社会科学上の不満

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外交と防衛、歴史と現状についての不満のハケ口。(観念論の方は出入り禁止)

マッカーサー証言を報じないマスコミ

2014-12-20 00:00:52 | マスコミ批判

 1951年5月3日米国上院にて、有名なマッカーサー証言である。この証言を報じる日本のマスコミがないのは如何いうことか?

 反日勢力に牛耳られていると思われても言い訳のしようがない。「編集権」は反日政策に都合よく使用されているようだ。民法の1条の2にある「信義誠実の原則」や3にある「権利の乱用」に反すると思うのであるが。「信義」や「誠実」などの概念が存在しない民族だからしかたがないのか?いずれも日本が日帝36年間に持ち込んだ単語である。概念までは理解できなかったのであろう、朝鮮民族は。所詮日本のマスコミとはこの程度なのか?

 

 

Strategy Against Japan In World War II
第二次世界大戦における対日戦略

Senator Hickenlooper.
ヒッケンルーパー上院議員

Question No. 5: Isn't your proposal for sea and air blockade of Red China the same strategy by which Americans achieved victory over the Japanese in the Pacific?
5
番目の質問です。赤色中国に関する海と空からの封鎖という貴官の提案は、太平洋において米国が日本に勝利を収めた際の戦略と同じではありませんか。

General MacArthur.
マッカーサー将軍

Yes, sir.
そうです。

In the Pacific we bypassed them.
太平洋では、米国は日本を迂回しました。

We closed in.
そして閉じ込めたのです。

You must understand that Japan had an enormous population of nearly 80 million people, crowded into 4 islands.
日本が抱える八千万人に近い膨大な人口は、四つの島に詰め込まれていたということをご理解いただく必要があります。

It was about half a farm population. The other half was engaged in industry.
そのおよそ半分は農業人口であり、残りの半分は工業に従事していました。

Potentially the labor pool in Japan, both in quantity and quality, is as good as anything that I have ever known.
潜在的に、日本における予備労働力は、量的にも質的にも、私が知る限りどこにも劣らぬ優れたものです。

Some place down the line they have discovered what you might call the dignity of labor, that men are happier when they are working and constructing than when they are idling.
いつの頃からか、彼らは、労働の尊厳と称すべきものを発見しました。つまり、人間は、何もしないでいるときよりも、働いて何かを作っているときの方が幸せだということを発見したのです。

This enormous capacity for work meant that they had to have something to work on.
このように膨大な労働能力が存在するということは、彼らには、何か働くための対象が必要なことを意味しました。

They built the factories, they had the labor, but they didn't have the basic materials.
彼らは、工場を建設し、労働力を抱えていましたが、基本資材を保有していませんでした。

There is practically nothing indigenous to Japan except the silkworm.
日本には、蚕を除いては、国産の資源はほとんど何もありません。

They lack cotton, they lack wool, they lack petroleum products, they lack tin, they lack rubber, they lack a great many other things, all of which was in the Asiatic basin.
彼らには、綿が無く、羊毛が無く、石油製品が無く、スズが無く、ゴムが無く、その他にも多くの資源が欠乏しています。それらすべてのものは、アジア海域に存在していたのです。

They feared that if those supplies were cut off, there would be 10 to 12 million people unoccupied in Japan.
これらの供給が断たれた場合には、日本では、一千万人から一千二百万人の失業者が生まれるという恐怖感がありました。

Their purpose, therefore, in going to war was largely dictated by security.
したがって、彼らが戦争を始めた目的は、主として安全保障上の必要に迫られてのことだったのです。

 

参考文献
『東京裁判 日本の弁明』小堀桂一郎、講談社学術文庫
和文では、上記文献の訳を参考にしつつ、自分で翻訳しました。

 ちなみに、同じ53日に、マッカーサーは「太平洋において米国が過去百年間に犯した最大の政治的過ちは共産主義者を中国において強大にさせたことだと私は考える」とも証言しています。

 歴史は繰り返すと言います。イラクでフセイン大統領を育てたのも、アフガニスタンでビンラディンを育てたのも、同じ米国でした。米国は、戦略・戦術には強くても、政略には弱いのかもしれません。

 

との有益なHPがあった。http://www.chukai.ne.jp/~masago/macar.html

 

 左翼系マスコミには触れられたくない情報である。有害情報を配布するネットとして頭が痛いであろう。従軍慰安婦問題もネットであれだけ捏造を証明されては無視できなかったのである。

 特亜3国(中韓北)や旧ソ連の意向が「アジア」や「世界」とする陳腐なやり方も最早通用しない。追い詰められているのかなマスコミは?

 自民党の選挙報道の報道ルール厳守の要請、放送法4条をそのまま要請したに過ぎず、テレビ東京は「通常のこと」と答えているが、他社は天変地異のごとく騒いでいる。如何に今まで放送法を無視していたのか証明した。

 祖国や自分たちに都合が悪い情報は日本国民に報じない。それが日本のマスコミである。このマッカーサー証言、日本人にとり非常に重要なものである。

コメント (1)
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