バルセローナ Barcelona、続きです。
暑かったです。気温が27度前後、滞在中は4日とも晴天でした。
ところで、私は暑いのが本当に苦手なのです。
私には気温が17度から25度ぐらい、30度を超えればニュースになる、暑すぎないイギリスの夏が天国なのです。
夜中まで日が暮れないし、雨もあまり降らないし.....
ところが、ほとんどのイギリス人は暑い夏が大好きでイギリスの夏の暑さは物足りないとぼやくのです。
夏は暑ければ暑いほどよし!夏にはもっと暑い場所に行くべし!がモットーです。
退職後、イギリスの自宅を売って南欧に移り住む人たちが非常に多いのです。
(...もちろんEU離脱が実現すれば永住権を失うことが確定のその人たちの先行きはものすごく不安定なはずです)
イギリス人である私の夫も上の息子もしかり。
バルセローナのアイリッシュ・パブで働く上の息子は「イギリス人の夢を体現した生活」を送っているのでした!!
4日間一緒に過ごした息子を通じて体験した、スペイン流ライフスタイル!
スペイン人はとにかく服装が開放的です!何しろ暑いですから。
平日なのにショーツ(短パン)姿の男女を多く見かけました。
あれぇ、そんな服装で仕事に行っていいのか!?(もちろん観光客もかなりいたはずですが)
さすがにオフィス勤めらしい男性は半袖シャツに綿の長いズボン、女性は袖なしブラウスにスカート、サンダルとだらしない服装ではないものの、ネクタイやパンプスの人は見かけませんでした。
(職場や職種にもよりますね)
タトゥーを入れている地元の人をイギリスよりも確実に多く見かけました。
もしかしたら、イギリスよりも肌の露出が圧倒的に多いため、ただ単に白日の下にさらされるタトゥーも多かっただけかもしれませんが。
うちの息子もティーシャツにショーツで働いているらしいです。
厨房は確かに暑そうですが....
はやりなのか、屋外で働くウェイトレスのほとんどはタンクトップにジーンズをお尻の下ぎりぎりにはさみで切ったお手製ショーツを着ていました.....
規律とかにこだわらなければ何もかも気楽で....リラックスできて楽しそうです。
話にきいていた通り、スペイン人は夜遅くまで屋外に出て社交を楽しみます。
9時、10時にレストランやタパス・バーが食事をする人で大にぎわいです。
夏の夕食は屋外で、まだうすら明るい8時以降にとりそのまま1時2時まで飲んで話すスペインのライフスタイル、楽しそうですが、翌朝は仕事でしょうに…
家でテレビやネットサーフィンをする代わりに外で人と過ごすのがスペイン流だそうです。
帰ってすぐ寝れば同じですね。
暑いのに慣れて、しかも暑いところを開放的な服装でほっつき歩くのが好きそうなスペイン人もさすがに日が暮れて涼しくなった頃に飲んでくつろぎたいのかもしれません。
私たちは夜の9時すぎにバルセローナ空港に到着しました。
ホテル前で待ち合わせた息子と、10時過ぎにホテルの斜め前のタパス・バーで食事をした後、夜中の1時まで、大勢の人がにぎやかに騒ぐ町の真ん中のスクエアでビールを飲みました。
2日目は息子の友達を加え、海の見えるバーでパエリャを食べました。
パエリャは普段メニューにないのですが息子の同僚のお友達が経営するこのバーで特別私たちのために用意してくれました。
食後息子のお友達がさらに4人、合流。
みんなで飲んで騒いで私たちもとても楽しく過ごしたのですが、私たちはさすがに疲れて1時前にホテルに帰還しました。
タクシーが捕まらず、電動自転車が引っ張る「リクショー・タクシー」で。
リクショーは(人)力車(リキシャ)から転用した元日本語です。インドや東南アジアなどで普及しているようですが、バルセローナでも町の名物になっていました。
歩道に乗り上げ、屋外カフェのテーブルの間を走り抜け、夏の夜風を肌で感じるリクショー・タクシー(☝の写真)最高でした。
料金はタクシーより高めです。
料金メーターがないので、乗る前に行先の住所を言って料金交渉します。
息子は街なかをスケートボードで移動します。(バルセローナはスケートボードの名所です)
早番の日は仕事の帰りに海岸に行って、シャツだけ脱いで海でひと泳ぎして帰宅するらしいです。
濡れたショーツはバスが来る前に乾くということです。
誰かと浜辺で飲んだ後もみんなそのままの服装で海に入ってひと泳ぎするのがバルセローナの若者のライフスタイルだそうな。
海に入ってシャワーもしないでバスに乗ったり、店に入ったりするのは気持ち悪い、と思うのは訪問者の私...
