先週末にまた行った!シュルーズベリー Shrewsbury、続きです。

2月の訪問の時も私の興味を強く引いた路地、通常 アリウェイallyway といいます。地域によっていろいろな呼び名があるようです。
シュルーズベリーの路地は、シャットshut とよばれ...今回知りました!どうやらこの町の、知る人ぞ知る名物らしいのです。
中世そのままの都市計画と古い建物が完璧な状態で異常なほど多く残るシュルーズベリーに これまた かなりたくさん残るシャットをめぐって町中を「徘徊」するルート案内のリーフレットをシュルーズベリー図書館で見つけて買いました。

その名も「The Shuts A Stroll around Shrewsbury シュルーズベリーのシャット(路地)めぐり(意訳)」。
もう一部は「The Tudor Town of Shrewsbury チューダー建築の宝庫シュルーズベリー (意訳)」
それでは☝一番上の写真を見て下さい。
建物に空いた抜け道がみえるでしょう?駐車禁止の標識の後ろです。
入って、振り返ったところです。

解説によると、この場所にあった写真右の戸口にちょっとむき出しになっている石壁は、中世にこの場所にあった大邸宅の土台なのだそうです。
ゴミ置き場.....

表通りのレストランの従業員がゴミ袋をもって入ってきました。
(ちゃんとゴミを入れる物置が階段下にあるようです)

出たら反対側はこんなかんじです。

路地というのはイギリスに限らず、どこの町にもありますね。
公道です。
抜けられます。
建物と建物のせまいすき間、あるいは切れ目なく続く建物にくぐり門を開けて歩行者を通すようになっている、要するに並行する奥の道路に出る近道の抜け道です。
昔は無数にあったのです。
このリーフレットには、私道などを除く今に残る多数のうちの、見ておくべき、あるいは順路上の便利さなどで選ばれた19のシャットが紹介されています。
前回、ガイド・リーフレットなしに行き当たりばったり入って抜けてみたシャットも含め全部、3時間かかって歩いてみました。
ジョージア建築(18世紀)風の白い建物に細くあいた入り口を抜けると.....

明らかに18世紀以前から ここにあるような古風なシャットです。

ガイド・リーフレットがなければ見落としていた頭上のビーム。

1577という年号とGPというイニシャルが見えますね。
建物を抜けたら こんな小さな路地裏の中庭に出ました。

表がわはしゃれた店舗の並ぶ広い道、裏に回れば情緒たっぷりの不規則に並ぶ集合住宅…
中がどうなっているのか興味津々です。
このシャットは Coffee House Passege といいます。
言い忘れましたが、すべてのシャットには名前があります。公道ですから。すべての道路に名前があるのと同じです。

このレンガの建物の左わきがシャットです。
ここから、反対側のこの道に出ました。
この建物に小さく Coffee House という標識がありました。
この小さくて目立たない建物の歴史がしりたい!
コーヒーハウス・シャットを挟んで、四角いレンガの建物のとなりの三角破風付きの大きいのは、現在観光案内所と美術館、カフェとして開放されている町の中心ともいえる堂々たる古代ギリシャ風の柱のある建物(通称ミュージック・ホール Music Hall) なのですが、(ちゃんとした写真を撮りませんでした。シャット入り口の写真を見てください。ちょこっと立派な前面が写っています)裏側、しょぼいですね。

狭い石畳の両側に古い建物がぎっしり並ぶ、中世の薫り高いフィッシュ・ストリート Fish Street の....

ああ!これも路地入り口の写真を撮り忘れました!
☝上の写真、右手前の砂色のたてものと、その隣の白い建物の間に狭い急な坂のシャットがあります。

Groupe Lane という、中世からの通り名が正式名として今も残っています。
グロウプというのは、痴漢行為をする、女性の体をいじりまわすという意味の動詞。
グロウピングという言葉は痴漢行為という意味でセクハラ関連のニュースなどで耳にします。
すごい名前です。
中世には 多くの町に「グロウプ・レーン」なる通り名の いかがわしい通りがあったらしいのですが近代的な都市計画が進むにつれて次々と撤廃。
案内のリーフレットにそう書いてあります.....歴史を誇るシュルーズベリー、なんか得意そうです。
工事中。

ショッピング客でにぎわうハイ・ストリート High Street に出ます。

角のチューダー建築はカフェのチェーン店、コスタが入っています。
買い物客で大賑わいでした。
ほかにも興味深いシャットの写真をいくつか撮りました。
明日に続きます。

