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日本株ロング・香港株ショート取引、ファンドが解消か-ゴールドマン John Cheng 2024年4月30日 16:34 JST

2024-04-30 16:56:28 | 日記
日本株ロング・香港株ショート取引、ファンドが解消か-ゴールドマン
John Cheng
2024年4月30日 16:34 JST

日本株は割高に見える-香港株へのローテーションも
ハンセン指数は4月、世界の主要株価指数の中で最も好調
世界の資産運用会社は人気の高い日本株ロング、香港株ショートの取引を解消し始めている可能性があると、ゴールドマン・サックス・グループが指摘した。両市場のバリュエーションの差が広がっていることが理由だという。


  ブルームバーグが確認したゴールドマンの株式セールスチームの26日付リポートによると、多くのマクロヘッジファンドが日本株の売りと、香港株のショートポジションのカバーを開始した。ロングオンリーのファンドの一部も、日本株と米国株のバリュエーションが割高に見えるため香港株へのローテーションを進めている可能性があるという。


Hong Kong Shares Trade at Wide Valuation Gap to Japan







  日本株はここ数週間、1-3月(第1四半期)の急上昇から反転している。日経平均株価は3月に一時年初来22%高となり最高値を更新したが、同水準から下落している。


  一方、ハンセン指数は今月、世界の主要株価指数の中で最も好調で、7%以上上昇した。中国政府の政策支援と中国本土からの資金流入が原動力だ。海外投資家にとっては、香港の通貨が米ドルにペッグしていることも魅力となっている。


  ゴールドマンの広報担当者はコメント要請に直ちには応じなかった。


集中した取引
  ウィリー・チャン氏率いるバンク・オブ・アメリカ証券のストラテジストは29日のリポートで「米国の金利が高止まりする可能性があるため、ファンドが人工知能(AI)、日本、米国など集中した取引から中国市場へと巻き戻しやリバランスを続けたため、香港上場の中国株が急騰した」と説明した。


  香港株は少なくとも幾つかの指標では、日本株よりかなり割安だ。ハンセン指数の予想利益に基づく株価収益率(PER)は8.5倍なのに対し、日経平均は21倍を超えている。


  中信建投証券(CSCファイナンシャル)のアナリスト、グオ・チェン氏は、日本株離れの一因は円安にもあるだろうと指摘する。


  「円は予想以上に下落し、日本市場への投資リターンが低下した」と指摘し、「アジア市場における外資の現在の投資対象は日本から香港株にシフトしており、最近の香港株上昇の主な原動力となっている」と解説した。 


  それでも、これは日本株ロング、香港株ショートの終焉(しゅうえん)ではなく、短期的な中断に過ぎないという意見もある。


  モルガン・スタンレーのストラテジスト、ギルバート・ウォン氏(香港在勤)は現在の動きは「ファンダメンタルズに左右されてのものではなく、通常は短期間で終わるものだ。この流れは1週間後には終わるだろう」との見方を示した。


原題:Goldman Says Funds Likely Selling Japan Stocks to Buy Hong Kong(抜粋)


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これは「物質から生命が生まれる瞬間」かもしれない…地球生命に絶対必要なアミノ酸が、なんと「わずか数日」でできてしまった「衝撃の実験」 4/30(火) 6:33配信 現代ビジネス

2024-04-30 16:50:32 | 日記
これは「物質から生命が生まれる瞬間」かもしれない…地球生命に絶対必要なアミノ酸が、なんと「わずか数日」でできてしまった「衝撃の実験」
4/30(火) 6:33配信
現代ビジネス


