この写真は昨日、日曜日にとりました。私の職場、高齢者ホームの食堂名物、毎週日曜の週替りサンデー・ロースト Sunday roast。
サンデーロースト(ローストディナーともいいます)は昔ながらの肉料理で、家族全員がテーブルを囲める日曜のお昼ごはん。
週に一度のご馳走です。
家庭では、伝統的に午後2時、3時ごろから だらだらと夕方まで食べ続けるのが本格的。
夕食は抜きか、ごく軽くすませます。
お昼ごはんは「ランチ」では?
はい、確かにアメリカ風にランチとよぶ人たちも増えて来ています。特に若い人たちを中心に。
イギリスでは昔から昼食を「ディナー」夕食を「ティー」とよんでいます。
お昼にしっかり食べて夕方は軽く、という時代の名残だそうです。
今でも、特に退職して高齢者ホームにいるお年よりは、昼にビストロで他の入居者とテーブルを囲んでホットディナー、夕食は1人でチーズとビスケットかサンドイッチ、の人が多いんです。
ドイツや北欧でも似たような習慣がある、と聞きました。
今では家族が揃う夕食を一日で一番重要な食事にして、「ディナー」と呼ぶのも一般的になってきています。
いまだに夕食を「ティー」とよぶのは労働者階級出身のしるし、と根拠に欠ける説を唱える人もいます。
家庭や、地域によっても言い方が異なるので混乱のもとにもなっています。
北部で根強いのはたしか。北西部、お年寄り相手のうちの職場では、ディナー(昼)、ティー(夕)で統一しています。
さて今週のサンデー・ローストはロースト・ポーク roast pork。
オーブンで長いことローストした大きなかたまりのポーク。
薄くスライスしてあります。
お肉から出る脂で、外はこんがり中はしっとり汁気たっぷり。
小なべに煮立った(ポーク・スライスが漬かってるのとは別の)グレービーをとろりとかけてくれます。
黄色いこんもりはアップル・ソース。ポークにはかかせません。
赤茶色のカリカリはクラックリング。ブタの皮をブタの脂でこんがり揚げたもの。
カロリー高そう。
噛みしめるとポークの滋味がじわっと広がる。
マッシュトポテトとローストポテト。家庭やレシピ本によって作り方が違います。
これは日本でもおなじみなめらかタイプのマッシュですね。クリームか牛乳がはいってるはず。
私の家のは、イギリス人の夫のおふくろの味、ぼそぼそ、ごつごつした舌ざわりで、食卓でホースラデイッシュ(白いわさび)のペーストを混ぜて食べます。
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サンデーロースト(ローストディナーともいいます)は昔ながらの肉料理で、家族全員がテーブルを囲める日曜のお昼ごはん。
週に一度のご馳走です。
家庭では、伝統的に午後2時、3時ごろから だらだらと夕方まで食べ続けるのが本格的。
夕食は抜きか、ごく軽くすませます。
お昼ごはんは「ランチ」では?
はい、確かにアメリカ風にランチとよぶ人たちも増えて来ています。特に若い人たちを中心に。
イギリスでは昔から昼食を「ディナー」夕食を「ティー」とよんでいます。
お昼にしっかり食べて夕方は軽く、という時代の名残だそうです。
今でも、特に退職して高齢者ホームにいるお年よりは、昼にビストロで他の入居者とテーブルを囲んでホットディナー、夕食は1人でチーズとビスケットかサンドイッチ、の人が多いんです。
ドイツや北欧でも似たような習慣がある、と聞きました。
今では家族が揃う夕食を一日で一番重要な食事にして、「ディナー」と呼ぶのも一般的になってきています。
いまだに夕食を「ティー」とよぶのは労働者階級出身のしるし、と根拠に欠ける説を唱える人もいます。
家庭や、地域によっても言い方が異なるので混乱のもとにもなっています。
北部で根強いのはたしか。北西部、お年寄り相手のうちの職場では、ディナー(昼)、ティー(夕)で統一しています。
さて今週のサンデー・ローストはロースト・ポーク roast pork。
オーブンで長いことローストした大きなかたまりのポーク。
薄くスライスしてあります。
お肉から出る脂で、外はこんがり中はしっとり汁気たっぷり。
小なべに煮立った(ポーク・スライスが漬かってるのとは別の)グレービーをとろりとかけてくれます。
黄色いこんもりはアップル・ソース。ポークにはかかせません。
赤茶色のカリカリはクラックリング。ブタの皮をブタの脂でこんがり揚げたもの。
カロリー高そう。
噛みしめるとポークの滋味がじわっと広がる。
マッシュトポテトとローストポテト。家庭やレシピ本によって作り方が違います。
これは日本でもおなじみなめらかタイプのマッシュですね。クリームか牛乳がはいってるはず。
私の家のは、イギリス人の夫のおふくろの味、ぼそぼそ、ごつごつした舌ざわりで、食卓でホースラデイッシュ(白いわさび)のペーストを混ぜて食べます。
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