とても楽しかったです!
息子が楽しそうに、しかもちゃんと仕事もしているのを見て安心しました。
暑いのが好きな夫は「バルセローナに住みたい」とまで言い出したのですが....
私は暑いのも、におい(人々の体臭よりむしろ制汗剤、香水、ココナッツの香りの日焼け促進ローション、暑いと際立つ玉ねぎやソーセージを炒めるにおいなど)の強いのも、べたべたした(汗ばんだ自分の肌、日焼け止めローション、生ぬるい潮風....靴の中に入る砂等々)のも苦手です。
夜遅くまで外でみんなと騒ぐのもたまにだと とても楽しいのですが習慣にする気はちょっとしません。
私は編み物をしながら夜静かにテレビを見るのが好きなのです。
日に焼けた現地の人の開放的な服装も異国情緒として大いに楽しめましたが、自分があんな格好で街なかを歩く、仕事をするとなると「だらしな〜い!」と抵抗を感じます。
古代ローマ時代から栄えた南欧の地中海沿いの都市、バルセローナの美しさは強烈な太陽の下で確実に美しく引き立ちました。
夏のバルセローナの魅力は暑くてこそ!ですね。堪能しました!!
....でも私は住めません。
暑いのもベタベタしたのもだらしないのも....いえ、繰り返すのはやめましょう。
バルセローナは物価も家賃もほかのスペインの都市に比較するととても高いのだそうです。
スペインの労働者の最低賃金はEU 諸国の中では低い方です。
ところで、日本の夏はもっと暑いですよね?
会社勤めの男性は今でもネクタイを締め、女性はパンティストッキングをはいて通勤しているのでしょうか。
「クール・ビズ」(理念はよいのですが言葉がめまいがするほどダサいですね)はどの程度普及しているのでしょうか。
暑かったです。気温が27度前後、滞在中は4日とも晴天でした。
ところで、私は暑いのが本当に苦手なのです。
私には気温が17度から25度ぐらい、30度を超えればニュースになる、暑すぎないイギリスの夏が天国なのです。
夜中まで日が暮れないし、雨もあまり降らないし.....
ところが、ほとんどのイギリス人は暑い夏が大好きでイギリスの夏の暑さは物足りないとぼやくのです。
夏は暑ければ暑いほどよし!夏にはもっと暑い場所に行くべし!がモットーです。
退職後、イギリスの自宅を売って南欧に移り住む人たちが非常に多いのです。
(...もちろんEU離脱が実現すれば永住権を失うことが確定のその人たちの先行きはものすごく不安定なはずです)
イギリス人である私の夫も上の息子もしかり。
バルセローナのアイリッシュ・パブで働く上の息子は「イギリス人の夢を体現した生活」を送っているのでした!!
4日間一緒に過ごした息子を通じて体験した、スペイン流ライフスタイル!
スペイン人はとにかく服装が開放的です!何しろ暑いですから。
平日なのにショーツ(短パン)姿の男女を多く見かけました。
あれぇ、そんな服装で仕事に行っていいのか!?(もちろん観光客もかなりいたはずですが)
さすがにオフィス勤めらしい男性は半袖シャツに綿の長いズボン、女性は袖なしブラウスにスカート、サンダルとだらしない服装ではないものの、ネクタイやパンプスの人は見かけませんでした。
(職場や職種にもよりますね)
タトゥーを入れている地元の人をイギリスよりも確実に多く見かけました。
もしかしたら、イギリスよりも肌の露出が圧倒的に多いため、ただ単に白日の下にさらされるタトゥーも多かっただけかもしれませんが。
うちの息子もティーシャツにショーツで働いているらしいです。
厨房は確かに暑そうですが....
はやりなのか、屋外で働くウェイトレスのほとんどはタンクトップにジーンズをお尻の下ぎりぎりにはさみで切ったお手製ショーツを着ていました.....
