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円、一時146円台 高水準の円売りポジションが逆回転 為替・金利 2024年3月8日 17:54 (2024年3月8日 18:57更新)

2024-03-08 21:41:19 | 日記
円、一時146円台 高水準の円売りポジションが逆回転
為替・金利
2024年3月8日 17:54 (2024年3月8日 18:57更新)

8日の外国為替市場で、円相場は一時1ドル=146円台と1カ月ぶりの水準まで上昇した。米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長は7日の米上院での議会証言で、インフレ沈静に確信を持てる時期について「そう遠くない」と語り、利下げが意識された。積み上がったドル買い・円売りの持ち高が逆回転している。

市場ではFRBが年央に利下げを開始するとの見方が強い。

個人・海外「同時買い」の足音 需給変化、三井E&S株が示唆 井口耕佑 スクランブル 2024年3月8日 17:01

2024-03-08 21:40:06 | 日記
個人・海外「同時買い」の足音 需給変化、三井E&S株が示唆
井口耕佑
スクランブル
2024年3月8日 17:01

海外勢が買い上げ、国内個人投資家が売る――。そんな日本株の需給構造が変わり始めた。日経平均株価が最高値圏にあるなか、個人はむしろ信用買いを積み上げている。一本調子の株高を受け、個人の一部は「順張り」に転じつつある。連日大商いの三井E&S株にも変化の兆しが見て取れる。

8日の東京株式市場で日経平均は反発し、前日比90円高の3万9688円となった。

日本投資が活況取り戻す、日銀の政策正常化観測に沸く市場 2024年3月8日 11:27 JST 更新日時 2024年3月8日 20:15 JSTブルームバーグ

2024-03-08 21:34:38 | 日記

日本投資が活況取り戻す、日銀の政策正常化観測に沸く市場
Anya Andrianova
2024年3月8日 11:27 JST 更新日時 2024年3月8日 20:15 JSTブルームバーグ

「デフレの渦」脱却でアニマルスピリッツ解放へ-アムンディ
円高進行、日本国債利回り上昇、金融関連株が活況

市場は、日本銀行が今月にも世界で最後に残るマイナス金利政策から脱却し、借り入れコストを引き上げるという、極めて現実味を帯びた可能性を織り込みつつある。

  経済再生を期待して日本の資産に資金を投入してきたグローバルファンドや、数十年にわたって国内市場に失望し、より高いリターンを海外に求めてきた日本の投資家は、極めて重要な瞬間を迎えている。

  日銀が物価と賃金の好循環が定着しつつあると受け止めていることを示唆する中、円は週初から対ドルで2%余り押し上げられている。1994年以来の高水準になった2024年春闘の賃上げ要求に加え、日銀が18、19両日に開催する金融政策決定会合で一部の政策委員がマイナス金利解除を主張するとの一部報道もあり、日本国債利回りが上昇。利上げの恩恵が期待される金融機関の株式も活況だ。

  アムンディ・アセット・マネジメントの金利・為替戦略担当ディレクター、パレシュ・ウパダヤ氏は、「国内資産に対する見通しが大幅に改善されれば、消費者や国内投資家の心理は大転換すると考えられる」と指摘。「投資家のアニマルスピリットが解き放たれ、投資の拡大が経済の押し上げにつながる効果をもたらす可能性がある」とみる。

Nikkei's 2024 Rally | Yen gains this week on BOJ bets



  「恐らく、日本経済はようやくデフレの渦から抜け出しつつあり、それは日本の資産にとって大きな影響をもたらす可能性がある」とウパダヤ氏は分析。主に株式などへのレパトリエーション(自国への資金回帰)を通じて円には支援材料になると説明した。

  特に今週に入ってからは日銀の利上げを再び織り込む動きが活発化。日銀では今月のマイナス金利解除に傾く政策委員が増えているとロイター通信が8日報じ、円はアジア時間遅くに急上昇した。ロイターは事情に詳しい関係者4人の話を基に伝えた。

  長期金利の指標となる10年国債利回りは0.74%と、この3営業日で3ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)上昇。金融政策の動向に左右されやすい2年債利回りは11年以降で初めて0.2%を付けている。

