イギリス/ストックポート日報 《England/ Daily Stockport》

イギリス北西部の歴史ある街、ストックポート Stockportから(ほぼ)日替わりでお送りする、イギリス生活のあれこれ。

おそらくは、イギリスでもっともポピュラーな家庭デザート、アップル・クランブル

2015年08月06日 09時00分00秒 | 英国のお菓子とデザート
主な材料のブラムリー・アップル Bramly apple 。


お料理専用の巨大なりんご。
そのまま食べるとすっぱくてスカスカして あまりおいしくありません。

下の息子が学校の調理の時間に習ったアップル・クランブル apple crumble をつくってくれました。
夫が手伝いました。


夫が子供の時にしょっちゅう食べていた、おふくろの味版も、私が働いていた高齢者ホームのビストロで出されていたのも、オーブンで焼いた小麦粉の「ふた」(クランブル)が さくさくで ほろほろでしたが、これはパイ皮のように平らで表面がぱりっとしています。


夫がお料理ウェッブ・サイトで調べたら、この、学校で教えているタイプのほうがモダンで、今は主流なんだそうです。

伝統料理も変わってきているということですね。

秘密は、オーツ麦。


オーツ麦をまぜると、クランブルの部分がぺちゃんこになるようです。

オートミール用のオーツが必要だといわれ、お風呂場の便器の上の薬戸棚からオーツの袋を取り出しました。

なぜそんなところに!?

「湿疹のオーツ浴療法」、まだ続けています。以前の本欄をお読み下さい。↓↓
2015年5月30日イギリスの、おばさんの知恵袋ブログ

(我が家では、オートミールなんて、食べたことがありません)

おさじで切り分けて・・・


盛り付け。


クランブルの下は、シナモンを加えて甘くとろとろに煮たりんご。

見た目はパリッと平らですが、下はさくさくふわふわ。

イギリスでは熱い焼き菓子には、必ずクリーム類を添えて出します。

ヴァニラ・アイスクリーム、カスタード・クリーム、ホイップト・クリーム(日本の生クリームに近い)、ダブル・クリーム(どろどろ)、シングル・クリーム(さらさら)、クロッテット・クリーム(こってり乳脂肪の淡黄色)のいずれか。

息子が近所のコンビニに、粉をお湯で溶く インスタントのカスタード・クリームを買いに走ったのですが、品切れでした。

かわりに脂肪分0%のヨーグルトをかけてみたら、さっぱりしていて、びっくりするほどおいしかったんです。



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コメント (19)
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