投稿手続きの不備で日が開いてしまいました。
土曜日に、バクストンで見かけたウィペットwippet という種類のイヌです。
「窓辺のウィペット」(前回の記事参照)を見かけたその翌日です。
ストックポート日報ではすっかりおなじみの、ピーク・ディストリクトの鉱泉の湧く町、バクストン Buxton にわざわざまた行った理由は...
うちの娘が、ドイツから来てうちに滞在しているインターネット・ゲーム友達とピーク・ディストリクトを散策したいという強い希望を言ったものですから。
バクストンの町はずれにある初心者向き丘陵散策コースの出発地点ソロモンズ・テンプル Solomon's Temple までクルマに乗せていって放置してきました。
クリスマス・ムード満開の、それでもみぞれ雨が降る暗くて冷たい12月の午後、時間つぶしのためにバクストンの町に立ち寄った私たちが行ったのは...
オペラハウス Opera House(右)に隣接したパビリオン Pavilion という細長い温室の中にあるカフェで過ごすことにしました。
お花屋さんになっている左側の入り口を入ったら....
クリスマス・ソングをホルンで奏でるサンタクロースが何だか物哀しいムードを醸しだしていました。
パヴィリオンの奥では定例のアンティーク・マーケットが開催されていました。
入場料2ポンド50ペンス、60歳以上の夫は2ポンドを払って入場しました。
私はそもそもモノを売る催しに入場料を取る仕組みには納得できないのですが...
そうそう、今日の話題はイヌでした。
ウィペットのウィニーはマーケットに出品しているアンティーク・トレーダーの1人が店番要員として連れてきていた飼い犬です。
英国原産のウィペット、見かける頻度は実はかなり低いのです。
2日続けて見かけたのは全くの偶然です。
レースドッグのグレイハウンドを改良した縮小版で、見た目も特性もそっくりです。
イタリア原産の古い犬種を英国で改良した貴族の狩猟犬だったのがグレイハウンドです。
ウィッペットは小作人に払い下げられたグレイハウンドに小型犬種を掛け合わせてネズミやイタチなどの小動物を捕獲するために作り出された庶民的な狩猟犬なのだそうです。
どちらも敏捷で走るのが早く、性質がおとなしいことで知られています。
寒がりなところも同じです。
屋内ではフディー(フード付きのトレイナー)を着ていただけのウィニーは、外の公園に連れ出してもらう前にヒツジのもこもこフリースで裏打ちされたコーデュロイの外套を着せつけられていました。
夫と私はけっこう暖かくて快適な屋内でのアンティークあさりを楽しめました。
夫は銀メッキのスプーンとフランス製の魚の形の栓抜きを買いました。
アンティーク・フェアは週末だというのにガラッガラ。
ウィニーと飼い主の男性はとなりのディーラーにでも店番をたのんだのか、なかなか帰ってきませんでした。
手に取って商品を見ていると、こちらが値切るわけでもないのに正札に書かれた値段より安めの値段を持ちかけてきます。
パビリオンの大部分は現在修復工事中です。
ドームの下がアンティーク・マーケット会場です。
パヴィリオンに沿って私がかつて見た中で最もショボく、最も悲しいだーれも訪ねる人のいない「クリスマス・マーケット」が寂しく静かに開催されていました。
(人がいないのは天気のせいですね)
迎えに行った娘と友達は風のために丘のてっぺんのソロモンズテンプルまでは行ったものの、丘陵散策はすぐにあきらめて丘の上の古いマーケット街にあるパブに入って昼食を食べ、ずっとおしゃべりをしていたようです。
私たちは、ハイキング慣れしていなくて、しかも装備もかなり不備だったこの2人が寒い冬に荒涼としたピークディストリクトを本当に歩きたいのかといぶかったものですが、案の定、ハードルがたかすぎたようです...
