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飛行機&モタスポ&競馬ファンのてきとーな週末

永遠の写真中級者、わたくしソニックブルーの撮影日記的なブログの続きです。
2013年以前のブログはブックマークからね。

RIAT2014・・・日曜日③(フライト編②)

2014-08-06 22:47:44 | 2014RIAT&ファーンボロー
イギリス行きのカタール航空A330がタイフーンのエスコートを受けたそうで・・・
みなさん禁止物を機内に持ち込むのと、ウソをつくのはやめましょう。

さて、書くことが思い浮かばないのでサクサク行きましょう。


11:16 ロイヤルアーミーのアパッチが30mmチェーンガンをぶっ放します。

もちろん演出ですが、オランダのアパッチではこういうシーンは無いよね。


デモのラスト。ゴーヨン×1.4テレコンでドアップを撮っていると、なんか機体に光が当たり・・・


なんだ???と思ったらすぐにこんなことになった。広角レンズを持ってたらどうなってたかな~。


11:26 50周年のパトルイユ・スイス。


この日はローショーになるんだと思います。


AIR’14ではなにか将来に向けての発表はあるのでしょうかね。


地上では消火活動中・・・


あまり青空で撮ったことのないチームですが、僕が撮るのもこれが最後になるかもしれないかな・・・


そういえば、スイスのノーマルタイガーⅡも見たことがないな。


”シャドー”も一度近くで撮ってみたかった。


微妙な位置関係になってしまった。


”逆シャドー”みたいな感じかね。


この写真、”トンネル”なんです。


”フィナーレ・グランデ”はパターンその2でした。このあと上手く撮れんかった。


11:56 スホーイ(英語での発音はスーコイ)22です。


前日はインディビジュアルでしたが、この日はフォーメーションで上がりました。


この背中を撮るには牧場に行くしかなさそうです。


精密誘導兵器とか積めるんですかね。通常爆弾とロケット弾のイメージしか湧かないな。


コクピットの視界は相当悪そうですね。


背中を見せてくれるのはゆーっくりとしたバレルロールの時しかありません。
連続して2度ロールしてくれて、2度目のほうが近いのですが、やっぱり上手く撮れないんだ(笑)。


後退翼の付け根がちょっとだけわかるカット。


この日もアフターバーナーを浴びせられました。

前日結構近く感じたので、おそらく事務局から怒られるんじゃないかなと勝手に想像してたんだけど、
おとがめはなかったようです(笑)。
それどころか、FRIATメンバーの投票による”As the Crow Flies Trophy”を受賞しましたよ。


2番機。胴体にこんな穴が開いてるんだな。


着陸はドラッグシュートを使いました。

たいへん良いフライトでした。
空自のAGGも参考にしよう。

RIAT2014・・・日曜日②(フライト編①)

2014-08-05 22:47:06 | 2014RIAT&ファーンボロー
日曜のフライトはパトルイユ・ド・フランスがいないこともあってか、10時スタートでした。

プログラムはこんな感じ。


土曜と比べると、全体的に午前と午後が入れ替わっている感じでしょうか。
今さら気づいたけど、スパホはこの日トリで飛ぶ予定だったんか。機嫌損ねちゃったのかな(笑)。


10:00 ベルギーの16がトップバッターです。バードストライクには気を付けよう。

信じられないことに、本当に上がる寸前になってけっこうな雨が降ってきました。
僕はヨーロッパに行くときには事前にレンズフードにゴミ袋を貼り付けておくので、それを引っ張り出せば
カメラの雨対策が出来るのですが、そこまでしている人はあまりおらず、最初撮っているのは僕くらいでした。


スモークワインダーの軌跡は目立たなくなり・・・


アフターバーナーの炎もそんなに目立たないままという、ありがたくない雨です。

こんな条件でもベルギーの16はベスト・ソロ・デモに贈られる”Sir Douglas Bader Trophy”を受賞しました。


そういえば、所沢氏がMAKS2013で出会ったというベルギー人と少しカタコト会話しました。

9月のベルギーの天気は、去年は良かったけど今年はわからんとのこと(笑)。
クライネ-ブローゲルはフォローライトと言っていたので、おそらく南側が会場になると思われます。


10:12 プログラムとは全然違うけどスウェーデンのグリペン。


雨は小降りになりました。


ベイパー。小っちぇー(笑)。


グリペンはあっという間に止まるのでFRIATスタンドにご挨拶です。


10:22 ブライトリング・ジェットチーム。


いくらなんでもスラントするのが早すぎるだろう。びっくりしたわ。


シーリングが低く、この日はフラットショーと言っていました。


フラットショーなら後席に乗っても耐えられるかな(笑)。


基本7機での編隊を崩さなかったんだったかな。忘れちゃった。


最後はちょっと光が当たってカッコよかったですよ。
単純なパスかもしれないけど、やっぱファンブレイクしてくれると嬉しいね。


ポジションナンバーを見比べてもらえばわかるんだけど、編隊毎にポジションがバラバラなのよね。
ちゃっかりこれもアピールポイントなんだろうか。

土曜日も含めて、ここまでの望遠系写真は7D+500mmで撮っています。


10:48 オランダの16です。再び雨が降ってきました。

ここからは7D+500mm×1.4テレコンで撮りました。
ホントは朝からテレコン付けようかと思ってたんだけど、急に雨も降ってきて忘れてた。
付けたり外したりがめんどくさくなって、この後は結局最後までテレコン付けっぱなしでの撮影です。
例によってリサイズのみでトリミングは1枚もしていないので、距離感をつかんでいただければと。


うう、ライオンが欲しい。

滑走路側からの風も強くなって、一番条件が厳しい中での撮影でした。
結局テントの中に逃げ込むことは無かったんだけど、やっぱFRIATを買ったほうが安全だと思います。


そんな条件でもF-16はガンガン回ります。


かなり雨が写りこんでいますね。


11:02 ファイター系が続きます。スイスのホーネット。


雨は止んでしまいました。そして幸運にもこの後降ることはありませんでしたよ。


テレコン付けてもこんなもん。向かい側の牧場からはどんなように見えたでしょうか。


ヨーロッパのデモはダーティ・ロールをよく組み込んできます。


前のカットからの続き・・・ではない。ドローグが引っ込んでるしょ。


さすがホーネット。ベイパーコーンは出ませんでしたが、この日一番のベイパーだったかな。

RIAT2014・・・日曜日①(真ん中の地上展示編)

2014-08-04 22:01:18 | 2014RIAT&ファーンボロー
RIATの2日目でございます。


ホテルの入り口にはユニオンジャックが。

スーパードクターK氏は前日の晴天に満足ということで、この日は会場入りせずにお買いもの。
6:30頃に所沢氏と2人で会場に向かいますが、この日は朝から雨がパラついていました。
BBCによると、どうやら午前中はあまり天気は良くなさそうです。
そして今日は日曜ということで、レストランが開くのが遅く、パンを貰うことは出来ませんでした。


右奥の旗が見えるところがゲートです。結構並んでるね。

前日とは違う道を通り、レッドカーパークに付いたのは7時過ぎ。
例年の傾向ですが、RIATは土曜のほうが入場者が多く、この日は全く渋滞らしきものはありませんでした。
前記のとおり、行列に並ぶ前に一応FRIAT専用の列があるか聞いてみたんだけど、担当者不在のため
わかりませんでした。なので、素直に列に並んでいます。


予定通り7:30にゲートオープン。

列はスイスイ進んでこの写真は7:36に撮っています。手荷物検査は全員やっているようには見えませんでした。
私はカメラバッグをちょっと開けただけ。ゲートにはFRIAT専用レーンがありましたが、なにやらバーコードリーダーが
トラブルなのか、隣の一般レーンのほうが速く進んでたわ(笑)。


レッド・アローズがそばにいるからレッドゲートというわけではなく、毎年東側のゲートはレッドゲートです。
うーん、いいアングルですね。帰りに撮ろう。

この後、前日は既に店じまいだったRAFのタイフーン・ディスプレイチームのブースに寄り道。
キーリング(タグ)を買いました。レッドアローズのテントはこの日の朝も閉まってる・・・