2月の訪問の時も私の興味を強く引いた路地、通常 アリウェイallyway といいます。地域によっていろいろな呼び名があるようです。
シュルーズベリーの路地は、シャットshut とよばれ...今回知りました!どうやらこの町の、知る人ぞ知る名物らしいのです。
中世そのままの都市計画と古い建物が完璧な状態で異常なほど多く残るシュルーズベリーに これまた かなりたくさん残るシャットをめぐって町中を「徘徊」するルート案内のリーフレットをシュルーズベリー図書館で見つけて買いました。


その名も「The Shuts A Stroll around Shrewsbury シュルーズベリーのシャット(路地)めぐり(意訳)」。
もう一部は「The Tudor Town of Shrewsbury チューダー建築の宝庫シュルーズベリー (意訳)」
それでは☝一番上の写真を見て下さい。
建物に空いた抜け道がみえるでしょう?駐車禁止の標識の後ろです。
入って、振り返ったところです。

解説によると、この場所にあった写真右の戸口にちょっとむき出しになっている石壁は、中世にこの場所にあった大邸宅の土台なのだそうです。
ゴミ置き場.....

表通りのレストランの従業員がゴミ袋をもって入ってきました。
(ちゃんとゴミを入れる物置が階段下にあるようです)

出たら反対側はこんなかんじです。

路地というのはイギリスに限らず、どこの町にもありますね。
公道です。
抜けられます。
建物と建物のせまいすき間、あるいは切れ目なく続く建物にくぐり門を開けて歩行者を通すようになっている、要するに並行する奥の道路に出る近道の抜け道です。
昔は無数にあったのです。
このリーフレットには、私道などを除く今に残る多数のうちの、見ておくべき、あるいは順路上の便利さなどで選ばれた19のシャットが紹介されています。
前回、ガイド・リーフレットなしに行き当たりばったり入って抜けてみたシャットも含め全部、3時間かかって歩いてみました。
ジョージア建築(18世紀)風の白い建物に細くあいた入り口を抜けると.....

明らかに18世紀以前から ここにあるような古風なシャットです。

ガイド・リーフレットがなければ見落としていた頭上のビーム。

1577という年号とGPというイニシャルが見えますね。
建物を抜けたら こんな小さな路地裏の中庭に出ました。

表がわはしゃれた店舗の並ぶ広い道、裏に回れば情緒たっぷりの不規則に並ぶ集合住宅…
中がどうなっているのか興味津々です。
このシャットは Coffee House Passege といいます。
言い忘れましたが、すべてのシャットには名前があります。公道ですから。すべての道路に名前があるのと同じです。

このレンガの建物の左わきがシャットです。
ここから、反対側のこの道に出ました。
この建物に小さく Coffee House という標識がありました。
この小さくて目立たない建物の歴史がしりたい!
コーヒーハウス・シャットを挟んで、四角いレンガの建物のとなりの三角破風付きの大きいのは、現在観光案内所と美術館、カフェとして開放されている町の中心ともいえる堂々たる古代ギリシャ風の柱のある建物(通称ミュージック・ホール Music Hall) なのですが、(ちゃんとした写真を撮りませんでした。シャット入り口の写真を見てください。ちょこっと立派な前面が写っています)裏側、しょぼいですね。

狭い石畳の両側に古い建物がぎっしり並ぶ、中世の薫り高いフィッシュ・ストリート Fish Street の....

ああ!これも路地入り口の写真を撮り忘れました!
☝上の写真、右手前の砂色のたてものと、その隣の白い建物の間に狭い急な坂のシャットがあります。

Groupe Lane という、中世からの通り名が正式名として今も残っています。
グロウプというのは、痴漢行為をする、女性の体をいじりまわすという意味の動詞。
グロウピングという言葉は痴漢行為という意味でセクハラ関連のニュースなどで耳にします。
すごい名前です。
中世には 多くの町に「グロウプ・レーン」なる通り名の いかがわしい通りがあったらしいのですが近代的な都市計画が進むにつれて次々と撤廃。
案内のリーフレットにそう書いてあります.....歴史を誇るシュルーズベリー、なんか得意そうです。
工事中。

ショッピング客でにぎわうハイ・ストリート High Street に出ます。

角のチューダー建築はカフェのチェーン店、コスタが入っています。
買い物客で大賑わいでした。
ほかにも興味深いシャットの写真をいくつか撮りました。
明日に続きます。