冷たい小雨の中、カサなしで歩いていたら...
たったの3つだけ、ほぼ完ぺきな形でツバキの花が落ちていました。コートのフードの形を整えてかぶるため、足をとめたらぐうぜん足もとで見かけたのです。
首が落ちる連想から、花ごとポツンと落ちるツバキは縁起が悪い、という日本人が多いそうですね。なんとなく納得です。
周りに踏みしだかれたぐちゃぐちゃツバキや落ちたあと抜けて散らばった花びらなど一切なく、潔く小雨にうたれていたツバキ三姉妹のみ。
好き放題にグングン育っているもようのツバキの木です。ツバキ姉妹が美しく咲き誇っています。
これ、ツバキですよね?お茶席に活けられているような風流でシンプルな花びらのつるんと丸いツバキと違って派手でごちゃごちゃしていますね。ちり紙で作った花みたいに?
ツバキの木はおいといて...
落花三つに風情を感じたのですが、写真を撮ったのみ。俳句の心得でもあれば一句ひねれたのですが...
その代わり、カルチャークラブ Culture Club の なつかしいヒット曲、Karma Kameleon のサビの部分(他の部分は歌詞を知りません)、「♪カーマカマカマカマ、カマ、カミーレオーン、ユカーメンゴー、ユカーメンゴォオオオ♪」の ♪カミーレオーン cameleon (カメレオン)が、♪カミーリーアー Camellia(ツバキ) にスルッと変換されて頭の中でエンドレスで鳴りはじめました。
雨の中、5分歩いて駐車場に着くまで「♪カーマカマカマカマ、カマ、カミーリーアー♪」と頭の中で歌い続けました。風情がないことです。