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東証大引け 5日ぶり反落 中国景気の先行き懸念で利益確定売り 国内株概況 2023年5月31日 15:35

2023-05-31 17:28:18 | 日記
東証大引け 5日ぶり反落 中国景気の先行き懸念で利益確定売り
国内株概況
2023年5月31日 15:35

31日の東京株式市場で日経平均株価は5日ぶりに大幅反落し、前日比440円28銭(1.41%)安の3万0887円88銭で終えた。中国の経済指標の悪化を受けて世界景気の先行き不透明感が強まり、機械や鉄鋼、商社など中国関連株への売り圧力が強まった。日経平均は前日までに4日続伸し、1990年7月以来の高値を連日で更新したことで、利益確定売りも出やすかった。

中国国家統計局が午前に発表した5月の製造業購買担当者景気指数(PMI)は前月比0.4ポイント低下の48.8と市場予想を下回り、景気判断の分かれ目となる50を2カ月連続で下回った。中国景気の低迷が世界経済の減速につながるとの見方から安川電やJFE、丸紅などが大きく下落した。

財務省と日銀、金融庁は30日夕、国際金融資本市場に関する情報交換会合(3者会合)を開いた。市場では1ドル=140円台まで進んだ円安に対するけん制との見方もあり、この日は円安基調が一服。トヨタなど輸出関連株を中心に重荷になったとの見方があった。

朝方に経済産業省が発表した4月の鉱工業生産指数は前月から0.4%低下。民間予測の中央値は前月比1.5%上昇で、予想に反して3カ月ぶりに低下した。日本と中国の生産停滞を警戒した売りが幅広い銘柄に広がった。アドテストや東エレクなどこれまで相場をけん引してきた値がさの半導体株が下げた。

月間では日経平均は5カ月連続で上昇した。5月の月間上昇率は7.0%と、20年11月以来の大きさだった。

東証株価指数(TOPIX)は続落し、前日比28.59ポイント(1.32%)安の2130.63で終えた。東証プライムの売買代金は概算で6兆9552億円と2022年4月の市場再編後では最大だった。大引けで主要な株価指数の構成銘柄の入れ替えに伴う売買が活発化した。売買高は25億8648万株だった。値下がり銘柄数は1571、値上がりは230、変わらずは34銘柄だった。

三菱商と川崎汽が安い。半面、独ダイムラー傘下の三菱ふそうトラック・バスとの経営統合が発表された日野自は12%高。東京海上や塩野義、アサヒも高かった。

〔日経QUICKニュース(NQN)〕

米国株、ダウ反落し50ドル安 債務上限で合意も議会承認待ち ナスダックは9カ月ぶり高値 米国・欧州株概況 2023年5月31日 5:26

2023-05-31 08:41:10 | 日記
米国株、ダウ反落し50ドル安 債務上限で合意も議会承認待ち ナスダックは9カ月ぶり高値
米国・欧州株概況
2023年5月31日 5:26

【NQNニューヨーク=戸部実華】30日の米株式市場でダウ工業株30種平均は反落し、3連休前の前週末と比べ50ドル56セント(0.2%)安の3万3042ドル78セントで終えた。バイデン米大統領と野党・共和党のマッカーシー下院議長が27日、連邦政府の債務上限問題を巡って合意に至った。ただ、市場の一部には議会の承認を巡って慎重な見方も残り、ダウ平均の重荷となった。米利上げが続けば景気を冷やすとの観測も、景気敏感株や消費関連株への売りにつながった。

今回の合意で、債務上限の効力は2025年1月まで停止する。合意案は31日にも下院で採決される見通しだが、民主、共和の両党ともに不満を抱える議員がいる。イエレン米財務長官は6月5日に政府の資金繰りが行き詰まると予測する。「議会が分断しているだけに、承認を得るまでは解決したとはいえないとみられている」(マーフィー・アンド・シルヴェスト・ウェルス・マネジメントのポール・ノルティ氏)との声が聞かれた。

米利上げ継続観測が高まっていることも、相場の重荷となった。リッチモンド連銀のバーキン総裁は30日のイベントで、インフレが「多くの人々が想定する以上に頑固に続きそうだ」との考えを示したと伝わった。前週末に発表された4月の個人消費支出(PCE)物価指数の上昇率は市場予想から上振れした。インフレ高止まりへの懸念が強まり、米連邦準備理事会(FRB)が6月に追加利上げを決めるとの見方が広がった。

消費関連株や景気敏感株の一角が売られた。クレジットカードのビザやスポーツ用品のナイキ、建機のキャタピラー、工業製品・事務用品のスリーエム(3M)が安い。ディフェンシブ株も売りが優勢で、製薬のメルクや日用品のプロクター・アンド・ギャンブル(P&G)が下げた。