FRIATエンクロージャーの立派なスタンドです。

昨年から新しくなったそうで、椅子の上下間隔が広くなり、前の人の頭が邪魔になりづらくなったそうですが、
一度も座らなかった私にはあまり関係のない話です。
基本的に早期購入者から順に上からシートがアサインされるはず。
Y旅行はもちろんですが、今年も日本人と思われる方はたくさんいらっしゃっていました。


この日の朝もちょこっと地上展示を見に行きました。

普通のキングエアに見えますが、どんなミッションをするんでしょうか。


スコーピオンを改めて。

スコーピオンはアメリカのテキストロンという会社が自主開発している偵察/軽攻撃機。
ちょっと乱暴な言い方ですが、RQ-9リーパーの有人版的な使い方を想定されているのではないでしょうか。
もちろん途上国では主力機ともなりうるのでしょうが、形を見る限り空中戦は考慮されてないように見えますね。

テキストロンは、ベルやセスナを傘下に持つ持ち株会社のことだそうで、
実際この機体はセスナ社の既存部品などを利用して、コスト削減が図られているそうです。


BAEのブースに展示されていたトーネード。
今回RAFのトーネードはこの1機だけ。もう稼働している機体自体も少ないんだろうなあ。
寂しい話です。


同じく隣にいたタイフーンの2人乗り。


前日も貼った機体ですね。

所沢氏とスーパードクターK氏は地上展示はほんとうに全く撮らず。
その代わり、翌日のディパーチャーデ-で一網打尽にしておられた・・・はずです。


FRIATエンクロージャーに戻り、ほどなくしてスパホがファーンボローへとテイクオフ。


まったく、前日のデモよりこの日の上り一発のほうがよかったわ(笑)。

僕が地上展示を見ている間にパトルイユ・ド・フランスも帰っていきました。
ここまでは何とか空が持ってくれました。

RIAT2014・・・土曜日⑨(東側の地上展示編)

2014-08-03 15:59:54 | 2014RIAT&ファーンボロー
フライトは終わりましたが、会場は20:30まで開いています。
お疲れのところ申し訳なかったのですがお2人にも付き合ってもらい、東側をぐるっと回ってきました。


VIPエリアに置いてありました。
ヨーロッパは軍用機でもスペマーを残しておくことが多いですよね。


ブライトリングのオーナーズクラブに置いてありました。

翌日帰ろうと通ったら、クラブのベランダでレッド・アローズのパイロットたちがシャンパングラスを傾けていました。
一仕事を終えた男たちっていう感じでカッコよかったなあ。


適当に撮った写真ですが、まあこんな雰囲気ということで。


ハンガリーのアントノフ26も常連さんだな。
いろんな部隊のパッチを売っていました。


プ、プロペラが・・・翼の後ろに。

プッシャー方式と言うようですが、近年こんなタイプの飛行機を作っているのはピアジオ・エアロ位なのかな。
ピアジオ・エアロはファーンボローにも出てきますが、これはP166というタイプ。


40周年のF-16は7機が並びました。


デンマークの16です。あまり見た記憶がない。

センターパイロンのポッドはなにかと話題になったのですが、偵察ポッドではないかという結論に落ち着きました。


これは日曜の撮影なのですが、バゲージポッド上のパイロンになにかセンサーらしきものが付いていますね。

これもなにかと話題になったのですが、ミサイルの警報システムセンサーではないかという結論に落ち着きました。


ノルウェーの2人乗り。


帰りは後ろ側を回って帰ります。
オランダもベルギーもスペマーはなしか。


タイガーマーキングはノルウェーでした。


レッド・アローズは観客が見ている前でエンジンスタート出来るようになってたんだ。
これは結構貴重なシーンが見れたのかもしれないな。ま、翌日もFRIATから撮ったけどさ。


おお、昔のミニっていうところがいいですね。

奥にレッド・アローズカラーのテントが見えるんですが、ここでパンフレットとか配ってたのかなあ・・・
結局手に入れることが出来ず、それが心残りだ。


王立試験飛行操縦士学校が持ってるアブロRJ。


同じくホーク。


レッド・アローズの初代使用機は、ナットという飛行機でした。
50年間でナットとホークの2機種しか使っていないんですね。まあ、そんなもんか。

こちらの2機はナット・ディスプレイチームの機体で、
レッド・アローズとイエロージャックスというアクロバットチームの塗装を模しています。


リトアニアン・エアフォースっていうのも珍しいんじゃないですかね。


スコーピオンの後ろ姿。これだけ見たら、絶対モックアップだと思うわ。

ということで、この日はお開きです。ブルーゲートで、”See You Tomorrow”。


基地は19:30頃に出発しました。

クルマはだいぶ掃けていて、渋滞もなく田舎道をすいすいと通っていきます。
スーパードクターK氏もRIATのリピーターで、なんども通っているので運転はお手のもの。
僕はいつも乗っているだけでスミマセン。


そしてホテル周辺の土地勘もお手のもの。

ハイワースという街のスーパーに寄ってくれました。
ホテルではペットボトルの飲み物を買うことが出来なかったので大助かりです。
レジのおばちゃんのやる気のなさは海外ではそんなもん。商売っていうよりは、ただの仕事っていう感じ。


夕食はホテルのレストランで頂きました。カジュアルで利用しやすい感じの所です。

羊と鶏とソーセージのミックスグリルは16£。
外で羊が飼われていたので食べてみたくなったんですよね。
なにかと評判のよくないイギリスの食事ですが、とても美味しかったですよ。
これだけで十分にお腹いっぱいになりました。

RIAT2014・・・土曜日⑧(フライト編⑥)

2014-08-03 10:34:39 | 2014RIAT&ファーンボロー
今年の私が買ったチケットはFRIATのMACH1で142£(約25,000円)でした。

MACH1は土・日にFRIAT専用エリアに入場できるチケットで、会場では12£!!で
販売している雑誌のようなプログラムが付いてきます。
一般の土日通し券は70£位だと思いますので、およそ倍ですね。

FRIATの一番のメリットはリハーサルやアライバル機が撮影できる水~金曜日と、ディパーチャー機が
撮れる月曜日に入場できるところですが、今回僕は土・日しか行くつもりがなかったので
購入したMACH1は土・日しか入場が出来ないタイプです。

一般の入場券でも普通に撮れるのですが、FRIATのメリットは

①ほぼショーセンターで、そこまで込み合っていないところで撮影できる
②前にスピーカーがない
③雨が降ってきたときの避難先が近くにある
④トイレが近い
⑤ピーターおじさんの寸劇が見れる

だと思います。特に③が重要だと僕は思っているのですが、フェアフォードは自衛隊の基地と違って
会場側に格納庫などがあるわけではなく、雨宿りポイントはとても少ないです。
イギリスは大西洋からの偏西風が吹き抜ける土地柄か、2日間いればどこかで雨が降ると思っていたほうがよく、
近くに雨宿りができるテントがあるということはとても精神的によいものです。
ケチな僕でもFRIATのチケットを買っている理由はこんなところです。


16:22 パトルイユ・ド・フランスです。


レッドアローズの50年目を祝うためか、去年に続き今年のRIATもヨーロッパ御三家がそろいました。

ただ、PDFのディスプレイは金曜と土曜だけ。
日曜日はフランスのパリ祭(バスティーユ・デイ)と重なったため、パリでフライバイ。
それもあってなのか、今年のフランス空軍の参加は地上展示もなくPDFのみでした。


この時間になると陽炎も少ないかな。


しかし”フランス”という響きだけで、お洒落に見えるのはなぜなんだ。


PDFはHPを見ても科目名が見つからん。

4機ずつにセパレートして前半戦終了ですかね。


”パックマン”(勝手に命名)


”ローリング・コンバットピッチから4機が追いかけっこするような感じ”


