つれづれなるままに聴いたジャズ

  よるの雨の音は

さびしい胸にともしびのように

   ともる



 

antonio carlos jobim and friends

2016-09-30 15:50:49 | ジャズ




         九月も終わりですね  月日の流れの速さを感じています




            今日聴いたジャズ・・・


      ” ANTONIO CARLOS JOBIM AND FRIENDS ”




     本作は、1993年、ジョビンの偉業を讃えて錚々たるミュージシャンたちがサン・パウロに集まってコンサートを行った


     ライブ・アルバム。


     メンバーの中には、ブラジル音楽とはほど遠いミュージシャンもいて、あれ??と思ったりするけれども、帯にもあるように


     70分を超えるライブ盤としては確かに”歴史的”な一枚かもしれない。


     ジャズ畑のミュージシャンが、ジョビンの曲を歌ったり、演奏したりするのも難しかったと思う。


     その中でも、ボサノヴァ、MBPではおなじみの人々が参加してコンサートを盛り上げている。


     
1・プレリュード:メドレー うつろな風景/ トリステ/ 失われた希望・・・2・彼女はカリオカ・・・3・イパネマの娘・・・4・ONCE I
  LOVED・・・5・O GRANDE AMOR・・・6・NO MORE BLUES・・・7・おいしい水・・・8・フェリシダージ・・・9・もしもあなたが
  皆と同じだったら・・・10・ルイーザ・・・11・波・・・12・十字架・・・13・フィナーレ:イパネマの娘




         アントニオ・カルロス・ジョビン(p、vo)
         ハービー・ハンコック(p、key、mc)
         ジョー・ヘンダーソン(ts)
         ゴンサロ・ルバルカバ(p)
         シャーリー・ホーン(vo)
         ロン・カーター(b)
         ガル・コスタ(vo)
         オスカー・カストロネヴィス(g) 他



        1993年9月27日 サン・パウロにてライブ録音



      ツクシハギ(マメ科)の花




         

vladimir shafranov trio/ live at groovy

2016-09-29 16:35:00 | ジャズ



          今日聴いたジャズ・・・



       VLADIMIR SHAFRANOV TRIO・・・「LIVE AT GROOVY」



       ロシア生まれで現在、フィンランドを本拠地に欧州で活躍しているピアニスト、ウラジミール・シャフラノフのリーダー作。


       本作は、1981年、フィンランドのジャズクラブ「グルービー」でライブ録音されたファースト・リーダー作品。


       北欧らしい、透明感のある弾むようなスイング感が印象的。


       三人が一体となり、クオリティの高い音空間、世界を創りだしている。


       ライナーノーツには、エヴァンス~キースの流れを汲み流麗で・・・云々と書いてあるけれど、私が感じる限りでは、


       確かに、流麗ではあるけれど、エヴァンスともキースとも違う、彼自身のアイデンティティを確立していると思う。



1・MOON AND SAND・・・2・BITTER SWEET・・・3・WHO CARE・・・4・RHYTHMーAーNING・・・5・MOMENTS NOTICE
6・枯葉・・・7・WITHOUT A SONG


          VLADIMIR SHAFRANOV(p)
          PEKKA SARMONTO(b)
          JUKKAーPEKKA UOTILA(ds)



         1981年6月26、27日 録音



     スダチ(ミカン科)の花

scott hamilton/ plays ballds

2016-09-28 16:38:50 | ジャズ




         今日聴いたジャズ・・・



      SCOTT HAMILTON・・・「PLAYS BALLDS」




      1954年9月12日 ロード・アイランド州プロビデンス生まれのテナーサックス奏者、

      スコット・ハミルトンのリーダー作。


      全編バラード集。彼の真骨頂はバラードといわれるように、本作も深い響きを湛えたトーンと歌心あふれるフレーズで聴き手を


      魅了してやまない。。全10曲、ピアノ、ベース、ドラムスにギターが入ったワン・ホーン・クインテットアルバム。


      おなじみのバラードを綴った、聴きやすくメンバーそれぞれが持ち味を発揮して味わいのある一枚に仕上がっている。



1・I’LL ONLY MISS HER WHEN I THINK OF YOU・・・2・DREAM DANCING・・・3・’ROUND MIDNIGHT
4・TWO EIGHTEEN・・・5・LAURA・・・6・MAYBE SEPTEMBER・・・7・IN A SENTIMENTAL MOOD・・・8・A BEAUTIFUL
  FRIENDSHIP・・・9・BODY AND SOUL・・・10・EMBRACABLE YOU



       SCOTT HAMILTON(ts)
       JOHN BUNCH(p)
       PHIL FLANIGAN(b)
       CHRIS FLORG(g)
       CHUCK RIGGS(ds)


      1998年録音



     松葉海蘭(マツバウンラン)の花

joe farnsworth/ it’s prime time

2016-09-27 16:18:19 | ジャズ



         キンモクセイのかおりで目覚めました  花は自分の咲く時期を知っているのですね


         秋深しのころになりました



          今日聴いたジャズ・・・



      JOE FARNSWOTH・・・「IT’S PRIME TIME」



      1968年、米マサチューセッツ州生まれ、NYのジャズシーンで活動するドラマー、ジョー・ファンズワースのリーダー作。


      本邦初リーダーアルバム。錚々たるメンバーが結集した、タイトでシャープなリズムを特徴とする名盤。



      また、本作には、カーティス・フラーやベニー・ゴルソンなどが参加していることも聴きどころ。


      二人のピアニスト、ハロルド・メイバーン、、デヴィッド・ヘイゼルタインの聴き比べなども愉しい。



1・SWEET POPPA・・・2・OLD FOLKS・・・3・IT’S PRIME TIME・・・4・STABLE MATES・・・5・FIVE SPOT AFTER DARK
6・AND SO、I LOVE AGAIN・・・7・THE THIRD PLANE・・・8・HELLO、YOUNG LOVERS・・・9・JOSE’S LAMENT



          ジョー・ファンズワース(ds)
          ハロルド・メイバーン(p)
          デヴィッド・ヘイゼルタイン(p)
          ロン・カーター(b)
          ベニー・ゴルソン(ts)
          カーティス・フラー(tb)
          エリック・アレキサンダー(ts)


          2003年1月録音



     ヘチマの花

lisa ono/ rio bossa

2016-09-26 15:58:37 | ジャズ




        今日聴いたジャズ・・・



       小野リサ・・・「リオ・ボッサ」




      1962年7月29日、サンパウロ生まれの日本人ボサノヴァ・シンガー、小野リサのリーダー作。


      1989年にCDデビュー、ナチュラルな歌声とリズミカルなギターでボサノヴァを日本中に広めた。


      本作は、彼女の作品の中でも気に入っている一枚。


      全13曲、どの曲にも愛着があるけれど、とくに、「ア・ヴォルタ」、「白と黒のポートレート」は格別に好き。。。


      後者は今まで聴いたヴォーカル・ヴァージョンの中で最高だと思っている。



1・街のフェスタ・・・2・なんて華麗・・・3・バイオンジーニョ・・・4・終わりなく・・・5・清らかなやすらぎ・・・6・ア・ヴォルタ
7・白と黒のポートレート・・・8・オ・パト・・・9・ジーロ・・・10・日本の桜・・・11・デイシャ・・・12・思い違い
13・サンバドーロ




       小野リサ(vo)
       ADRIANO GIFFONI(b)
       ANTONIO ADOLFO(p)
       FRANKIN DAFLAUTA(fl)
       NELSON FARIA(g) 他



     アカネの花