 「地球最初の生命はRNAワールドから生まれた」


 圧倒的人気を誇るこのシナリオには、困った問題があります。生命が存在しない原始の地球でRNAの材料が正しくつながり「完成品」となる確率は、かぎりなくゼロに近いのです。ならば、生命はなぜできたのでしょうか? 
 この難題を「神の仕業」とせず合理的に考えるために、著者が提唱するのが「生命起源」のセカンド・オピニオン。そのスリリングな解釈をわかりやすくまとめたのが、アストロバイオロジーの第一人者として知られる小林憲正氏の『生命と非生命のあいだ』です。本書刊行を記念して、その読みどころを、数回にわたってご紹介しています。前回、生命に必要な分子として、タンパク質(アミノ酸)をあげましたが、いったい、どうやって原始地球で生まれたのでしょうか。その謎を切り拓いた画期的な実験をご紹介します。


【画像】衝撃的だった「ミラーの実験」が残した「1つの功績と2つの罪」


 *本記事は、『生命と非生命のあいだ 地球で「奇跡」は起きたのか』(ブルーバックス)を再構成・再編集したものです。


生物学の革新時代「1953年」
ハロルド・ユーリー photo by gettyimages


 DNAの二重らせん構造が発見された1953年は、ほかにも生物学上の重要な発見がありました。たとえば英国の生化学者フレデリック・サンガー(1918~2013)は、タンパク質のアミノ酸配列を調べる方法を開発し、この年に初めて、インスリンというタンパク質(膵臓でつくられるホルモン)の51個のアミノ酸の並び順(一次構造)を発表しました。


 そして、米国の化学者スタンリー・ミラー(1930~2007)によるアミノ酸の合成が発表されたのも、この年のことでした。


 ミラーは1951年にカリフォルニア大学バークレー校で化学の学士を取得したあと、シカゴ大学大学院に入学しました。


 彼が選んだのは、ハロルド・ユーリー(1893~1981)の研究室でした。ユーリーは重水素の発見で1934年にノーベル化学賞を受賞し、その後、研究の興味を宇宙化学に移していました。



「初期の地球大気」2つの説
スタンリー・ミラー photo by gettyimages


 初期の地球大気について、当時は、火星大気のように二酸化炭素と窒素を主とするものだったとする説と、メタン(CH4)やアンモニア(NH3)など、水素を多く含むものを主とする(「還元性が強い」とよばれます)ものだったとする説が並立していましたが、ユーリーは後者であると考えていました。


 大学院に入ってすぐに、ユーリーのセミナーに出席したミラーは、還元性の強い大気にエネルギーが加わって有機物が生成し、それが海に集められて生命が誕生したのではないか、という話に魅了されました。大学院で最初の1年は別の指導教員のもとで理論的な研究をしていましたが、その教員が他大学に移ったため、ユーリーの研究室に移りました。


 ここでミラーは、還元的な混合ガスから有機物をつくる実験をしたとユーリーに申し出ました。これに対してユーリーは、そのような結果のわからない研究ではなく、「隕石中のタリウムの分析」のような、確実に結果が得られる研究をするようにと説得しましたが、ミラーは引き下がりませんでした。とうとう根負けしたユーリーは、1年以内に結果が出なければテーマを変えることを条件に、ミラーに好きなように実験をさせることにしたのです。


実験室の「ミニ原始地球」
ミラーの放電実験装置(『生命の起源』(小林、講談社より)


 ミラーはユーリーとともに実験装置をデザインし、図「ミラーの放電実験装置」のような装置を組み立てました。左下の小さいフラスコは原始の海を模したもので、これを加熱して沸騰させると水蒸気が生じます。水蒸気は図の左側のチューブを通って上昇し、右上のフラスコでメタン・アンモニア・水素のガスと混じります。


 このフラスコには電極が取りつけられていて、テスラコイルという高電圧を発生させる装置を用いて、電極から火花を飛ばします。これは火花放電とよばれ、雷を模したものです。また、右側のチューブは冷却器によって冷やされていて、水蒸気が通ると液体の水となり、放電によってメタンやアンモニアから生成したものとともに、左下のフラスコに戻ります。これは雨に相当します。