規律とかにこだわらなければ何もかも気楽で....リラックスできて楽しそうです。
話にきいていた通り、スペイン人は夜遅くまで屋外に出て社交を楽しみます。
9時、10時にレストランやタパス・バーが食事をする人で大にぎわいです。
夏の夕食は屋外で、まだうすら明るい8時以降にとりそのまま1時2時まで飲んで話すスペインのライフスタイル、楽しそうですが、翌朝は仕事でしょうに…
家でテレビやネットサーフィンをする代わりに外で人と過ごすのがスペイン流だそうです。
帰ってすぐ寝れば同じですね。
暑いのに慣れて、しかも暑いところを開放的な服装でほっつき歩くのが好きそうなスペイン人もさすがに日が暮れて涼しくなった頃に飲んでくつろぎたいのかもしれません。
私たちは夜の9時すぎにバルセローナ空港に到着しました。
ホテル前で待ち合わせた息子と、10時過ぎにホテルの斜め前のタパス・バーで食事をした後、夜中の1時まで、大勢の人がにぎやかに騒ぐ町の真ん中のスクエアでビールを飲みました。
2日目は息子の友達を加え、海の見えるバーでパエリャを食べました。
パエリャは普段メニューにないのですが息子の同僚のお友達が経営するこのバーで特別私たちのために用意してくれました。
食後息子のお友達がさらに4人、合流。
みんなで飲んで騒いで私たちもとても楽しく過ごしたのですが、私たちはさすがに疲れて1時前にホテルに帰還しました。
タクシーが捕まらず、電動自転車が引っ張る「リクショー・タクシー」で。
リクショーは(人)力車(リキシャ)から転用した元日本語です。インドや東南アジアなどで普及しているようですが、バルセローナでも町の名物になっていました。
歩道に乗り上げ、屋外カフェのテーブルの間を走り抜け、夏の夜風を肌で感じるリクショー・タクシー(☝の写真)最高でした。
料金はタクシーより高めです。
料金メーターがないので、乗る前に行先の住所を言って料金交渉します。
息子は街なかをスケートボードで移動します。(バルセローナはスケートボードの名所です)
早番の日は仕事の帰りに海岸に行って、シャツだけ脱いで海でひと泳ぎして帰宅するらしいです。
濡れたショーツはバスが来る前に乾くということです。
誰かと浜辺で飲んだ後もみんなそのままの服装で海に入ってひと泳ぎするのがバルセローナの若者のライフスタイルだそうな。
海に入ってシャワーもしないでバスに乗ったり、店に入ったりするのは気持ち悪い、と思うのは訪問者の私...
とても楽しかったです!
息子が楽しそうに、しかもちゃんと仕事もしているのを見て安心しました。
暑いのが好きな夫は「バルセローナに住みたい」とまで言い出したのですが....
私は暑いのも、におい(人々の体臭よりむしろ制汗剤、香水、ココナッツの香りの日焼け促進ローション、暑いと際立つ玉ねぎやソーセージを炒めるにおいなど)の強いのも、べたべたした(汗ばんだ自分の肌、日焼け止めローション、生ぬるい潮風....靴の中に入る砂等々)のも苦手です。
夜遅くまで外でみんなと騒ぐのもたまにだと とても楽しいのですが習慣にする気はちょっとしません。
私は編み物をしながら夜静かにテレビを見るのが好きなのです。
日に焼けた現地の人の開放的な服装も異国情緒として大いに楽しめましたが、自分があんな格好で街なかを歩く、仕事をするとなると「だらしな〜い!」と抵抗を感じます。
古代ローマ時代から栄えた南欧の地中海沿いの都市、バルセローナの美しさは強烈な太陽の下で確実に美しく引き立ちました。
夏のバルセローナの魅力は暑くてこそ!ですね。堪能しました!!
....でも私は住めません。
暑いのもベタベタしたのもだらしないのも....いえ、繰り返すのはやめましょう。
バルセローナは物価も家賃もほかのスペインの都市に比較するととても高いのだそうです。
スペインの労働者の最低賃金はEU 諸国の中では低い方です。
ところで、日本の夏はもっと暑いですよね?
会社勤めの男性は今でもネクタイを締め、女性はパンティストッキングをはいて通勤しているのでしょうか。
「クール・ビズ」(理念はよいのですが言葉がめまいがするほどダサいですね)はどの程度普及しているのでしょうか。