植物は結局「実」のために生きているといえる。
葉を繁らすのも花を咲かせるのも、結局は子孫を残すのに必要な「種」を作るため。
実や種は一年間の成果であり珠玉となる。
それぞれの自信作はいずれも見事な「芸術品」で、単に色名でくくるには、あまりにも美しすぎる・・・
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今日聴いたジャズ・・・
KENNY BARRON・・・「A TABLE FOR TWO」
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本作は、1943年 6月9日 ペンシルバニア生まれのジャズ・ピアニスト、ケニー・バロンのリーダー作。
PETER BARSHAY(b)、LEWIS NASH(ds)、BOB SHEPPARD(sax、fl、bla)、DAVE ELLIS(sax)を従えた
2ホーン、クインテット編成。
ケニー・バロン率いるアンサンブルの録音盤。
一聴してみて、今まで聴いてきたケニー・バロンのリーダー作とは、趣の違った作品だなぁと思った。
4曲目の「THE VERY THOUGHT OF YOU」、10曲目「BLAME IT ON MY YOUTH」のようにピアノトリオで
演奏される曲ではピアノを堪能できるけれど、ほかの曲ではサックスが入っていて、BOB SHEPPARD、DAVE ELLISを
フィーチャーしたアルバムと言ってもいいと思う。
しかしながら、2人はあくまでもサポート陣であり、ケニー・バロンのピアノを邪魔しないように計らっている向きも
感じられる。ベース、ドラムスは全面的に脇役に徹しており、ベースソロは10曲目で聴ける。
フリュートをフィーチャーした「ESTATE」も興味深く、唯一、ケニー・バロンのオリジナル「PHANTOMS」は、浮遊感、
哀愁もありピアノソロが美しい。
アルバム全体の雰囲気は、ジャケットのようにお洒落で、曲目、曲順ともに申し分のないステキな一枚に仕上がっている。
1・SAY IT OVER AND OVER AGAIN・・・2・STOLEN MOMENTS・・・3・ESTATE・・・4・THE VERY THOUGHT OF YOU
5・ALFIE・・・6、BERCEUSE・・・7・I ONLY HAVE EYES FOR YOU・・・8・PHANTOMS・・・9・VERY EARLY
10・BLAME IT ON MY YOUTH・・・11・IN A SENTIMENTAL MOOD・・・
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KENNY BARRON(p)
BOB SHEPPARD(sax、fl bla)
DAVE ELLIS(sax)
PETER BARSHAY(b)
LEWIS NASH(ds)