と皮をまぜて煮込んだペーストなのです。

タートやパイの中身に使われるほか、トーストやビスケットにつけて食べてもおいしいですよ。

ジャムは伝統的には保存食ですが、カードは卵黄ベースなので保存が利かず、冷蔵庫と合成保存料が発明されるまでは作ったその日に食べられていたそうです。

今では瓶詰めで売られています。開封したあと冷蔵庫で数週間保ちます。

瓶詰めのカードはタートに詰まったツヤツヤで鮮やかな黄色のカードとちょっとちがって、淡い黄色のつや消しのねっとりしたペーストです。

それだけで甘いカードと、こってりしたタートのくみあわせは、やっぱりかなりくどいです。

個人的には、トーストにつけて食べると甘さのバランスがちょうど良いと思います。


といっても、小さいので2つぐらいは食べられちゃいます。


かすかな酸味と苦味もあって、ジャム・タートよりは大人むきの味です。

直径30センチぐらいの切り分けて食べる大型サイズもあります。
生クリームや、レモンの輪切りで飾ってあることもあります。


↓↓↓画像をクリックしてください。はい、ありがとう。






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