そろそろ”シェリフ”をゴーヨンで撮るのはやめよう・・・


ベルギーでリベンジできると思ってたのですが、ベルギーも参加は1日だけなんだな(日曜日のみ)。


PDFは変化を求めているチームと思われ、毎年数科目入れ替わっていると思います。
これは”シャドー”みたいな感じ。


これ場内放送でなんて言ってたかなあ。シザーズみたいに正面からクロスしてくる科目です。


今年はフランス空軍の80周年なんだな。特に大きなエアショーとかはないと思いますが。


おいおい、PDFもアパッチロールか。いまブームが来てるんですかね。


16:57 スイスのホーネットです。


オランダでも夕方のフライトでしたが、RIATでも光線がイマイチになってからでした。


17:09 インベージョン・ストライプをまとったタイフーンがディパーチャー。


17:11 ランカスター&スピットファイア

すいません。ちょっと休憩して見てました。


17:33 タイフーンのディスプレイの前にスピットと編隊を組みます。ちょっと間隔が開きすぎだ。


インベージョン・ストライプをまとった2機でのフライバイです。
ストライプはノルマンディー上陸作戦時に誤射を防ぐために連合軍側の航空機がまとった識別塗装。
今年はノルマンディー作戦から70周年ということで、タイフーンにスペマーが施されました。


この日一番のベイパー。ということで、土曜日のトリはタイフーンが務めました。


すっかり曇っちゃったね。


ラストパスの傾け方はホント絶妙に背中が見えないんだよな(笑)。


どもども~。

この写真の撮影時刻は17:48でした。
8時間マジでぶっ通しのフライトプログラム、これがヨーロッパのデカいエアショーです。
(フレアは無いけど・・・)充実感は凄かったですね。

RIAT2014・・・土曜日⑦(フライト編⑤)

2014-08-01 21:15:24 | 2014RIAT&ファーンボロー
イギリスでエアバンドを聞くことは全然大丈夫。
RIATもここ何年かは普通にフェアフォードタワーの周波数を使っているようです。

コールサインは機種をそのまま使うことが多いですね。”タイフーン”とか、”ホーネット01”とか。



15:04 ”マトリックス75”がテイクオフ。カッコいいコールサインだ。


この機体はもう3年目か。パイロットも3年目で脂がのりきっている感じです。


1800万画素で撮ったらトリミングしてもいけるかな。


3次元的というのが正しい表現かどうかわかりませんが、グイングイン廻してくるディスプレイは好きだなあ。


クライネ-ブローゲルではフレア頼むね。


15:15 ランカスターとスピットファイアがアライバル。


15:21 今回は飛んでくれました。ブライトリング・ジェットチームです。


ちょっとこの時は太陽が陰っちゃったんだよね。


7機のアルバトロスによる演技を見せてくれます。

来日したのはまだ昨年でしたっけ。感動的なエピソードがありましたね。
リーダーは昨年と変わらずジャック・ボツラン氏が務めています。


シンプルなカラーリングですね。


元祖ツイスター、じゃなかった。アパッチロール。
カラースモークの分レッド・アローズのほうが見映えがしてしまうな。


5機の編隊が真ん中からパカッと開いて・・・


その間を通過していきます。ゴーヨンで撮るべきではない科目でした。
次の日は天気悪くて出来なかったんだよね。


ジェットチームがランウェイバックしてくる上空を飛ぶのはウイングウォーカーズ。
予定通りのコラボレーションだけど、さすがに2チームで編隊を組むのは難しいのかな。


15:47 ブライトリング・ウイングウォーカーズ。


翼の上に乗るのはお姉ちゃんと決まっているんだ。


みなさんしっかり撮られていますね。


普段は2機でのフライトだそうですが、今回はスペシャルで4機編成でした。

残念がらリモートでの演技だったんだよね。
撮影会とかあれば、なんかのデモを犠牲にしてでも撮りに行ったんだけどな(ウソです)。


16:01 BBMF(バトル・オブ・ブリテン・メモリアル・フライト)のダコタです。

ダコタ = C-47 = DC-3 ですね。


16:09 われらがオランダ空軍のF-16デモ・チーム。


やっぱり寂しいーー。

機番はLuchtmachtdagenで飛んだのと違います。
デモチームはレーワルデンで、タイガーSQはフォルケルなのでタイガーマーキングで飛ぶのは難しいと思うけど、
地元のスペマーで飛べないこともないと思うんだけどなー。


心なしかシャッターを切る回数も少なくなってしまったかな・・・

RIAT2014・・・土曜日⑥(フライト編④)

2014-07-31 22:34:31 | 2014RIAT&ファーンボロー
時刻は14時になりました。フライトはようやく半分が終わったあたりです。
FRIATエンクロージャーにはいくつかの売店が並んでいて、アイスクリーム、ハンバーガー、
ビールなど食べたり飲んだりすることが出来ます。

RIATの場合はどの売店でも買っても同じ値段で、ソフトクリームは2£、ハンバーガーはいろんな
種類が売ってますが4£から、ビールは1パイント4£、そして500mlの水が2£と言ったところです。
ま、僕は今回会場内の飲食には1£も使ってないんですけどね・・・
スニッカーズとカロリーメイトで旅の情緒なんてありゃしない。

イギリスの雰囲気を味わうなら、食べ物はもちろん会場内で買うことをおすすめします。
ただし、ロイヤル・ヨルダニアン・ファルコンズの時なんかは、いくら限られた人数しかいないとはいえ、
FRIAT内の出店も結構並んでます。昼休みっていうものが無いんだからしょうがない。


14:05 ロイヤルアーミーのアパッチです。

被っている帽子はFRIATの特注品かな。
実際にブースで売っているわけでは無く、おそらくブースで注文して後で届くんだと思います。
売ってたら買っちゃうんだけどな。


こちらはロングボウレーダー付き。フライトのバリエーション自体はオランダよりも多い気がする。

ものすごく今更なんですが、イギリスのアパッチは「ボーイング」ではなくて、
「アグスタ・ウエストランド」製なんですね。


チェーンガンだけじゃなくて、ロケットランチャーも動かしてました。


レッドアローズがディパーチャー。


傾けちゃった。


14:15 スウェーデンのグリペンです。
僕は4回目のRIATですが、オランダ、ベルギーの16と共に必ず見ている気がするな。


スモークワインダーが大きく見えること。


相変わらず軽い飛びっぷり。

ところでスイス国民はグリペンE/Fの導入を否決してしまいましたがどうなるんでしょう。
このままF-5の後継機が導入されないことになれば、PC-7チームがパトルイユ・スイスを
名乗ることになるのでしょうか。パイエルヌに行く人は聞いてきてほしいな(笑)。


スウェーデンのラウンデルはどうしても人の顔に見えてしまって。


4回見た中では一番近くを飛んでくれたと思います。なかなか良かった。


14:25 スイス空軍のシュペルピューマです。これも本来はフレアを撒くのでは?