  エコノミストは、日銀が政策転換をするタイミングとして、今月あるいは4月の決定会合に照準を定めている。オーバーナイト・インデックス・スワップ(OIS)が示す今月19日までの利上げ確率は前週末時点の30%程度から、8日には一時80%を超える水準まで急上昇したが、1月の消費支出(2人以上の世帯)が物価変動を除いた実質ベースで21年2月以来の大幅な落ち込みとなったことを受け、約67%となった。

1月の実質消費支出3年ぶり大幅低下、日銀正常化を前にくすぶる不安

  外国為替市場では、投機的な円売りポジションが2月に過去半年余りの高水準にまで積み上がり、出遅れを取り戻す動きが活発化している。

  「ポジションの巻き戻しリスクがある」と、マニュライフ・インベストメント・マネジメントのマルチアセットソリューションチームでグローバル最高投資責任者(CIO)を務めるシニアポートフォリオマネジャーのネイサン・スフト氏は指摘する。「われわれのエクスポージャーの大部分は日本株のオーバーウエートを通じたもので、以前は為替ヘッジをかけていたが、現在はヘッジを外している」と話した。

  スフト氏は、投資家が円安見通しからの転換を急ぐ中で、円は対ドルで1ドル=140円まで上昇する可能性があるとみる。ただ、円の「大幅」上昇は見込んでいないと付け加えた。8日のドル・円相場は一時146円88銭まで円高が進んだ。
日銀効果の過大評価リスク

  キャリートレードをする際に円は低金利の調達通貨として用いられ、投資家は高金利通貨に対して円のショートポジションを構築する傾向があるが、日銀の政策転換によって、調達コストとしての円の魅力が低下する可能性も高い。

  日銀が今月の決定会合でマイナス金利政策を解除したとしても、主要な中央銀行の政策金利に対して大きな差が残るのも事実だ。ただ、米金融当局は年内に複数回の利下げに動く可能性がある。また、7日に4会合連続で政策金利を据え置いた欧州中央銀行(ECB)も、6月に利下げに踏み切る可能性を示唆している。

  ING銀行の為替ストラテジスト、フランチェスコ・ペソレ氏は、「われわれは円ロングに賭けているが、それは、米金融当局が6月に利下げを開始し、下げ幅を計125bpとする当社エコノミスト予想に基づいている」と説明。「日銀の政策変更による効果が過大評価されているリスクはある」と付け加えた。

  ウェルズ・ファーゴ・セキュリティーズのマクロ戦略責任者、マイク・シューマッハ氏は、日銀が当座預金の政策金利残高に適用しているマイナス0.1%をゼロ%に引き上げたとしても、それは市場が期待してきた小さな動きに過ぎないだろうと指摘。0.25%まで利上げが続く「十分な可能性」が示唆されれば、より大きな影響が見込めるという。

  同氏は、「われわれは円が24年を通じて強含むと見込んでいる」としながらも、「平たんな値動きにはならないだろう」とみる。

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原題:BOJ Leaning Toward Exiting Negative Rates in March: Reuters、Big Japan Trade Enjoys Revival as BOJ Rate-Hike Bets Grow (3)、Big Japan Trade Springs Back to Life as BOJ Rate-Hike Bets Grow(抜粋)
(ロイターの報道を追加し、相場を更新します)

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東証大引け 日経平均4日ぶり反発、90円高 方向感欠く 国内株概況 2024年3月8日 15:25

2024-03-08 21:31:32 | 日記
東証大引け 日経平均4日ぶり反発、90円高 方向感欠く
国内株概況
2024年3月8日 15:25

8日の東京株式市場で日経平均株価は4日ぶりに反発し、終値は前日比90円23銭(0.23%)高の3万9688円94銭だった。前日の米株式市場で主要株価指数が上昇した流れを受け、東京市場では海外短期筋とみられる株価指数先物への買いが先行した。節目の4万円接近による戻り待ちの売りで一時下げるなど方向感に欠く展開だったが、日本株の先高観を背景にプラス圏で終えた。