 このようにして放電を続けたところ、2日目には、右上のフラスコにはタール状のものが付着し、左下のフラスコ中の水は黄色くなってきました。さらに放電を続けると、色はさらに濃くなりました。そこで、黄色くなった水を取り出してペーパークロマトグラフィーという方法で分析すると、グリシンなど、いくつかのアミノ酸が生成していることがわかったのです。


 ミラーはユーリーの助力のもと、この結果を論文にして『サイエンス』誌に投稿しました。ユーリーは論文の共著者になりませんでした。もし、ノーベル賞受賞者である自分の名前が入っていると、自分だけが脚光を浴びると考えたためです。論文は『サイエンス』誌の1953年5月15日号に掲載されました。


 この論文は多くの科学者の興味をひきました。化学進化の実験が数日でできるなんて、誰も考えていなかったからです。


 次回は、この発見に沸いた科学界と、ミラーの実験によってもたらされた「光と影」を追っていきましょう。


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生命と非生命のあいだ 地球で「奇跡」は起きたのか
生命はどこから生命なのか? 非生命と何が違うのか? 生命科学究極のテーマに、アストロバイオロジーの先駆者が迫る! 
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小林 憲正


個人投資家の現物株買い越し、過去最大の9000億円超-4月3週日本株 2024年4月25日 16:15 JST

2024-04-30 16:11:13 | 日記
個人投資家の現物株買い越し、過去最大の9000億円超-4月3週日本株
佐野日出之
2024年4月25日 16:15 JST

日本取引所グループが25日に発表した投資部門別売買状況統計によると、4月第3週(15-19日)の個人投資家の現物株買越額は9086億円と、2023年3月に記録した7542億円を大きく上回り過去最大となった。


  先週の日本株相場は、インフレ高止まり懸念による米金利の上昇、半導体業界に対する過度な成長期待の後退、中東情勢の緊迫などを受けて急落。東証株価指数(TOPIX)の下落率は4.8%と、22年6月以来の大きさとなった。このような中で個人の買いが一定程度下値を支えた格好だ。個人は年初来で見て5000億円強の買い越しに転じた。


  ニューバーガー・バーマンの岡村慧ポートフォリオ・マネジャーは「日経平均株価がバブル高値を抜けてきたことで、個人の日本株に対する関心は高まっているようだ」と話した。


  日本の個人投資家は逆張り志向が強いことで知られ、下げ相場では買いに回ることが多い。ただ、今年は例年に比べてより積極的に買う傾向が見られる。


  一方、売りに回ったのは海外投資家。現物株の売越額は5925億円と、昨年の9月以来の大きさだった。先物も合わせた売越額は1兆1347億円に達し、3月最終週に続いて今年2回目の1兆円超えとなった。


個人投資家の日本株買い越し額が過去最大に

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東証大引け 日経平均続伸 470円高、米株高で買い 月間では今年初の下落 国内株概況 2024年4月30日 15:26

2024-04-30 16:08:27 | 日記
東証大引け 日経平均続伸 470円高、米株高で買い 月間では今年初の下落
国内株概況
2024年4月30日 15:26

30日の東京株式市場で日経平均株価は続伸し、終値は前営業日比470円90銭(1.24%)高の3万8405円66銭だった。29日の米株式市場でハイテク株の上げが目立ち、東京市場でも半導体関連を中心に主力株に買いが波及した。日銀が26日まで開いた金融政策決定会合で政策の現状維持を決めた。緩和的な金融政策のもとで円の先安観が根強いとの見方も株買いを後押しし、上げ幅は一時600円を超えた。

日銀が円安に対応して早期に利上げに動くとの警戒感が後退し、日本の株式市場が祝日で休場だった29日の外国為替市場で円相場は34年ぶりに1ドル=160円台をつけた。同日午後からは日本政府・日銀が為替介入に動いたとの観測もあり、一時154円台まで急伸するなど、円相場は乱高下した。ただ、30日の東京市場では再び157円台まで下落するなど、円の先安観は根強く、トヨタやホンダ、SUBARUなど主力の輸出関連株には採算改善を見込んだ買いが入った。

