実は2週間以上悩まされているナゾの腰痛のため、外出を控えていました。
今日の話題は「私の体調」ではなく、(ご心配なく)空き地に咲きそろった春を告げるクロッカスです。
ー昨日、1年間の休学を経て、大学に復学した娘を駅まで送って行きました。ひさしぶりの運転です。クルマを駅前にとめて、散歩しました。屋外を長く歩くのも久しぶりでした。
商店街のはずれの空き地に、クロッカスが可憐な花をいっせいに咲かせていました。
マッチ棒の先のようなツボミがゆっくり膨らんで、ほころんでから開くのがあっという間...毎年それを見て、春の訪れを実感して楽しんでいたのですが今年はその過程を見逃したようです!
左奥に見えているのは、「生きたクリスマスツリー」。12月になるとぐるぐると白い灯りをともすフェアリーライトが取り付けられ、地元の住人が勝手に飾りを持ち寄ってぶら下げるコミュニティの中心的存在の大木ですが...
もう何年も前から、てっぺん部分が二つに割れてだらしな~い感じに生い茂っています。
クリスマスツリー形に先細りに整えて剪定してやりたいです。。
このクリスマスツリーについて書いた2020年の記事のリンクです☟☟コロナウィルスのパンデミックで多くの死者を出し、ワクチン接種開始直前の緊迫したクリスマス前についての記述があります。
地域の公共のクリスマスツリーに飾りをこっそり下げて心和み、憤怒!クリスマス前の大混乱;無能首相の政策破綻!
すぐ近くにもう2か所、クロッカスの見どころがあります。
1か所目は、児童遊園のある公園の...
芝生のはしに日本庭園の流水のような形状に植えられたクロッカス。
左側に見えているレンガ造りの建物は以前に記事にした、空想ミニチュアゲーム、ウォーハマーのプレイ会場のあるハラム・ビジネス・センターです。こちら側のほうが見栄えがします。ついでに記事のリンクを貼りました☟☟☟
一家総出で行ってみた近所のマニアックなフィギュア造りの本拠地
もともとは公園の管理者によって植えられたはずのクロッカスの群れ...毎年、かってに数を増やしています。
その公園の斜め前の...
柵で囲われた小さな、空き地、ケール・グリーン「自然保護エリア」Cale Green Conservartion Area。不気味な木彫りのマスコット、フクロウのヴェーラでおなじみです。
クロッカスが、少し盛りを過ぎたスノードロップと混在です。
気の早い黄色いラッパズイセンもちらほら...黄色いラッパズイセンはイースター前ごろから咲き始める、英国の春の盛りを彩る代表的な花です。冬の終わりを告げる花、盛りは見逃したスノードロップもすべり込みセーフで見られて満足です。
あら、錆の葺いた鉄の柵にぶら下がっているのは...
毎年、バレンタインデーのころに公共の目につく場所にたくさんまとめてぶら下げられる「手作りの緑のハート」ではありませんか。去年は日本に滞在していたため見逃しましたが、どうやら例年の行事になっているようです。
今年はフクロウのヴェーラは木製のハートを首から下げてもらっていません。
緑のハートをぶら下げていく活動はクライメート・コアリションという環境破壊(とくに地球温暖化、気候変化)に抵抗する英国最大の市民運動グループのデモンストレーションなのですが、今年は主旨が書かれた説明書きもありません。
運動の趣旨をあまり激しく主張することなく、目立たず静かに地道に訴え続ける活動なのでしょう。
私の謎の腰の痛みは、処方された強い鎮静剤を飲み続けるうちに、少しずつおさまってきました。そして今は鎮痛剤なしで何とか普通に日常生活が送れる程度に回復しました。ご心配なく。
緑のハート活動について書いた、以前の記事のリンクです☟