ノースポール

　　キク科一年草でクリサンセマムと呼ばれる種類の一品種で、原産地はヨーロッパ。
　　花芯が黄色く花びらが白い清楚な花。２輪つまみとり、両耳につけてイヤリングにしたいような
　　愛らしさが、なんともいえない。

　　花径２～３cmと小ぶりながら、一度に数多く咲くのでよく目立つ。ベランダ園芸やガーデニングに
　　欠かせない花として、春の園芸店の定番となっている。

　　英名：NORTHPOLE
　　別名：バルドサム、クリサンセマム

　　花言葉：誠実


　　この日生まれのあなたは・・・

　　いつも屈託がなく、明るくほがらか。あなたのまわりにはその性格を愛する人たちが自然に集まってきます。
　　趣味の広いタイプで、さまざまな分野でどれも平均以上の活躍をします・・・


　　今日聴いたジャズ・・・


　　GEORGE　ROBERT＆KENNY　BARRON・・・「PEACE」



　　本作は、アルト・ソプラノサックス奏者、ジョルジュ・ロベールとピアニスト、ケニー・バロンのデュオ作品。

　　全９曲中、ジョルジュ・ロベールのオリジナル３曲（１、５、８）、ケニー・バロンのオリジナル一曲（９）、
　　他は、マル・ウォルドロン、セロニアス・モンクたちの名曲で構成されている。

　　ケニー・バロンがアルト奏者と共演したアルバムでは、マリオン・ブラウンの『ソウル・アイズ』がすぐに思い出される。
　　この中にも収録されている”SOUL　EYES　””BLUE　MONK”は本盤でも演奏されていて、ラストのオリジナル　”SONG　FOR　ABDULLAH”
　　は、アルバム『スクラッチ』にも収められている。彼の愛奏曲なんだろうなぁ・・・

　　＃１”ピース”では、ロベールはソプラノを披露している。本盤はどちらがリーダーということもなく、上質なデュオ作品に
　　仕上がっている。


１・PEACE・・・２・I　DIDN’T　KNOW　WHAT　TIME　IT　WAS・・・３・朝日のようにさわやかに・・・４・SOUL　EYES・・・
５・TRISTEZA・・・６・BLUE　MONK・・・７・ROUND　MIDNIGHT・・・８・A　DAY　IN　PARIS・・・９・SONG　FOR　ABDULLAH・・・


　　　ジョルジュ・ロベール（as　ss）
　　　ケニー・バロン（p）


　　　２００２年８月１２日　ジュネーブ、ヴィクトリア・ホールでのライブ録音・・・

かたくり（片栗）

　　６弁の花弁をそり返らせ、うつむいているかたくり。古名をかたかごといい『万葉集』にもその名があるほど、
　　日本では古くから特別に愛されてきた花。。

　　鱗茎（りんけい）にはでんぷん質が多く、昔はこの鱗茎からかたくり粉が作られた。
　　ただしそれは過去のこと。現在市販のかたくり粉はじゃがいもが原料で、本物のかたくり粉はまずない。
　　地方によっては葉や茎もゆでて賞味する・・・


　　ユリ科

　　英名：DOG－TOOTH　VIOLET
　　別名：かたかご、かたこ

　　花言葉：嫉妬

　　この日生まれのあなたは・・・


　　自己研鑽に励むタイプ。資格を取ったり、研究会、セミナーなどで勉強することに熱心です。
　　家庭よりも仕事を志向し、いくつになってもバリバリ活躍したいという欲求は消えません・・・


　　　今日聴いたジャズ・・・


　　　ERIC　ALEXANDER・・・「SOLID！」


　　　本作は、ジャズ・テナーサックス奏者、エリック・アレキサンダーのリーダー・アルバム。

　　　サポート陣に、ジョン・ヒックス（p）、ジョージ・ムラツ（b）、アイドリス・ムハマッド（ds）を従えた
　　　ワン・ホーン・カルテット作品。

　　　ゲストとして、２曲（２、９）にジム・ロトンディ（tp）、一曲（４）にジョー・ロック（vibs）を迎えている。

　　　全９曲、ソニー・ロリンズ、ジャッキー・マクリーン、フレッド・レイシー、マル・ウォルドロン、マイルス・デイヴィス、
　　　デューク・エリントン＆ビリー・ストレイホーン、ソニー・クラーク、セロニアス・モンク、ジョン・コルトレーンらの
　　　名曲を選曲している。