14:34 The Red Arrows

FRIATでも写真を撮ってない人はこんなにいるんですよ。


F-35が来なくなり、今回の主役は50年目のシーズンを迎えたレッド・アローズで間違いありません。


その名も”フランカー”フォーメーション。2年前のロシア遠征時にでも名付けたのかね。


前半戦の終了を告げる”パーム・スピリット”。去年のドバイ遠征時にでも名付けたのかね(笑)。
写真ではまだヤシの木は完全に描かれていませんが、この科目、なかなかカッコいいと思います。


”グース(Goose)”。意味を調べて笑ってしまった。


”ヴァーチカル・ブレイク”

パイロットたちの無線交信はいつもよりもさらに気合が入ったものでした。
そして会場内のアナウンスも「This Is Vertical Break!!」などと
やたら「This Is ~」を使っていました。

ブルーインパルスは「これがスタークロスだ!!」とまでは煽らないだろうな。


時系列的には”カルーセル(Carousel)”中のクロスかな。

ニュルブルクリンクの名物コーナー”カルーセル”も同じ意味なんだろうなと思ったわ。


”ロールバックス”


”ミラーパス”

ベルギーではですね、ちょっとショーセンターから離れて撮ろうと考えているんですよ。
クロスは撮れなくなるけど、少し変化を付けてみたくて。


”ジッポー・ブレイク(Gypo Break)”

スモークの軌跡がわけわからん動きを物語っていますね。
この”Gypo”という単語が何度か出てくるんだけど、イマイチ意味がわからないんだよな。


ラスト。お馴染み”ビクセン・ブレイク”。


拍手~。


いや~、良かったっすよ。イギリス来て良かった。やっぱレッドアローズ好きだ。

RIAT2014・・・土曜日⑤(フライト編③)

2014-07-30 21:58:54 | 2014RIAT&ファーンボロー
FRIATエンクロージャーは脚立に乗ることは禁止されています。
ただ、ヨーロッパでは地上展示を撮るときに脚立を使っている人も多いので持込は大丈夫です。

僕も小さな踏み台をイス替わりとカメラ置きとして使っていました。
フライトの間、シャッターを切らない時には踏み台の上にゴーヨンを縦に置くと楽なんですよ。


12:11 パトルイユ・スイスです。


垂直尾翼はラプターみたいだな。

RIATでのフライトは2012年が最後と噂され、展示飛行終了後にはウォーターキャノンまで
受けていたのですが、何事もなかったように今回もフライト(笑)。


うーん、2014年バージョンのプログラムが見つからないぞ。隊形名不明。

最前列結構空いているでしょ。
離陸、着陸の時はまあフェンス際にみんな並びますが、飛んでいる時は一歩下がって撮る人が多いですね。


去年までは2機でやっていた”フラットミラー”ですが、1機増えた。


パトルイユ・スイスは去年とそこそこ科目が変わっていました。50周年記念かね。


これも”マッターホルン”とは言っていなかったような。

ちょっと話はずれますが、ハイスピード・パスはHPで”Tom Lüthi - High speed pass”と紹介されてるんだな。
トム・ルティってスイスのライダーで、Moto2クラスで結構活躍しているんですよね。
日本流にすると”小林可夢偉-ハイスピード・パス”っていう感じ?


でも、やっぱりパトルイユ・スイスは”フラッグ”フォーメーションだな。


”トンネル”はどうするのかなと思ってたけど、トンネルのままでした。
2010年は”サッカーゴール”だったのにね。


12:44 午前中はイタリアだらけですね。トーネードです。

イタリア空軍はフライトプログラムに5機種もブチ込んできました。
その代わり地上展示は一切なし!!いさぎよいですな。


イタリアのトーネードは見るのも初めてです。

機動性で勝負する機体ではないだけに、クリーン形態なトーネードはちょっと物足りない感があるなあ。


こういう風にギリギリ収まっているような写真は、たいていダーティロール中なのでゆっくり飛んでます(笑)。


こんな写真貼る意味あるのか?(笑)一応最大後退角でも飛んでるという証拠写真ですかね。


中途半端なフレーミングですが、十八番のスラストリバーサ。


12:57 RAFのツカノ・ディスプレイチームです。

今年もスペマーですね。テーマは第1次大戦の100周年ということで、”LEST WE FORGET”は
「(犠牲になった)お前たちを決して忘れない」という意味なんですね。
機首のお花はマリメッコと同じケシの花。ケシも第1次大戦とかかわりがあるそうです。

RAFと言えば、ホーク・ディスプレイチームは現在活動していないようです。寂しいね。


13:16 ポーランドのチーム・オルリクです。


オルリクはPZL-130オルリクという機体を使った、そのまんま過ぎる名前のアクロバットチームです。
RIATには初登場かな?もちろん見るのは初めてです。


PZL-130はポーランドが自前で開発した練習機。
残念ながら?他国での採用実績は全くなく、僕も存在すらよくわかっていなかった飛行機です。


たしか2昔前くらいに聞こえるミュージック合わせてのフライトでした。

そういえば、3機ずつでのバック・トゥ・バックをやるチームはクロアチアのウイング・オブ・ストームでした。
お詫びして訂正いたします。


小さいので広角レンズだとちょっと厳しいですね。スモークも雲にまぎれちゃった。


同じく。


13:43 オーストリア空軍のサーブ105です。

この機体、けっこう航空雑誌に出てますよね。
2010年の運用40周年塗装っぽいので、もう4年前からずっとこの塗装なんだな。


胴体が太いのでとても寸詰まり感を感じる機体です。
せっかくのタイガーですが、背中を全然見せてくれないんだ。見せられないのかもしれないけど。


13:54 エストニア空軍のL-39です。

たしか去年も飛んでいたと思いますが、バルチック・ビーズの機体そのものですね。
バルチック・ビーズは2011年のMAKSで見ましたが、エストニアのお隣ラトビアの民間チームです。
そこから機体をリースして空軍で飛ばして、外国のエアショーにまで持ってくるってなんか凄いですね(笑)。


尾翼にはエストニアの国旗が描かれていますが、みつばちの塗装に埋もれてます(笑)。
ホームページを見ると、バルチック・ビーズもバリバリ活動中のようですね。

RIAT2014・・・土曜日④(フライト編②)

2014-07-29 22:22:04 | 2014RIAT&ファーンボロー
この日はホントいい天気で、ジャンパーは必要なし。
半袖で十分でしたが、僕は長袖シャツを腕まくりして1日過ごしました。

飲み物はホテルから持って行った500mlペットボトル2本で過ごしましたが、帰るころにはカラカラでした。


10:53 フレッチェ・トリコローリ。


天気が良ければ陽炎が出るというのは仕方がありません。

もっと早い時季か遅い時季にやってみてはいかが?超自己チューですね(笑)。


ソロがもうちょっと突き抜けていれば良かったんだけど。そのコマは右側の編隊がフレームアウト。


左右に分かれて・・・


正面でクロス。この4枚は一連の科目で、ハートではなくビッグアップル。


フレッチェはカラースモーク使う科目は少ないんだよね。毎回この科目貼ってる気がする。


有名な話だと思うのですが、フレッチェのソロは1機だけなので、クロスする時は5機と4機になります。
それをゴーヨンで撮ろうとすること自体がバカなんだと思う。


ソロが面白い感じで入った。

フレッチェは科目を変えないんですよねえ。
伝統を守っているのかなんなのかわかりませんが、新し物好きとしてはさみしいんだよな。
ブルーインパルスも今年はまったく新技が無いんでしたっけ。


といってもズームレンズでクロスを撮ろうとすると、どのくらいの焦点距離にすべきかが難しい。
ぼくは画面いっぱいに写したい方なのでね。


5機の第1編隊と、4機の第2編隊は別れたりくっついたりの繰り返し。


ソロはブッ飛んだこともやりますね。お馴染みラムシェバック(のスモーク)。


ダウンワード・ボムバーストの後はまた明日。


スモーク装置が不調なのか降りた後もずっと吹きっぱなし。消防車がソロソロと後をつけていました。


11:24 イタリア空軍のAMXです。

イタリアとブラジルが共同開発した軽攻撃機ですね。メジャーな存在ではないと思いますが、もう20年選手です。
デモを見るのは初めてですが、飛びっぷりに特筆すべきところは全くないですね(笑)。


小さいですが、形的にはおさまりがいいと思います。


11:34 出た。ロイヤル・ヨルダニアン・ファルコンズ。

皆勤賞と言っていい存在だと思いますが、解説不要ですかね(笑)。
ほとんどシャッターを切ってないのでこんな写真しかない。
3機体制になったのかな。


11:48 米海軍というよりはボーイングのスーパーホーネット。


高い、遠いのファーンボロー仕様のフライトでどうしようもありませんでした。
まあ、模擬弾積んでるだけいいんだけどね。


11:59 エアバスA400M。昔はもっと派手な上がり方をしてくれたんだけどな。


こちらもファーンボロー仕様でエアバスの機体が飛びました。


トルコではすでに運用が始まっているのに、RAFにはまだ引き渡しされていないんですよね。

A400Mの初飛行は2009年12月か。
C-2の初飛行はその1か月後だったんだな・・・

RIAT2014・・・土曜日③(フライト編①)

