イギリス/ストックポート日報 《England/ Daily Stockport》

イギリス北西部の歴史ある街、ストックポート Stockportから(ほぼ)日替わりでお送りする、イギリス生活のあれこれ。

おしゃれになったノーザンクオーターの庶民的なカフェでこってりした昼ごはん

2015年08月05日 09時00分00秒 | マンチェスター

ひさしぶりにイギリスの料理の話題。カテゴリーは「マンチェスター」です。

マンチェスターのおしゃれな独立店舗が多く並ぶ ノーザン・クオーター Northern Quarter のオーダム・ストリート Oldham Street の 朝食専門カフェ、コーヒー・ポット Kofee Pot で昼食を食べました。


20数年前はもうちょっと中心に近いスティーブンソン・スクエア Stevenson Square にあったのですが、事情があってこの場所に移動したようです。

スティーブンソン・スクエアが庶民的でコインランドリーなんかもあった私の学生時代にはタクシーの運転手やトラック運転手などでにぎわうごく庶民的な店でした。
   
その後、お手ごろな値段はそのままで周りがおしゃれに変貌するにつれ、客層も 売れないミュージシャンやアーティスト風、おしゃれっぽい人達に変化していきました。

オーダム・ストリートに移転して、おしゃれになってから はじめて入りました。

庶民的カフェのシンボルでもある、ビニールシートが貼られた幅の狭い 背もたれの高い椅子、タイプしたようなメニューなど、(意図的に)昔のままの内装が残してあります。

時々描きかえるらしいストリートアート風の壁画も場所柄にマッチしておしゃれです。

(屋外のストリートアートと違って、店内の誰かの作品らしいアートを撮影するのはぶしつけな気がしたので遠慮しました)


私が食べたのは、移転する前からおなじみの、トーストにのせた マン島特製燻製ニシン Manx kipper on toast 。


マン島の300年間同じ製法で大量のニシンを燻製にする古い工場から直送されたニシン(その工場を見学したことがあります!!)に半熟たまごと粒々マスタードのソースがのった、こってりして塩気のつよいイギリスの朝食定番です。


ベジタリアンの夫はポートベロー・マッシュルームと目玉焼き grilled portbello mashrooms and fried eggs を食べました。

輪切りトマトにはパン粉と混ぜて焼いたおろしたチェダーチーズとホウレンソウがのっています。

黄色いパンは食パンではなくブリオッシュです。

どちらも朝食向きの軽いお食事でしたが、こってりしていておなかがいっぱいになりました。
コーヒーと紅茶を飲んで2人で10ポンドぐらいのお手ごろお昼ご飯でした。

6月のなかばでしたが、今見ると 夫は冬のハーフコートを着ています。


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コメント (7)
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