半面、米長期金利が低下し、相対的な割高感が薄れた高PER(株価収益率)のハイテク株に資金が向かった。顧客情報管理のセールスフォースやスマートフォンのアップルが買われた。

ハイテク株比率が高いナスダック総合株価指数は3日続伸し、前週末比41.738ポイント(0.3%)高の1万3017.426で終えた。1万3000台を回復し、昨年8月以来ほぼ9カ月ぶりの高値を付けた。新製品の発表などが好感された画像処理半導体のエヌビディアが3%高で終え、時価総額は初めて1兆ドル台に乗せる場面があった。電気自動車のテスラやネット通販のアマゾン・ドット・コムも買われた。

東証大引け 4日続伸 海外勢の買い続く、バブル後高値を連日更新 国内株概況 2023年5月30日 15:39

2023-05-30 21:27:29 | 日記
東証大引け 4日続伸 海外勢の買い続く、バブル後高値を連日更新
国内株概況
2023年5月30日 15:39

30日の東京株式市場で日経平均株価は4日続伸し、大引けは前日比94円62銭(0.30%)高の3万1328円16銭だった。バブル経済崩壊後の高値を連日で更新し、1990年7月26日以来およそ33年ぶりの高水準をつけた。材料に乏しく薄商いのなか、午後に入ると日本株の先高観の強さを背景とした海外の短期筋とみられる株価指数先物への買いが断続的に入り、日経平均を押し上げた。

外国為替市場で円相場が1ドル=140円前後と円安・ドル高水準で推移していることも、輸出関連を主力とする日本株の支えとなった。

日経平均は朝方から後場の寄り付きにかけ、下げる場面が目立った。相場の高値や過熱への警戒感から、目先の利益を確定する目的の売りが出た。29日の米市場が休場で手掛かりを欠いたことも相場の重荷となった。

東証株価指数(TOPIX)は反落した。終値は前日比1.43ポイント(0.07%)安の2159.22だった。

先物主導の相場展開を映して大型株に買いが集中した半面、値下がり銘柄数も多かった。東証プライムの値上がり銘柄数は574、一方で値下がりは1197と値上がりより多く、全体の6割超の銘柄が下落した。変わらずは63、比較不可が1銘柄だった。東証プライムの売買代金は概算で3兆194億円。売買高は11億1540万株だった。

神戸鋼やシチズン、フジクラが上げた。一方でSUMCOや帝人、デンカが下げた。

〔日経QUICKニュース(NQN)〕

東証大引け 3日続伸、90年7月以来の高値 海外勢の買い加速 国内株概況 2023年5月29日 15:32

2023-05-29 16:28:40 | 日記
東証大引け 3日続伸、90年7月以来の高値 海外勢の買い加速
国内株概況
2023年5月29日 15:32

29日の東京株式市場で日経平均株価は3日続伸し、前週末比317円23銭(1.03%)高の3万1233円54銭で終えた。22日に付けた年初来高値(3万1086円)を上回り、1990年7月26日以来、約33年ぶりの高値となった。米債務上限問題を巡る不透明感の後退で、運用リスクをとりやすくなった海外投資家などの買いが加速した。高値警戒感も意識されやすく、上値では売りも出た。

日経平均は朝方に上げ幅を600円超に広げて3万1500円台まで上昇する場面があった。米債務上限問題の協議進展期待から前週末の米株式相場が上昇するなかで、27日には上限の引き上げでバイデン米大統領らが基本合意した。米国債の債務不履行(デフォルト)の懸念が後退し、投資家心理が一段と強気に傾いた。海外勢による株価指数先物買いがけん引して現物株を押し上げた。

値がさ株の一角に買いが集まる一方で、内需株の一角には売りも出た。高値警戒感も意識されやすいなか、29日はメモリアルデーの祝日で米全市場が休場とあって午後はやや様子見ムードも広がり、高い水準での一進一退となった。

東証株価指数(TOPIX)は5営業日ぶりに反発し、前週末比14.81ポイント(0.69%)高の2160.65で終えた。

東証プライムの売買代金は概算で3兆5095億円。売買高は11億9414万株だった。東証プライムの値上がり銘柄数は1135と、全体の約6割だった。値下がりは603、変わらずは97銘柄だった。

ソフトバンクグループ(SBG)が大幅上昇した。アドテスト、KDDI、リクルート、三井物も上昇した。一方、ファストリ、アステラス、資生堂、日本取引所が下落した。

〔日経QUICKニュース(NQN)〕