社会科学上の不満

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G7で中国非難どう動くか中国

2015-06-29 00:00:38 | 外交と防衛

 ドイツ南部エルマウで開かれていた主要7カ国首脳会議(G7サミット)は8日午後(日本時間同日夜)、中国による南シナ海の岩礁の軍事基地化について「強く反対する」と明記した首脳宣言を採択して閉幕した。

これに対し、中国は「他国に干渉する権利はない」と一蹴した。日米両国は、中国の暴走を阻止するため、7月中旬、オーストラリアやニュージーランドとともに、3万人規模の大規模軍事演習を行う。

ジャーナリストの加賀孝英氏が緊急リポートする。

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この演習については、中国・国務院に近いとされるニュースサイト「中国網」も5日付で、「日本自衛隊が米豪軍事演習に初参加へ」「狙いは中国」「中国の接近阻止戦術に十分に対応できる」などと慌てたように詳細に報じている。前出の米軍、米情報当局関係者はさらに続ける。

「中国は明らかに米国を恐れている。ロシアに泣きついたことも、確認済みだ。ロシアは『南シナ海で中国と合同演習を行う』と発表したが、実行は1年後の2016年5月。中国は激しく落胆している」

以下略、全文はソースへ

http://www.zakzak.co.jp/society/foreign/news/20150610/frn1506101140001-n1.htm

 

 ロシアにいいようにあしらわれているようだな中国は。ウクライナ問題で頭が痛いロシアが二正面作戦を行うほど愚かではないぞ。まして「ウラジオストックが中国領」と主張している中国を助けるとは考え難いのであるが。

 中韓は自分の発言と行動をもう一度省みる必要があるのではないか?中国の「大陸棚領海論」を支持している国などASEANにはない。世界中で中国だけではないか?「12海里が領海」である。これが現行の国際法である。

 習近平の太子党と江沢民の上海藩との対立は最早内戦の一歩手前である、にも関わらず米豪日+ASEAN諸国と本当に戦闘の火花を散らすのか?だからこそ引けないのかも知れない。 

  この情況はスペイン内乱のアーサニャ派とフランコ派との争いの情況に非常に似ている。ここで外国に弱みを見せたほうが負けであると思っているようだ。この南沙の岩礁を埋め立てているのは、上海藩の江沢民派の人民解放軍(南京軍区)ではないのか?それとも海軍の独走か?人民解放軍の暴走とも思えるが今更それを認めることは双方できない。

 南京軍区の暴走であれば後ろに江沢民がいる、海軍の暴走であれば習近平の太子党がいる。軍事に疎い江沢民が動いているとは考えにくい。いずれにしても中国国内の事情に他国を巻き込むのは辞めて欲しいものである。

 米国は百兆円の国債がチャラになるので当然戦闘したいであろう。またボヤの内に消火しなければ世界大戦のような大火事になる。チェンバレンの轍を踏むつもりは米国防省にはない。オバマ大統領は親族が中国人であり中国での事業により大きな利益を享受しているので消極的であるが、上下両院を協和党に抑えられ後1年半はレイムダック状態である。故にバイデン副大統領の露出が目立つ。

 清朝末期に近い現状の中国。共産党の高官の国外逃亡も目立ってきた。温家宝は豪に4000億円の個人資産とともに亡命したとの噂が3年ほど前にあった。豪が積極的なのは中国共産党の基本戦略が温家宝やその他の亡命者により伝えられたからとの説も説得力を持つ。

 この中国共産党の親派が日本国内では、朝日新聞グループや日本共産党や沖縄の翁長知事と看做されている。特に親中企業は現状ヘタに動くと銀行口座が凍結される。故に中国の国内事情は報じない。日中記者交換協定のせいだけではない。

 現在の中国を一枚岩と見ると大きな間違いを起こす。口では内乱間近と言っていても、つい中国VS日米豪と見てしまう、ここに大きな落とし穴があるようだ。

 紛争開始直後は一枚岩に見えるかも知れないが、直ぐに瓦解してしまうことが予測される。五胡十六国の時代が始まるのかな?第二次世界大戦直前も中国は軍閥が競い合っていた。それを繰り返すのか?「歴史」「歴史」と騒ぐが歴史の教訓を生かせないのが中華文明の特徴か。

 今度は日本は内戦には介入しない。軍閥の多くが行ってきた非道を日本軍の仕業にしているのが、中国共産党である。今度はどの国のせいにするのかな?

 「小中華」を称する朝鮮人と基本思考が同じレベルと言うことか?

コメント (1)
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