イギリス/ストックポート日報 《England/ Daily Stockport》

イギリス北西部の歴史ある街、ストックポート Stockportから(ほぼ)日替わりでお送りする、イギリス生活のあれこれ。

マンチェスターで食べられる、本格おフランス製法のケーキ Let them eat cake!

2017年08月25日 09時00分00秒 | 英国のお菓子とデザート
(昨日、木曜日に書いた記事です)


今日の午後、パリに行きます。
フランスの首都のパリです。マンチェスター空港から、飛行機で1時間15分。
パリに住んでいる夫の妹のフラットに5泊、滞在予定。
ホリデーというより、家族行事ですね。

話題かわって、イギリスで食べられるフランスのケーキ・・・。

ストックポート日報ではおなじみのマンチェスターのノーザン・クウォーターにある、フレンチ・パテシェ、リベルテLiberte。


ストックポート日報では、どちらかというと、日本で あまりなじみのない、イギリス固有のケーキ類を積極的に紹介してきたつもりです。
(実は 一般的なものでも、とりあげて いないものがまだまだ あります)

日本では フランス風のケーキが 一般的ですよね。

・・・たしか、私が日本にいた時 は そうだったのですが、今はどうなのでしょうか。
日本に帰るとつい、和菓子ばかりあさってしまうので、最近のケーキ事情をよく知りません・・・

イギリスでは、フランス風の「ガトー(ケーキ)」が食べられないのか と、疑問に思った方も多いでしょう。

食べられないことも、ないです。
ただ、やっぱり、珍しい。
そういえば、専門的にやっているところを 他には 知りません。
ロンドンにでも行けば、もちろん たくさんあるでしょうね。

フランス人のパテシェが奥で焼いている、という評判の この本格フレンチ・カフェ、いつ開いたのか記憶にないのですが、甘いものに目がない、イタリア人の友達が ぜひ行ってみたいというので入ってみたのが最初です。

何人かいる店員は、全員(残念ながらフランス語訛りではない)、エキゾチックな訛りのある外国人で「本格 コンチネンタルムード」をぐっと盛り上げています。

最初に行った時にいた3人の若い女性の店員はすべてイタリア人で、私の連れと母国語での会話がはずんでいました。
「本格おフランス」のムードぶち壊し・・・


開いた当初は物珍しさで、けっこうな 人気だったそうですが、今は、ガラガラ。



手づくりケーキのお値段も、たいていのティー・ルームやカフェで出しているイギリス固有のケーキに比べて高いわけではなく、お手頃。

むしろ、イギリスのケーキポーションに比べて、量が少ないので イギリス人には不満かもしれない、ほどほどの量なのです。


おいしいです。

マンチェスターでの待ち合わせに とても重宝しています!

フランス語の品名を いちいち覚えてはいませんが、行くたびに写真に撮った、フランスのケーキの数々・・・













あ、これ、知ってる!というケーキがありましたか?

インテリアがちょっと・・・変わっています。


外国人がイメージする 典型的なフランスの(パリ観光写真にありそうな)カフェ風でも、イギリスによくある、田舎趣味のモダン・アレンジでも、くつろげる おしゃれな居間風 でもない、なんというか、変わった趣味です!

とにかく、「イギリスの、おしゃれなエリアにある、プロが経営する飲食店」の雰囲気は皆無です!

奥の、あまり上手とは言えない「パリ風景?」のミューラル(落書き風ストリート・アート)も、飾ってある 額絵の趣味も謎めいています。

気取らない雰囲気が気に入っています。

外の歩道の幅が狭くて残念です。


おフランスのカフェには欠かせない(と外国人が勝手に思っている)歩道に並んだテーブルとイスがしょぼいですね。

「パリっぽくしよう」という意図ではなく、イギリスの たいていの飲食店同様、喫煙者がたばこを吸えるテーブルを外に設けているだけです。
2007年に施行の屋内禁煙法は、あっという間に浸透、徹底されています。


「(パンがないなら、飢えた民衆に)ケーキを食べさせたらいいでしょう 」といった、王妃、マリー・アントワネット。


自宅のパソコンがないと、更新はちょっと厄介です。(なれないものですから)。

アイパッドでのパリ直送記事をなんとか実現してみるつもりです。



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コメント (5)
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