2014-07-28 22:58:35 | 2014RIAT&ファーンボロー
さて、ようやくフライト編です。

その前に俺に朗報。
イギリスで使うことが出来なかった旧50ポンド札を両替することが出来ました。
最初に行ったトラベレックスは、1ポンド150円?安すぎじゃね?と自ら立ち去り、
次に行ったみずほ銀行では「出来かねます」とあえなく門前払い。
あきらめずに行った三井住友銀行では普通に両替してくれました。
この8,000円は次の渡英までとっておくことにしよう(笑)。

FRIATエンクロージャーに戻りましょうか。
エリアの中にはドーンと観客席が設置されていますが、望遠レンズを振り回すのには最上段以外向いていません。
ということで、今回も僕のシートナンバーなんて見もせずに、観客席前の芝生エリアで撮っています。


汚い写真でゴメンナサイ。土曜日のフライトプログラムです。
スイスのハンターと、ロールスロイスのスピットファイアと、ご存じのとおりF-35はキャンセル。


グローバルホークは本物なんだろうか。
そして手前にはF-35の姿が・・・

あれ、ひょっとして来たの?なんて淡い淡い期待を抱いてもみましたが、このあと分解されたようです。
前日はF-35モックアップの展示があったらしいのですが、この日は無し。
ファーンボローに運ばれていったんでしょうね。

プログラムではRAFとUSマリンコのダブルネームになっているので2機飛ぶ予定だったのかな。
そしてF-35はレッドアローズと編隊を組む予定だったんですね。残念だ。


9:50 イタリアのタイフーンです。イタリアはタイフーンって呼んでもいいんだな。

記載する時刻は実際のものではなく、もらったデイリープログラムに沿った時刻にしてみますね。


イタリアのタイフーンは見るのすら初めてです。しょっぱなから贅沢でした。
しっかし、どうしても左に寄ってしまう・・・


イタリアにはおそらく戦闘機の「デモチーム」は存在していません。
ということで、カラーリングは何の変哲もないノーマル。


フライトは随分と遠いんだ。
レギュレーションがさらに厳しくなったのかと思いましたが、どうやらこれは自主規制だったようです。


あまり印象に残ることはしなかった気がする。


10:02 RAFのチヌーク・ディスプレイチームです。


相変わらず過激な連中でした(笑)。
自分たちの見せ場がよくわかっているのか、2年前よりも真下を向くシーンが多くなったような。


10:12 イタリア空軍のC-27Jスパルタン。

70Dでホワイトバランスを太陽光にしたつもりが蛍光灯かなんかになってました(笑)。
サブディスプレイにスペースはあるんだから、なんでWBの表示が無くなったのか理解に苦しみます。
RAWで撮れってか?


お得意のナイフエッジ。


ロードマスターが思いっ切り腕を伸ばしております。

それにしてもキャノピー周りにずいぶんと窓がありますね。


10:25 ソロタークでございます。

僕はプロペラ機や大型機を撮るときは、たいてい撮影コマを秒3コマに落として撮ります。
そしてファストジェットが上がる前に設定を戻すのをたまに忘れます。
この時がまさにそうでした(笑)。だいたいそういう時は余計にあせるんですよね。


”ソロターク”はご存じのとおりトルコ空軍のF-16デモチーム。

2011年にお披露目されてから4年経ちましたが、この塗装は変わっていないはずです。
ゴールドの使い方がカッコいいんだよな。


師匠はオランダのデモチームですが、破天荒な飛びっぷりは既に師匠を凌駕したと言ってもいいのではないでしょうか。
ま、エンジンが強力な分、有利なのは間違いないんでしょうけどね。


地上ではナレーターが「手を振って!手を振って!」と煽ります。パイロットさんも振ってるわ。


マットブラックで塗られた主翼の鷲がなかなか写ってくれないんだよね~。


赤と白はトルコカラーだけど、金色もなにかあるのかね。

全体的な傾向ですが、天気はこの日のほうが良かったけど、やっぱり1日目が練習代わりになるのか
写真的には日曜日のほうがお気に入りカットが多かったりします。


10:38 ポーランドのフィッターです。

とんでもないプログラムですね。
この時点で日本の航空祭を超えちゃうよ。マジで。
フィッターのフライトはRIATでは15年ぶりだそうです。


フィッター・デュオのデモは可変翼の違いを見せつけるローパスから始まります。

これがラメックス・デルタのように背中側だったらなおさらいいんだけどね。
ま、ラメックスDがRIATで飛んだとしても、つかみのファンブレイクは相当遠くなりそうな気がしますが。


ピントがない・・・


お世辞にも機動性がいいとは言えない飛びっぷりですが、そこが不器用っぽくていいじゃないですか。


2番機はローアプローチ後アフターバーナーをエンクロージャーに浴びせていきました。最高。


僕のボキャブラリでは「無骨」という言葉しか思い浮かびません。

RIAT2014・・・土曜日②(西側の地上展示②)

2014-07-27 18:08:06 | 2014RIAT&ファーンボロー
ホントは今ごろ富士を出発しようかと思ってた時間なんですけどね。
ちょっとトラブル?で昨日のうちに帰ってきてしまいました。その模様はあとで書くとして、
とりあえず地上展示の残りを貼ろうと思います。


グリペンは今年もセールスを兼ねての展示かな。

戦闘機の地上展示はイギリスが中央付近、F-16が東側、それ以外が西側と分散されていました。
全部合わせても20機に満たずちょっとさみしいねえ。


スペインのホーネットはなかなか見る機会が少ないですね。ちょっと地味だけどタイガーマーキングだ。


タイフーンEF2000はかたくなにノーマル塗装だなあ。


トーネードは安定のタイガー塗装ですね。HARMを積んでるということはECRでしょうか。


地上展示では今年の目玉だったでしょうか。ギリシャのA-7コルセアとその複座型。
このペアは去年オランダでも見ることが出来たけど、今回のほうが撮影条件がいいです。


C-130はベルギー、ノルウェー、ヨルダン、オマーン、アルジェリアから来ていました。
ばっさり割愛。


描かれているのはオリンポス山とイーグル。ギリシャ神話に基づく図柄でしょうか。
ライブビューで腕を伸ばして撮ってみました。


先ほどは安定のタイガーと書きましたが、実はブラックパンサーなんですね。


なんか優しそうな黒ヒョウだな。


トラのようなサソリのような。

今日図書館で航空ファンを読んだんですが、当然出ていたと思っていた今年のタイガーミートには
スペインは参加していないんですね。
そして気になることが書いてあって、今年のラファールのソロディスプレイはタイガーマーキングを使うとか。
期待しちゃっていいんですかね?


こちらもライブビューで。ちょっと詰め切れなかったかな。
いつも地上展示されているときに空中給油プローブなんて出てたっけな。


2年前にもいたな。大気観測に使われているらしいBAe-146です。


お、けっこう人気あるじゃないですか。何時から公開されたのかわかりませんが行列ができていますよ。

主催者から一度参加のアナウンスがあったのにリストからいつの間にか消えていたり、
なんかドタバタしてた感のあるKC-767の展示ですが、無事に参加と相成ったようです。


60周年ステッカー初めて見た。


ミーティアに続く、イギリスジェット戦闘機の第2弾がバンパイアなんですね。

3,000機以上も作られたという成功作らしいですが、あまり戦闘機らしい形ではないよね。そこがいいのか?