　　　エリックらしい熱いブローを聴かせる曲がほとんどだけど、”THEME　FOR　ERNIE”　”THE　STAR　－CROSS　LOVER”
　　　では、バラッズ集を思い出させるような、しっとりとしたプレイを聴かせている。

　　　ゲストもアルバムに華を添えていて、サポート陣では、とくにジョン・ヒックスが随所で味のあるピアノを弾いている。


１・SOLID・・・２・LITTLE　MELONAE・・・３・THEME　FOR　ERNIE・・・４・FIRE　WALTZ・・・５・FOUR・・・６・THE　STAR－CROSSED
　　LOVERS・・・７・MY　CONCEPTION・・・８・LIGHT　BLUE・・・９・STRAIGHT　STREET・・・


　　　ERIC　ALEXANDER（ts）
　　　JOHN　HICKS（p）
　　　GEORGE　MRAZ（b）
　　　IDRIS　MUHAMMAD（ds）


　　　JIM　ROTONDI（tp　on２、９）
　　　JOE　LOCKE（vibs　on４）


　　　１９９８年４月２５日　５月１日　録音・・・

桜がくし

　　桜が満開になろうかという時、急に思い立ったように春の雪が降ることがある。

　　北海道でもリラが咲く頃に雪が降ることがある。この春の雪を新潟では「桜がくし」といい、
　　３月の大雪を青森では「棚はずし」、秋田県の一部では「鶴子落とし」、兵庫県の一部では「小鳥殺し」と呼ぶらしい。

　　最終降雪の最晩記録は富士山の８月１８日。鹿児島でも３月２９日という最終降雪の記録がある。
　　日本各地の最晩記録は大阪で４月７日、東京で同１７日、秋田で５月１４日、札幌で同２５日、そして網走は６月８日となっている・・



　　　今日の花・・・

　　　ミモザアカシア　（マメ科）

　　　英名：WATTLE
　　　別名：ふさアカシア

　　　花言葉：秘密の愛

　　　この日生まれのあなたは・・・


　　　とくに何かはたらきかけなくても人に好かれ、人間関係では苦労しません。
　　　独特の愛敬があり、いくつになっても若々しく活力にあふれています・・・


　　　今日聴いたジャズ・・・


　　　「A　NIGHT　WITH　STRINGS　VOL・３」
　　　　（SADAO　PLAYS　PARKER）


　　　本作は、ジャズ・アルトサックス奏者、渡辺貞夫のリーダー・アルバム。WITH　STRINGS作品。

　　　先日書いた「A　NIGHT　WITH　STRINGS」ではピアノ、ストリングス・アレンジを野力奏一が担当していたけれど、
　　　本盤は、ラッセル・フェランテに代わり、ベース、ドラムスは同じく、マーク・ジョンソン、ピーター・アースキン
　　　を起用している。

　　　ラッセル・フェランテはアメリカ、カリフォルニア州、サン・ホセ出身のピアニスト、キーボーディスト、コンポーザー、
　　　アレンジャー。最初期のフュージョンバンド、イエロージャケットのオリジナルメンバーでもある。

　　　全９曲中、２曲（５、８）はサダオさんのオリジナル、他は、スタンダードの名曲が収録されている。
　　　随所で聴ける、サイドメンのプレイもすばらしい。
　　　温かなアルトの音色はここでも心に沁みるものがある。


１・IF　I　SHOULD　LOSE　YOU・・・２・JUST　FRIENDS・・・３・HAVE　YOURSELF　A　MERRY　LITTLE　CHRISTMAS・・・
４・LAURA・・・５・OUT　FOR　SMOKE・・・６・EASY　TO　LOVE・・・７・THE　GYPSY・・・８・CYCLING・・・９・OLD　FOLKS・・・


　　　　渡辺貞夫（as）
　　　　RUSSELL　FERRANTE（p）
　　　　MARC　JOHNSON（b）
　　　　PETER　ERSKINE（ds）

　　　　STRINGS　ARRANGED　BY　RUSSELL　FERRANTE


　　　　１９９４年１２月１２日、BUNKAMURA　ORCHARD　HALL　にてライブ録音・・・


　　

いかりそう（錨草）

　　花の形が船のいかりに似ているのが名前の由来。
　　別名は漢字で書くと「三枝九葉草」。これはいかりそうの葉が３出複葉といって３本の柄（へい）に
　　分かれた複葉で、それぞれの柄に３枚ずつ小葉があるところからついた名前。

