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イギリス/ストックポート日報 《England/ Daily Stockport》

イギリス北西部の歴史ある街、ストックポート Stockportから(ほぼ)日替わりでお送りする、イギリス生活のあれこれ。

イチジクが詰まったビスケット、イチジクを見たことがないイギリス人にもビスケットはおなじみ

2017年02月13日 09時00分00秒 | 英国のお菓子とデザート
フィッグ・ロールス fig rolls 、


イギリスに来たばかりの時見つけて、めずらしくてかって食べてみたことがあります。

びっくりするほどおいしかったので、たびたび買ってたべました。


そのあと飽きたのか、すっかりごぶさた・・・思いついて20年ぶりに買ってみました。


その名のとおり、イチジク(フィッグ)のねっちゃりペーストがまんなかに入ったビスケット。


イチジクは25%前後、どこのメーカーでも似たような配分で、意外とたくさん入っているのでびっくり。
中のペーストのほとんどは砂糖とジェラチンかなにかだと思ってました。

かみしめるとイチジクの果肉のジャリッとした歯ざわりがたしかにあります。



60歳の夫は、子供の頃以来50年ぶりに食べたそうです。

子供の頃は両親にお相伴、大人になってからわざわざ自分で買って食べるほど好きではなかったので食べる機会がなかったのだそうです。


夫はひさしぶりに食べてみて、以前考えていたよりずっとおいしい、と言っていました。


私はといえば・・・イギリスに来たばかりのころに感激したほどおいしくなかったのがちょっとショック。
甘ったるしくて・・・。

あの頃は、来たばかりのイギリスで味わうものは何でも珍しく、おいしく感じたのかもしれません。




イチジク入りのお菓子は古代メソポタミア時代から食べられていたんだそうです。

昔からヨーロッパではイチジクとビスケットの組み合わせは消化によいと信じられていたそうです。

なぜ、ビスケットに、イギリスでは果物そのものがあまり出回っていないイチジクなんて、入ってるんだろう・・・って疑問に思っていました。


1891年に、アメリカのマサチューセッツで健康食品としてフィッグロールスの名前で、大量生産され始めました。

今ではアメリカ、イギリスで各社が、イギリスではすべての大手スーパーが自社ブランドのフィッグ・ロールを生産、販売しています。

形もほとんど同じ。アメリカのオリジナル版を踏襲しています。






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コメント (4)
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