ちょっと話題になってたスコーピオン。見ている人もたくさんいました。
結果的にウェポンを積んでいるところを撮れたのはこの時だけだった。


RIAT公式グッズはなかなか高くてねえ。今のレートでTシャツ15ポンドはちょっと出せないわ。
マグカップもどうもプリントが甘く見えて、手が出ませんでした。


隣に写るインフォメーションの中に貼ってあった地上展示機のマップ。

マリンコのF-35も地上展示される予定だったのね・・・
そのF-35Bが配備されているグリーンナイツもブースだけは出ていてF-35グッズを売っていました。
来てないのに買うかっ(笑)。


なんかもらえるものは無いかとテントの中に入ったら去年のロータスのマシンがあったわ。
しかし、ゆっくり見れる時間などない。


毎回こんなのいるよね(笑)。

RIAT2014・・・土曜日①(西側の地上展示①)

2014-07-25 22:39:43 | 2014RIAT&ファーンボロー
さて、ようやくエアショー編の始まりです。
RIATはご存じのとおり?「Royal International Air Tattoo」の頭文字をとった略称で、
「リアット」と発音します。「エア・タトゥー」という人も多いですね。


BBCの天気予報のおっさん前にも見たことがある気がするな・・・
画面が真っ青になってしまいましたが、本日の天気は夜まで雨は降らなさそうです。よっしゃ。


スウィンドン郊外の静かな朝。どうだ。青空じゃ。

イングリッシュガーデンと日本庭園の中間なんでしょうか。
わび、さびを感じ・・・れるような人間ではありません(笑)。


スタントンハウスは想像していたよりもずっと大きな施設でした。
エアショーを楽しみに来た人ではなく、イングランド文化を体験したい人が泊まるべきところかな。

スタントンハウスは朝食なしのコースでもコンチネンタルブレックファストを食べることが出来ます。
レストランで食べない人にはテイクアウトにも対応してくれ、パンとバナナとシリアルバーを貰いました。
レストランは6:30~なので、食べてからでもフライト開始時刻には間に合うと思いますが、
やはりなるべく早く着いていた方がなにかと安心ということで、朝食を貰うとともに出発。


この日は、ほぼ初対面のスーパードクターK氏(仮名)に道中、そして会場でお世話になりました。
所沢氏も一緒にホテルを出発したのですが、レンタカーはなんとアウディA5。デカい。
アウディなんて乗るのも初めてですよ。残念ながら乗り心地はまったく覚えていませんが・・・
そのくらいこの日のエアショーにワクテカしてたんでしょう。

渋滞もほぼなく、駐車場(ブルーカーパーク)には7:15頃到着しました。
今年は全然大丈夫でしたが、雨が降り続けると草原の駐車場は泥沼と化すようなので気を付けましょう(笑)。


ゲートオープンは7:30・・・なんですが、想像以上の行列でした。

僕はいままでシャトルバス利用だったのでブルーゲートから入るのは初めてだったのですが、
スーパードクターK氏(仮名)も想定外だったようです。

仕方なく既に出来ている行列に沿って歩いていき、その行列の最後尾に回ることにします。
クネクネしている細い田舎道なので、どこまで行くんだ?と思いつつ10分ほどで最後列に着きました。
厚木の1/3位ですかね(笑)。


8:15。列が進むのは思いのほか速かったかな。ブルーゲートが見えました。

ゲート近くまでやってきたときに、僕がぶら下げていたチケットを見た係員が「Are you FRIAT?」
と聞いてきました。「いえ~す。すりーぱーそん」と答えると「じゃあこっちに来い」と手招きします。
僕らの前に並んでいた人たちに「ちょっと失礼」という感じで行列の最前列へ。

うーん。結局FRIATを持っている人は行列に並ばなくても特別扱いしてくれたのかもしれません。
来年以降もFRIATを持っている人は並ぶ前に聞いてみる価値はあると思います。
まあ、翌日レッドゲートで聞いてみたときは「担当があと15分位で来る」と言われ、担当にダメだと
言われてもいやなので結局列に並んだんですけどね。

ゲートの手荷物検査場でもFRIATメンバー用のファストレーンが設けられています。
手荷物検査は抽出といった感じで僕はあたらず、ボディチェックもなくあっさり入場することが出来ました。

ブルーゲートから入場するとFRIATエンクロージャーは結構近く、地上展示を撮らないお二人に
荷物番をお願いして、身軽になってさっそく地上展示機を撮りに行きますよ。
この日のフライト開始は9:50。しかもトップバッターはイタリアのタイフーンと来たもんだ。
使える時間は1時間。今回は西側から行ってみようか。


どーすかこの天気。朝から日差しが痛くて幸せです(笑)。


比較的近くにいたスペマーのタイフーン。


6SQの100周年記念塗装だそうです。

デザートな迷彩があしらわれているのは中東で活躍していた期間が長いからでしょうか。
おそらくこういう塗装だった時代があるんでしょうね。


キャンベラって今まで見たことあったかな・・・地味に名機なんですよね。


例によって小型機は真面目に撮っていません・・・ドイツは地味にスペマーがたくさんあるよな。


昨年はたしか参加しなかった米空軍ですが、今年はこじんまりながらも地上展示を復活。
ストライクイーグルのデモチームが復活なれば、RIATでのフライトもそのうち見られるかもしれませんね。


ドイツはP-3もワンポイントマーキング入り。


同じ機体でも随分色味が違うな・・・。グーグル先生によると、第3海軍航空団の50周年のようです。


日本でもお馴染みの機体になった感のあるP-8ですが、僕は見るのも初めてです。
個人的には737ベースという感じがまったくしません。


続きはまた今度・・・

週末は富士でスーパー耐久、来週末もお出かけ、その次の週はスーパーGTと、更新ペースはゆっくりになりそうです。
記憶がどんどん薄れていくんだよな・・・

RIAT2014・・・スウィンドンへ行こう

2014-07-21 22:15:56 | 2014RIAT&ファーンボロー
ただバスに乗ってただけなんですけどね。なんか中途半端になったので別記事にしました。

2010年はパディントンまでヒースローコネクト、そこからはグレートウェスタン鉄道で、
2012年はレディングまでレールエアと呼ばれるバス、そこからはグレートウェスタン鉄道で
行ったのですが、今年はヒースローからコーチ(長距離バス)で直接スウィンドンへと乗り込みました。

理由はもちろん金額しかありません。
ヒースロー-スウィンドン往復に2010年は93.3£、2012年は48.2£かかりましたが、
今回は19.8£ですみました。

といってもこの金額は1か月以上前に予約をした早期割引によるものです。
1か月前を過ぎるとこれよりも高くなり、当日だとさらに高くなると思います。


出発はお馴染み?のヒースロー・セントラル・バスステーションから。

18:20発のバスを予約していたんですが、なかなか来ねーんだ。ちょっと不安になりますが、
欧米人の明らかに同業者と思われる方が近くにいたので僕が乗り遅れたわけでは無いようです。

このバスの始発はロンドン中心部にあるビクトリア・コーチステーションで、行き先はスウィンドンを経由して
ブリストルという街まで行きます。路線で言うとナショナル・エクスプレスバスの401系統。
結局バスは18:40にやってきて、18:46に出発しました。

ちなみにここのバスステーションは、空いている乗り場にバスが次々とやってくる方式のため、どのバスが
何番乗り場から出発するかはバスが来なければわかりません。そのためキョロキョロしている人が多いです(笑)。
乗るときには印刷していったEチケットを運転手に見せるだけ。


座席はLCC並みかな(笑)。バスはほぼ満席で、窓際席はすでに埋まっていました。
当日券が売り切れということも十分考えられそうですね。

周りは外国人ばかりですが(あ、俺が外国人か)、ビジネスクラスに比べるとなぜかアウェイ感を感じません。
やっぱり普段の生活レベルにあった移動手段を選んだ方が落ち着くんでしょうね(笑)。

走り出して10分ほどであっさり渋滞につかまりました。
さすがに金曜ということもあってか、ロンドンから西方へと向かう高速道路のM4も混んでいるようで、
周りの人たちも前方の様子をしきりにうかがっています。
ちなみにちゃんとトイレがついている高速バスなので安心です。

バスから眺めていて思ったのですが、英国人の運転はブレーキを踏むのが早い気がしますね。
それで渋滞が誘発されているような気がします。誰か教えてあげてください(笑)。