　　細い茎に揺れる軽やかな花は、ピンクの濃淡や白など。江戸時代にはさかんに鑑賞されていたと「花壇地錦症」
　　という当時の園芸書に書かれている・・・


　　メギ科

　　学名：EPIMEDIUMGRANDIFLORUM
　　別名：さんしくようそう

　　花言葉：あなたをとらえる


　　この日生まれのあなたは・・・

　　伝統的なものにひかれるタイプ。工芸品の制作やコレクションを趣味にしている人もいるでしょう。
　　占い好き、おまじないすきというのもこの日生まれの特徴です・・・


　　今日聴いたジャズ・・・

　　大石　学・・・「PIANO　SOLO　LIVE　AT　GEKKASOSHA　２０１２」


　　前回書いた、「REQUIEM」も同じく、月下草舎（山梨県小淵沢町）でのピアノソロ、不慮の事故で亡くなった、
　　ドラマーのセシル・モンロー氏に捧げられたアルバムだった。こちらは、２０１１年１１月６日録音。

　　本作は、続編のような作品で、”REQUIEM”にも収められている曲もあり、違った曲も入っている。
　　すべて、大石学さんが好んで演奏される曲ばかり。。
　　先日、ソロを聴きに行った時にも聴かせていただいた曲が収録されている。

　　

１・CECIL～MANATEE・・・２・HOW　INSENSITIVE～FLY　ME　TO　THE　MOON～AUTUMN　LEAVES・・・３・TOSCA・・・
４・HONESTY・・・５・TO　THE　SKY・・・６・上を向いて歩こう～PEACE・・・



　　　大石学（p）

　　２０１２年１１月１１日、月下草舎にて、ライブ録音・・・

　　

ソメイヨシノ

　　最も身近だが、謎のサクラである。明治期に突然広がる。
　　それに最初に着づいたのは藤野寄命。

　　明治十八、十九年の上野公園の調査で見出した。園丁係から、江戸の花産地・染井から来た
　　サクラが多いと聞き、吉野のヤマザクラと区別し染井吉野と名づける。
　　雑種だが、いつ誕生したか、定かでない。


　　さまざまの　事思い出す　桜かな（芭蕉）・・・


　　バラ科

　　英名：CHERRYBLOSSOM
　　別名：チェリーブロッサム

　　花言葉：優美な女性

　　この日生まれのあなたは・・・

　　あいまいなことをきらい、白黒をはっきりさせたいタイプ。たとえその結果が気にいらなくても、
　　傷ついても、すっぱりあきらめる強さを持っています。未練とは無縁です・・・


　　今日聴いたジャズ・・・

　　HARRY　ALLEN・・・「I　LOVE　MANCINI」




　　本作は、１９６６年１０月１２日ワシントンDC生まれ、ジャズ・テナーサックス奏者、ハリー・アレンのリーダー・アルバム。
　　ヘンリー・マンシーニ集。

　　本盤でピアノを担当している、ケニー・ワナーの優れたストリングス・アレンジを得て、アレンの念願だった”ウィズ・ストリングス”
　　となっている。私の知るかぎりでは、ヘンリー・マンシーニ集は比較的、少ないような気がする。
　　クインシー・ジョーンズ、サラ・ヴォーン、アニタ・カー・カルテットぐらいしか思い浮かばない。

　　しかも、”シャドウ・オブ・パリ”を選曲しているところもうれしい限り・・・
　　アレンのアルバムでは、ボサノヴァ作品は全部ハズレがなかったので、本盤を購入する時、気に入るかどうか少し躊躇ったけど
　　なかなか聴きごたえのある一枚に仕上がっている。

　


１・ティファニーで朝食を・・・２・CHARADE・・・３・DEAR　HEART・・・４・酒とバラの日々・・・５・THE　SHADOW　OF　PARIS・・・
６・小さな愛を私に・・・７・MOON　RIVER・・・８・TOO　LITTLE　TIME・・・９・暗闇にさようなら・・・１０・Mr・LUCKY・・・
１１・DREAMS　VILLE・・・１２・いつも二人で・・・


　　　HARRY　ALLEN（ts）
　　　KENNY　WERNER（p　syn）
　　　JOHANNES　WEIDENMUELLER（b）
　　　TIM　HORNER（ds）

　　　LAURA　FRIEDMAN（vibes）
　　　PARK　STICKNEY（harp）

　　　with　strings

　　　all　arragement　by　KENNY　WERNER・・・

　


ソメイヨシノ