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ソマリアで蝗害(バッタ)の被害が拡大

2020-02-06 00:00:00 | 社会常識と教育

【AFP=時事】(更新)ソマリア政府は2日、「アフリカの角(Horn of Africa)」と呼ばれるアフリカ北東部諸国にバッタの大群が襲来していることを受け、国家非常事態を宣言した。バッタの大発生をめぐっては、世界で最も貧しい国の一つである同国の食料供給を壊滅させている。

【写真】マダガスカル首都を覆う黒雲、イナゴの大群襲来

 同国の農務省は、「ソマリアの脆弱(ぜいじゃく)な食料の安全保障情勢に重大な脅威をもたらすサバクトビバッタの大発生の現状から、国家非常事態を宣言した」と発表。

 さらに「人々とその家畜の食料源が危険にさらされている」「サバクトビバッタの大群は異常なほど大規模で、膨大な量の穀物や飼料を食べ尽くしている」と付け加えた。

 この地域では初めてとなるソマリアの非常事態宣言は、蝗害(こうがい)対策を国家的規模で取り組むことを目指すもの。

 国連(UN)食糧農業機関(FAO)によると、ソマリアでは過去25年間で最悪の蝗害(こうがい)となっている。【翻訳編集】 AFPBB News

蝗害の一例、一面バッタだらけ
「このバッタのいるところで『個体密度・乾燥・高温』が限界を超えると移動相の個体が増えるといわれてますね。つまり、個体数を増やしてしまう、アフリカの乾燥地帯で農業をやるリスクですね。
ただ、農薬に対する耐性は低く、農薬があれば駆除できるはずなのですが、お金がないと言うことです。
お金がないから農業が上手く行かない、農業が上手く行かないからお金がない、そういう悪循環ですよ。」との書き込みに座布団1枚。

農薬が普及する以前は、蝗害も酷かったのが世界の歴史。例外は日本だけか。日本も皆無ではないがそれ程の被害が出ていない、なぜか?
里山文化だからである。祠と鎮守の森が至る所にあり、その森正確には杜が蝗害から農作物を守ってきた。
森→杜には小鳥が巣食うため、バッタが増殖できない。餌になるから。
日本(ヤマト)民族の知恵である。鎮守の杜として祠を置く、信心深い人達に理屈で説明するより確実に普及する。
因みに森→自然発生的、杜→人工。
明治初期に北海道で殿様バッタの被害があった様だが、里山文化は当時の北海道には無かったからね。

「山火事、新型ウィルス、バッタの大群
人間なんて大自然の前ではあまりに小さくて無力だと考えさせられる。」との書き込みに座布団1枚。新型ウィルスは細菌兵器が漏れたと言うのが、米国の見解の様だ。武漢の細菌研究はレベル4だったしね。
「ソマリアはバッタがいなくても既に非常事態だけどな!」との書き込みが秀逸。

「トノサマバッタは普段は孤独を好むが、何かのきっかけで群れをなすことがある。その過密状態で何世代かを経ると、身体が文字通り劇的に変化する性質があることが知られている。(相変異)
頭や顎は大きく、翅も大型に。性格も凶暴になる。とんでもない距離を飛行し、通常では食べない植物も食い尽くす。
貧しい国でコレが起こると、人の生死に直結する。」との書き込みに座布団1枚、中国の歴史でも何度も発生している蝗害。戦どころではない災害である、人間も喰われてしまうのだから。
中東やアフリカでも戦争が蝗害により中断する事は1900年代後半で何度も起きている。
旧約聖書やそれから千年ほど前に書かれたウガリィテ神話にも蝗害は記載されている。
日本(ヤマト)民族ぐらいではないのか?農薬が普及する以前から自然と上手に付き合って来た民族は?
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