通路側ということで道中の写真は全くありません。
僕も珍しく音楽を聴きながらスウィンドンへと向かいます。


スウィンドン駅となつかしのGWホテル。2年前に泊まったところです。

結局バスは定刻より24分遅れの20:24にスウィンドン・バスステーションに到着しました。
結構な時間渋滞につかまっていたイメージなのですが、2分取り戻したので結局織込済の時間だったのね。
乗客は半分以上がスウィンドンで降車しました。

スウィンドン駅からはタクシーで今回の宿、スタントンハウスホテルへ向かいます。
イギリスでタクシーに乗ったのは初めてですが、俗にいう「ロンドンタクシー」ってやつでした。
かなりボロい感じでエンジン音ががさつね。


20:50頃スタントンハウスに到着。
時間にして15分位でしょうかね。チップを合わせて14ポンド支払いました。

スタントンハウスから1キロ行かない位のところにバス停があったので、路線バスの利用も可能かもしれません。
もし次回利用することがあったら、事前にメールで聞いてみようかなと思います。


バウチャーを見せて何事もなくチェックイン。

知っている方も多いと思いますが、スウィンドンにはホンダの自動車工場があり、このホテルはホンダの系列会社が
経営しています。チェックインの時も日本人スタッフのマリちゃんが対応してくれました。

シングルは1泊60£。バスタブ付きで、冷蔵庫、電気ケトル、ドライヤーがありました。
ただ、スマホの電波が入りづらかったです。WiFiがあるのでwebは見れますが、ドコモメールが見れん。


今晩の夕食はBPコネクトで買ったサンドイッチとクリスプ(ポテトチップス)です。

サンドイッチとクリスプと1Lのボルヴィックのコンボセットで4£でした。
ちなみに写っているビタミンウォーターはバスステーションのWHスミスで買って2本で3£ね。

サンドイッチは普通でしたが、たいして気にせずに買ってしまったウスターソース味のクリスプはやられたわ。
かな~り濃い味で結局この日は完食出来ませんでした。次回はしっかり吟味したいと思います(笑)。

RIAT2014・・・ヒースローで撮ろう①

2014-07-21 12:31:59 | 2014RIAT&ファーンボロー
ヒースローに到着したのは金曜のお昼。
機内では結局朝食を食べただけなのでお腹が減りました。
ターミナル4のWHスミスでなにか買おうと考えましたが、サンドイッチでも高くてねえ。
結局チョコバー2本というイギリスらしい昼食になってしまいました。

イギリス人っていうのはチョコバーをよく食べるらしく、キオスクなどではバカみたいに並んでいます。
日本で言うとおにぎりや菓子パンみたいな感覚なんだ。マジで。

チョコを買った後はすぐに路線バスのバス停に並びます。
今年は特別で、金曜にもRIATは開催していましたが、これから行っても間に合いません。
午後はヒースローで写真を撮ることにしました。

ヒースロー周辺を走る路線バスにはフリートラベルゾーンというのがあって、各ターミナルを結ぶ区間は
無料で乗ることが出来ます。これを使って撮影ポイントを回ることにしました。

まずは490番のバスに乗ってターミナル4から地下鉄ハットンクロス駅へ。5分くらいだったかな。
シャトルバスではなく、あくまでも路線バスの無料区間なのですが、デカい荷物を持っていればドライバーに
申告する必要もなさそうです。バスは前乗り後ろ降りで、日本の路線バスと同じような停車ボタンがありました。


ハットンクロス駅からは歩いてポイントである広場へと向かいます。その間もひっきりなしに降りてくるんだ。


おお~、こんな感じになってるんだ。並んでいるスポッターのみなさまがわかるでしょうか。
ハットンクロス駅からはゆっくり歩いて10分くらいでしょうか。


70Dをカバンから出しての1機目はジャーマンウイングスでした。
2年前とは塗装が変わったな。


ヒースローはお馴染みの曇り空。ですが雨が降るほどではなさそうです。

ここは27Lへのアプローチ機を撮影できるポイントで、アプローチコースの南側になるので
基本順光で撮ることが出来ます。まあ、この日は太陽が出ることはなかったので関係なかったけどね。
ちなみにヒースローに降りたときの気温は16℃でした。この時期でもジャンパーの類は必要です。


エジプトって成田線復活したんだっけか。わからん。まあ、この塗装のA330が飛んできたことはないだろ。


お、さっそくハト号だ。右も左もエンジンカウルが微妙だけど。


ゴーヨンを出してみた。


おお、BAの787だ。


さすがにこれはBAを見飽きているはずの地元スポッター達もシャッターを切っていました。


スキポールでは飛んでいるところを撮ってないKLMのフォッカー。


あれ、長距離専門だと思ってたけど、ヴァージンってA320なんて持ってたのか。
デカロゴって紫色で書いてあるんだ。


もうすぐランウェイが切り替わっちゃうんだけどな。折りたたみ椅子を持った家族連れが飛行機見に来ました。

動き回ればもう少し違うアングルも撮れるんでしょうが、なにせ旅行カバンを引きずって歩いてるもので・・・
カバンを預けるにも取りにターミナル4に戻るのはめんどくさいし、10ポンドももったいないので
この日はずっとカバンを引きずっての撮影でした。

ハットンクロス駅との間にはBPのガソリンスタンドと、BPコネクトというコンビニ的な売店があります。
そこで夕食のサンドイッチを買いました。空港で買うよりはずっとリーズナブルだね。


ハットンクロス駅のバスステーション。

ヒースローは南北2本のランウェイがあるのですが、騒音対策で15時で離着陸のランウェイが変わります。
ということで、15時を過ぎると先ほどのポイントにいても1機たりともやってきません。
それに合わせて僕も移動しなきゃね。


今度は285番に乗って「Northrop Road」というバスストップで降りました。

ここは2年前にも来たことがあります。その時はハットンクロス駅近くのホテル、ジュリーズインに
泊まっていたので歩いてきたんですが、フリートラベルゾーンの存在も知らなかったんですよね。


ここで今回の旅で一番の後悔ですよ。

ポイントまで行こうと歩き出したら見えてきたのが中国南方の787です。
あわててコンデジを取り出したものの時すでに遅し・・・
あ~、せめて一眼レフをカバンからだしてから歩き出せばよかった・・・


気を取り直して撮影再開。27Rの撮影ポイントとなるエンド付近のロータリーです。
バスストップからは歩いて3分位かな。

こちらも基本順光側ですが、曇り空だとあまり関係ありませんね。
2年前は早朝だったこともあって反対側から撮ったんですが、この日はそこにも何人かいるのが見えました。
まあ、僕はカバン引きずってるので、この日はずっとここで撮影します。


おっ、BAのA380じゃないですか。LEDライトなので遠くからでもよくわかります。

去年のRIATではこれがレッドアローズと編隊を組んだんですよねえ。
それも見たかったですが、まあ、とりあえず今回見れただけで十分でございますよ。


あとはですね、アングルも空模様も変わらず同じような写真が続きますよ。
ロシアから。


ブラジルから。


スペインから。


地元機。


クウエートから。


なんか派手なバスだ。


ポーランドはなんか明るい塗装だな。


ベルギーだ。今度お世話になります。いや、これに乗るわけでは無いけどさ。


チュニジアから。チュニジアってアフリカのどこだよと改めて調べてみるとリビアの隣なんですね。

時刻は17時を過ぎ、そろそろ撮影を切り上げる時間です。
ハト号を除いてスペマー系が全然撮れなかったのが残念でした。
しっかし地元中の地元なので仕方がないですがブリティッシュ・エアウェイズの多さには苦笑してしまいますね。
BABABABABABABAと7~8機小さいのが続くとさすがに若干ウンザリする(笑)。


