つれづれなるままに聴いたジャズ

  よるの雨の音は

さびしい胸にともしびのように

   ともる



 

山茶花(さざんか)

2012-11-21 00:07:58 | ジャズ

 ツバキ科の常緑樹。椿に似て花も葉も小さい。四国、九州、琉球地方の温暖な地域に自生種があり、日本原産である。
 江戸中期から観賞用の園芸品種として栽培され、改良を重ねて普及した。

 野生のものは一重で白色だが、栽培種には、白、淡紅、紅白混じったもの、八重咲きなどがあり、変化に富む。
 大きいものは高さ10メートル以上にもなる。開花期は秋から春先まで。
 
 日本の花暦では、11月の花になっており、冬の季語として定着している。椿とよく似ているので、姫椿、小椿ともいう。
 俳諧時代になって、はじめて詠題として登場し、元禄七(1694)年刊の貝原益軒著『花譜』にくわしく記され、人々の関心は
 急速に高まった。

 花の少ない冬に咲くその寂びた風姿と花の色、散りぎわのたたずまいが好まれ、茶花にも愛用されてきた。
 漢名では椿を「山茶」といい、山茶花は「茶梅(さばい)」という。

 和名も古くは「山茶(さんざか)」と発音したが、のちに転じて「山茶花」となったといわれる。


 ”山茶花に心惹かるるやすらぎも ”(稲畑 汀子)・・・


 今日聴いたジャズ・・・

 WES MONTGOMERY・・・「PLAYS FOR LOVERS」


 本作は、”PLAYS FOR LOVERS”シリーズ・・ジャズ・ギタリスト、ウェス・モンゴメリーの作品。

 このシリーズは、誰の作品でもスタンダードを優しく、心安らぐ演奏の数々が収められている。
 ウェスの本作も然り・・・多くのミュージシャンと共に、全12曲、聴いていて癒されるものばかり。。
 何と優しく美しいのだろう・・疲れたとき、静かなギターを聴きたいとき・・ふ、と取り出してみる・・そんな作品。

1・(I DON’T STAND A)GHOST OF A CHANCE WITH YOU・・2・STAIRWAY TO STARS・・3・FOR ALL WE KNOW・・
4・PRELUDE TO A KISS・・5・I WISH I KNEW・・6・POLKA DOTS AND MOONBEAMS・・7・IF I SHOULD LOSE YOU・・
8・I’VE GROWN ACCUSTOMED TO HER FACE・・9・DARN THAT DREAM・・10・ALL THE WAY・・11・IN YOUR OWN SWEET
  WAY・・12・WHILE WE’RE YOUNG・・・


   with

 RAY BARRELLO、KENNY BURRELL、RON CARTER、PAUL CHAMBERS、JIMMY COBB、VICTOR FEDDMAN、TOMMY FLANAGAN、LOUIS HAYES

 PERCY HEATH、ALBERT ”TOOTIE”HEATH、MILT JACKSON、HANK JONES、PHILLY JOE JONES、SAM JONES、WYNTON KELLY、

 BUDDY MONTGOMERY、MONK MONTGOMERY、GEORGE SHEARING・・・and others


  ニューヨーク、ロス・アンゼルスにて録音・・・