前日の米株式市場ではダウ工業株30種平均など主要株価指数が上昇した。アナリストが投資判断や目標株価を引き上げたエヌビディアを含む半導体関連や主要ハイテク株が買われた。前日の米ハイテク株高をきっかけに、東京市場では前日に軟調だった東エレクなど半導体関連の一角を中心に見直し買いが入った。

朝方の買い一巡後は下げに転じる場面もあった。日銀の早期の政策修正観測を背景に外国為替市場での円高・ドル安への警戒から輸出関連に売りが出た。その後は円高・ドル安に一服感が出たことで先物買いが優勢となり、午後に日経平均の上げ幅は400円に迫った。

もっとも、その後は週末を控えた持ち高調整の売りもあって上値追いの勢いは続かなかった。市場では「日銀の政策修正動向が明らかになるまでは上値の重い展開が続きそう」(ニッセイ基礎研究所の前山裕亮主任研究員)との声が聞かれた。

東証株価指数(TOPIX)は反発した。終値は8.26ポイント(0.30%)高の2726.80だった。一時は昨年来高値(2730.67)を上回った。JPXプライム150指数は3日ぶりに反発し、0.68ポイント(0.06%)高の1192.49で終えた。

きょうは日経平均の株価指数先物とオプション3月物の特別清算指数(SQ)算出に絡む売買もあり、東証プライムの売買代金は概算で6兆3949億円と2月16日以来の高水準だった。売買高は22億3578万株だった。東証プライムの値上がり銘柄数は1118と全体の7割近くを占めた。値下がりは489、横ばいは49だった。

ソフトバンクグループ(SBG)や信越化が買われた。日銀による早期の政策修正観測で銀行や保険も高い。一方、輸出関連のファナック、ダイキン、トヨタはさえない。前日にOLC株の売却を発表した京成は急落。OLCも需給悪化懸念で下げて終えた。

〔日経QUICKニュース(NQN)〕

米国株、ダウ続伸し130ドル高 半導体やハイテクに買い ナスダックは1.5%高 米国・欧州株概況 2024年3月8日 6:29

2024-03-08 06:31:43 | 日記
米国株、ダウ続伸し130ドル高 半導体やハイテクに買い ナスダックは1.5%高
米国・欧州株概況
2024年3月8日 6:29

【NQNニューヨーク=横内理恵】7日の米株式市場でダウ工業株30種平均は続伸し、前日比130ドル30セント(0.33%)高の3万8791ドル35セントで終えた。米経済がソフトランディング(軟着陸)できるとの期待が相場の支えとなった。アナリストが投資判断や目標株価を引き上げたエヌビディアなど半導体株が上昇し、主要ハイテク株も全般に買われた。

パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長が7日の上院での議会証言で、利下げ開始の条件となる物価の安定を達成できるとの確信を持てるようになるまで「そう遠くない」と述べた。6日の下院での議会証言と同様に、米景気の先行きにも楽観を示した。市場ではFRBが年央に利下げを始めるとみる参加者が多く、米景気後退を回避できるとの見方が投資家心理の改善や買い安心感につながった。

ダウ平均の構成銘柄ではないが、アナリストが目標株価を引き上げたエヌビディアが4%あまり上げ、上場来高値を更新した。半導体メモリーのマイクロン・テクノロジーも投資判断や目標株価の上方修正を受けて買われた。主要な半導体関連株で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX)は3%強上昇し、過去最高値で終えた。

ダウ平均ではインテルの上昇が目立った。ハイテク株全般に買いが及び、アマゾン・ドット・コムやマイクロソフトも高い。アメリカン・エキスプレスやキャタピラーも買われた。一方、アムジェンなどは下げた。

ダウ平均は伸び悩む場面もあった。主要株価指数が最高値圏で推移し、過熱感や高値警戒感が意識されやすい。8日に米雇用統計の発表を控え、持ち高を傾けにくい雰囲気もあった。

多くの機関投資家が運用指標とするS&P500種株価指数は続伸した。前日比52.60ポイント(1.03%)高の5157.36で終え、1日以来、ほぼ1週間ぶりに最高値を更新した。

ハイテク株比率が高いナスダック総合株価指数は続伸した。前日比241.832ポイント(1.50%)高の1万6273.375で終えた。半導体関連以外ではメタプラットフォームズの上昇が目立った。