国内では企業の決算発表が本格化し、製造業を中心に市場予想を上回る今期の業績見通しや株主還元策を発表し、好感する買いが集まった。市場予想を上回る2025年3月期(今期)の業績見通しを示した三菱電と日立が上場来高値を更新した。約10年ぶりの大規模な自社株買いを発表したコマツも上場来高値を更新した。午後は商船三井が市場予想を上回る今期の業績見通しを発表したのを手がかりに急騰した。郵船や川崎汽など他の海運株も強含んだ。

利益確定売りなどで、指数の上値が重くなる場面があった。今週は5月の大型連休の谷間で市場参加者が少ないとみられるほか、5月1日に米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果公表、同3日には4月の米雇用統計の発表を控え、投資家の様子見姿勢も強かった。

日経平均は4月に月間では4.86%安と、今年初の下落で終えた。月間下落率は22年12月以来1年4カ月ぶりの大きさだった。

30日の東証株価指数(TOPIX)は続伸した。終値は56.69ポイント(2.11%)高の2743.17だった。4月月間では0.91%安と、今年初の下落となった。JPXプライム150指数も続伸し、26.37ポイント(2.26%)高の1191.71で終えた。

東証プライムの売買代金は概算で5兆6678億円、売買高は20億7443万株だった。東証プライムの値上がり銘柄数は1374。値下がりは247、横ばいは30だった。

東エレクや信越化、ソフトバンクグループ(SBG)が高い。ファナックと安川電が上昇した。住友商や三菱商、三井物なども買われた。一方、アドテストや日東電が大幅安。TDKやデンソー、住友化が下落した。野村やキッコマンは売られた。

〔日経QUICKニュース(NQN)〕

日本株は続伸へ、先物上昇で買い先行-米重要日程控えて上値は重いか 2024年4月30日 8:04 JST

2024-04-30 08:29:35 | 日記

日本株は続伸へ、先物上昇で買い先行-米重要日程控えて上値は重いか
横山桃花
2024年4月30日 8:04 JST

30日の東京株式相場は続伸する見込み。日本が祝日だった29日に日経平均先物が上昇した流れを受けて高く始まる。ただ、米国の雇用統計や連邦公開市場委員会(FOMC)を控えて投資家の様子見姿勢が強まりやすく、値動きは小幅にとどまりそうだ。外国為替市場で円が急反発し、財務省が円買い介入を実施したとの観測が広がっており、円高も警戒される。

米シカゴ先物市場(CME)の日経平均先物(円建て)の清算値は3万8325円と、大阪取引所の通常取引終値3万7900円から425円高
米S&P500種株価指数は0.3%高-米10年債利回りは4.61%と5ベーシスポイント低下

市場関係者の見方

三菱UFJモルガン・スタンレー証券の大西耕平上席投資戦略研究員

高く寄り付いた後は、雇用統計やFOMCなど重要日程を前に小さな動きになる
為替介入への関心は高いが、円相場は前営業日である26日と同程度の1ドル=156円台に戻ってきているため、現時点で株価への影響はそこまで大きくない
情報通信(IT)関連はサービスの開発から提供まで国内で完結していることから、為替のボラティリティーによる影響が内需株の中でも小さい

背景

円急反発、一時154円台-神田財務官は介入有無に言及せず
マスク氏の訪中結実、テスラ運転支援機能を中国が暫定承認-関係者
最後の10分間が左右する株式相場の行方、パッシブ運用拡大で鮮明に
【要人発言】24時間対応できる準備をしている-神田真人財務官
けさのドル・円相場は1ドル=156円台前半で推移、前営業日の日本株終値時点は156円11銭
前日の海外市況はこちらをご覧ください

(5月13日から株式市況は内容を拡充し配信します。午前の市場別動向に加え、午後からは債券・為替動向を追加した【日本市況】として国内の主要市場の動向を横断的に配信する予定です。ご不明な点やご質問等がある場合はihazama@bloomberg.netまでご連絡ください)