バスストップへの帰り道。
今度は70Dを肩からぶら下げながら歩きましたが、僕が月曜に乗る事になるカタールのA330が降りてきた。

この後は先ほどの「Northrop Road」から、セントラルバスステーションに向かうわけですが、
このバスストップは視界が悪く、バスが乗客を見つけてから止まるまでの距離が短くて、手を振ったものの
1台目のバスには華麗にスルーされてしまいました。
この後もスルーされてはかなわんということで、僕の方もバスの路線番号を見極めて、乗るバスが来たら
すぐに大きく手を振りましたよ。それでも止まってくれた555番は結構な急ブレーキになってしまいました。

RIAT2014・・・セレブ気分でヒースローへ

2014-07-20 23:23:50 | 2014RIAT&ファーンボロー
カタール航空だらけのエプロンをしり目に、とりあえず乗継の手荷物検査を受けて出発フロアへ。
エプロンや誘導路は工事中というよりは建設中といった感じであちこちに重機が見えます。
まあ、この気温では工事も予定通りには進まないか・・・気温だけが理由じゃないかもしれないけどさ。

乗継の手荷物検査は時計とベルトを外せと言われただけで、パスポートも航空券も見せる必要はありませんでした。
ペットボトルもそのまま持ち込みOKで、とにかくスムーズ。
けっこう遠いスポットだったんですが、ブロックインから20分後には出発フロアへ降りました。
この辺の手続きのスムーズさ(甘さ?)も、中東の空港とエアラインが存在感を増す理由なのかねえ。


ターミナルの中心となる広場ですかね。
左右に見えるのはモニターで、モニターの赤さに引っ張られてこんな色になってます。
真ん中にでーんと座っているのクマみたいのはなんなのかわからん。

ハマド国際空港は今年オープンしたばかりで、カタール航空は5月に隣のドーハ国際空港から移転してきました。
ターミナルはチェックラップコックに似ていて、チェックインカウンターがあるビルと左右に延びるサテライト、
そしてY字型に延びるサテライトからなっています。まあ、グーグルマップでも見てください。
この広場を取り囲むように免税店が並んでいます。


中東の空港には高級車があたる宝くじが無いとダメなんでしょうかね。これはベントレーですか。
1回152US$のようです。外れたときには何かもらえるのかな。

5月の時点では開いている店も少なく、稼働しているボーディングブリッジも少なく不便だったようですが、
今回利用した限り不満点は特にありませんでした。


こちらのマクラーレンMP4-12Cは賞品ではないようですね。
タグホイヤーの前に展示してありました。

ちょっとした買い物はイギリスの空港や駅でお馴染みの売店、WHスミスが入っていました。
500mlのペットボトルで2US$程度とヨーロッパに比べると良心的な価格。
ま、僕は行きも帰りもなにも買わなかったんですけどね。


さすがにキレイですね。そんなにエアコンガンガンという訳ではなく過ごしやすく感じます。
ただ、まだ完全オープンではないからか、案内図の類が全然見つかりませんでした。
まあ、ゲートの案内表示に沿っていけば問題はありませんが・・・


ヒースロー行きのQR003便は7:55発。

右側に見えるカウンターがゲートを兼ねていて、搭乗者は左側に見える専用の待合室で待つことになります。
ボーディングコールがかかると、待合室の乗客はそのまま航空機へと乗り込むのですが、
待合室の中にはもうトイレもなく、乗客にとってはあまりいい方式とは思えないけどな。

そんな感じなので、サテライトの窓際はカウンターと専用待合室に占められているので、外を撮影できるところは
見当たりませんでした。まあ、中東の空港なのでスナップ以外の撮影は遠慮したほうがいいかもしれませんね。

でですよ、僕はこのカウンターで羽田でもらったチケットを出したんですが、新たなチケットが発券されたんです。
するとお姉さまから「ヒースローまではビジネスクラスよ♪」って言われちゃいました。
さ、さんきゅーとしか言えなかったですが、もちろん内心かなりガッツポーズでした。


キャー、8年ぶりにビジネスクラスのシートに座っちゃったー。

QR003便はほぼ定刻通りにブロックアウト。
A340-600は4,850mという長~い滑走路を使って、穏やかにテイクオフ。
そうとうゆっくりだった加速感は暑いからパワーが出ないのか、A340の特性か。

シートは一世代前のもののようで、高級感はあまり感じませんでしたが、さすがにゆったり。
モニターの大きさも十分ですが、なによりいいなと思ったのがノイズキャンセリングヘッドフォンですね。
付けた瞬間にエンジン音がほぼ消えてびっくりしたわ。


一目見ただけではなにがなんだかわからなかったシートコントローラー。

まあ、降りるころには慣れますけどね。
食事の後はライフラットにして眠りましたよ。こんだけ条件がそろってもそんなに眠れませんが。


メニューカード。とても持って帰ってくる気にはなれなかったな(笑)。

食事はアラカルトで、アペタイザー、メイン、デザート、好きなものを組み合わせる事が出来るようです。
注文するところで「ごめん、英語あまりしゃべれないんだよね」と男性CAに言ったら
「Try my best」と言われてしまいました。すいません(笑)。


まずはワゴンでパンが配られます。パンが温まるごとにCAさんが持ってきてワゴンに補充してました。

高級感たっぷりのバターを塗って食べると、うーん、パンだけでもいいな(笑)。
ところで、一つ穴と三つ穴の小瓶がありますが、どちらが塩で、どちらがコショウかわかります?
僕はもちろんわかりませんでした(笑)。


アペタイザーはスモークサーモン。

ポテトサラダときゅうり、ピクルス、赤玉ねぎが載って、盛り付けにとても手が込んでいます。
ドレッシングはオリーブオイルで美味しかったな。
ただ、ナイフとフォークで食べるのは緊張するわ(笑)。動作がとてもゆっくりになります。


メインはチキンソテーにしました。

アラカルトだからか、量的に少なく、胸肉はジューシーさを感じませんでした。☆ひとつかな。
デザートはピスタチオ・エクレア・・・を頼んだはずだったんだけど来ませんでした。
ついでにドリンクのウイスキーも来ないままテーブルクロスが片づけられてしまいました。

???
理由はよくわからないんですが、隣の紳士にもやはりサーブされることが無かったので、
結局時間切れで終わってしまったんでしょうか。
まあいいんです。そもそもここに座っているのが場違いなんだ(笑)。


座席配置は昔ながら?の2-2-2。エコノミークラスはわかりませんが、ビジネスは満席でした。

搭乗した時には演出か?と思えるくらいダクトからの冷気が見えていたのですが、1時間ほどで
僕にとってはちょうどいいくらいの温度になり過ごしやすかったです。
人数の少なさに合わせてなのか、オーバーヘッドビンは小さ目。


僕の座席は残念ながら通路側。このA340らしい写真は実はトイレの窓からです。

A340-600に乗るのはもちろん初めてです。
前方座席ということもあるでしょうが、ヘッドフォンを外しても十分静かな印象がありますね。
久々のビジネスクラス、十分に満喫させていただきました。

ところで、機内でアップグレードされた理由を機内で考えてみたのですが・・・
実は僕のメールアドレスがa340-600なんですよ。ちょうどwebの契約をした頃就航したんですよね。
カタール航空に登録したのもこのアドレスなんですが、まさかね・・・(笑)。


ヒースローのターミナル4には定刻より30分も早く12:45頃到着しました。

この便は本来A380が就航しているはずだったんですが、6月中旬にA340への変更メールが来ました。
ニュースによると機内仕様の調整不足というスカイマークと同じような理由でカタール航空が受領拒否している
そうですが、本当のところはどうなんでしょうね~。

さて、ビジネスクラスの本領発揮は実はここからでした。
入国カードと一緒に配られたのは入国審査場のファストレーンカード。並んでいるお客さんをしり目に
13:00には入国してしまいました。しかも僕は通路を逆戻りしてこの写真を撮ってましたからね。

まあ、せっかく早く入国したけど、ベルトコンベアがトラブって10分くらいストップしてたんですが、
預けた荷物にもいつの間にか優先タグが付けられて13:22に到着ロビーへ出ましたよ。