社会科学上の不満

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国際法が理解できてないTV

2015-03-23 00:00:32 | マスコミ批判

 ISILを未だに「イスラム国」と報じている日本のマスコミ。これはISILを国家と認定しているということか?日本政府は認定していないぞ。国家と認定するということは国家間の紛争となり「戦争」となるのだが。

 「戦争」となるとハーグ陸戦条約やジュネーブ条約の対象となる。ISIL(イスラム国)は当然この条約を批准していない。EUや米国、日本、ロシアやその他の中東諸国はこの条約を批准している。

 大砲で人間を狙い攻撃することはこの条約に違反する。大砲とは口径が13mmを超える物を言うのである、西側の標準重機は12.7mmであり東側のそれは13mmである。攻撃機の機銃は20mmや30mmで当然それを超える。ロケット弾もそれに該当する。大砲は、陣地、艦船、航空機や戦車、車両を攻撃するために使用される。しかしこれは飽くまでも「国家間の戦争時」の国際ルールである。相手が国家でなければ適用されない。 

現実に欧米国内の警察が使用するショットガンやピストルの弾頭は鉛がむき出しである。これらは戦場で使用できない。

現在犯罪者であるためISILやタリバンへの攻撃はこれらの武器が使用されている。

攻撃ヘリからISILやタリバンの戦闘員に30mm砲で射撃しようが、ロケット弾攻撃しようが何ら制限はない。犯罪者への攻撃であるからだ。

 しかし国家間の戦争となれば、攻撃相手は犯罪者ではなくなる。その国家の「兵士」となる。兵士と犯罪者への対応は明確に区別されている。それが国際法である。ISILを「国家」と承認しているのは日本の左翼系マスコミぐらいだ。

 日本のマスコミはこれらのことが理解できているのか?理解できていてISILを「イスラム国」と国家扱いしているとしたら、明らかなテロ支援者である。理解できないで「イスラム国」と報じているとしたら、放送免許が降りるレベルにないということである、放送免許の更新も厳しいのではないか。

 日本の電波行政は非常に甘い、明確な法令違反の会社に免許を降ろしている。違反者に対しては、行政処分は当然ではないのか?

 放送法に抵触しているTV放送は非常に多い。少なくとも「賛成反対の両論を報じる」と言う条項に、TV朝日やTBSのコメンテーの人員配置、明らかにおかしい(違反)している。

 放送免許更新時の様子を一度公開しては如何だろうか?ネットで流せばTV局の我田引水の編集も意味を成さなくなるのではないか?

コメント (1)
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