グレイハウンドに関する過去の記事を見つけました☟
イギリス原産犬2種、ずんぐりむっくりとほっそりスマート、どちらも茶のブチ....状況も同じ
動物愛護王国イギリスの知る人ぞ知る動物虐待の真実、それでも人々の善意が定着させた引退レース・ドッグ引き取り活動
土曜日に、バクストンで見かけたウィペットwippet という種類のイヌです。
「窓辺のウィペット」(前回の記事参照)を見かけたその翌日です。
ストックポート日報ではすっかりおなじみの、ピーク・ディストリクトの鉱泉の湧く町、バクストン Buxton にわざわざまた行った理由は...
うちの娘が、ドイツから来てうちに滞在しているインターネット・ゲーム友達とピーク・ディストリクトを散策したいという強い希望を言ったものですから。
バクストンの町はずれにある初心者向き丘陵散策コースの出発地点ソロモンズ・テンプル Solomon's Temple までクルマに乗せていって放置してきました。
クリスマス・ムード満開の、それでもみぞれ雨が降る暗くて冷たい12月の午後、時間つぶしのためにバクストンの町に立ち寄った私たちが行ったのは...
オペラハウス Opera House(右)に隣接したパビリオン Pavilion という細長い温室の中にあるカフェで過ごすことにしました。
お花屋さんになっている左側の入り口を入ったら....
クリスマス・ソングをホルンで奏でるサンタクロースが何だか物哀しいムードを醸しだしていました。
パヴィリオンの奥では定例のアンティーク・マーケットが開催されていました。
入場料2ポンド50ペンス、60歳以上の夫は2ポンドを払って入場しました。
私はそもそもモノを売る催しに入場料を取る仕組みには納得できないのですが...
そうそう、今日の話題はイヌでした。
ウィペットのウィニーはマーケットに出品しているアンティーク・トレーダーの1人が店番要員として連れてきていた飼い犬です。
英国原産のウィペット、見かける頻度は実はかなり低いのです。
2日続けて見かけたのは全くの偶然です。
レースドッグのグレイハウンドを改良した縮小版で、見た目も特性もそっくりです。
イタリア原産の古い犬種を英国で改良した貴族の狩猟犬だったのがグレイハウンドです。
ウィッペットは小作人に払い下げられたグレイハウンドに小型犬種を掛け合わせてネズミやイタチなどの小動物を捕獲するために作り出された庶民的な狩猟犬なのだそうです。
どちらも敏捷で走るのが早く、性質がおとなしいことで知られています。
寒がりなところも同じです。
屋内ではフディー(フード付きのトレイナー)を着ていただけのウィニーは、外の公園に連れ出してもらう前にヒツジのもこもこフリースで裏打ちされたコーデュロイの外套を着せつけられていました。
夫と私はけっこう暖かくて快適な屋内でのアンティークあさりを楽しめました。
夫は銀メッキのスプーンとフランス製の魚の形の栓抜きを買いました。
アンティーク・フェアは週末だというのにガラッガラ。
ウィニーと飼い主の男性はとなりのディーラーにでも店番をたのんだのか、なかなか帰ってきませんでした。
手に取って商品を見ていると、こちらが値切るわけでもないのに正札に書かれた値段より安めの値段を持ちかけてきます。
パビリオンの大部分は現在修復工事中です。
ドームの下がアンティーク・マーケット会場です。
パヴィリオンに沿って私がかつて見た中で最もショボく、最も悲しいだーれも訪ねる人のいない「クリスマス・マーケット」が寂しく静かに開催されていました。
(人がいないのは天気のせいですね)
迎えに行った娘と友達は風のために丘のてっぺんのソロモンズテンプルまでは行ったものの、丘陵散策はすぐにあきらめて丘の上の古いマーケット街にあるパブに入って昼食を食べ、ずっとおしゃべりをしていたようです。
私たちは、ハイキング慣れしていなくて、しかも装備もかなり不備だったこの2人が寒い冬に荒涼としたピークディストリクトを本当に歩きたいのかといぶかったものですが、案の定、ハードルがたかすぎたようです...
グレイハウンドに関する過去の記事を見つけました☟
イギリス原産犬2種、ずんぐりむっくりとほっそりスマート、どちらも茶のブチ....状況も同じ
動物愛護王国イギリスの知る人ぞ知る動物虐待の真実、それでも人々の善意が定着させた引退レース・ドッグ引き取り活動
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます