〈桂冠詩人は詠う 勇気の舞 凱歌の行進Ⅱ〉第2回 世界平和への誓い2022年1月21日
- 永続的な勝利への大道を歩め
連載「勇気の舞 凱歌の行進Ⅱ」では、池田先生がつづった長編詩を紹介していきます。第2回は、「世界平和の道 人類の花園」(2000年)です。
人類の英知の
真髄の結論は何か?
それは
この地球世界から
「悲惨」の二字を
なくすことだ!
「自由」があるから
人間は幸福。
「平和」があるから
人間は安全。
平和と自由は
祝福されるべき
人類の血が求め抜いた
宝庫である。
豊かにして堂々たる
全世界の都会には
無数の人間が行動している。
しかし ひとたび
戦争になれば
それらは皆
巨大な牢獄と化してしまう。
多くの民族が融合し
燃え盛る
生命と生命との
音をたてながら
新しい時代を
新しき二十一世紀の舞台を
築きゆかんとする
鋭敏な魂よ!
◆◇◆
君は
驚くほど
強くなるのだ!
君よ
偉大な巨人として
生き抜くのだ!
ありとあらゆる
嫌悪の苦汁を
呑まされゆく苦痛は
断じて打ち破れ!
彼らは
嘆息するような
気の毒な
哀れな道をゆく者なのだ。
おお 人間よ!
おお 人類よ!
偽善者に
断じて騙されるな!
絶対の平和の大道は
庶民の心にあることを
忘れてはならない。
◆◇◆
いかなる
憂鬱なことがあっても
断固たる
創造者であり
先覚者である
私たちは
永続的な勝利への大道を
歩みゆくことを
断じて忘れてはならない。
固い道も
柔らかい道も
生涯 持ち続けた
汝自身の精神を
汝自身の高尚な思想を
堅持しながら
変転極まりない
この社会をば
魂の極致の信念をもって
私たちは進むのだ!
何ものにも屈せず歩む!
恐れを拒否して歩む!
人生の生命の
終わりも忘れて歩む!
そして走る!
我らには
永遠の希望がある。
我らの天下の都市は
恐れも嘆きも終末もない。
人間が人間として
喜び合い 助け合う
連帯の都市なのだ!
そして そこから
「世界平和の道」を
創るべきだ!
「人類の花園」を
築くべきだ!
これを
「一閻浮提の広宣流布」と
大聖人は見通し
予見されたのである。
「末法万年 尽未来際」
この甚深の御聖訓を
私どもは
永遠に忘れてはならない。
その使命があるからだ!