つれづれなるままに聴いたジャズ

  よるの雨の音は

さびしい胸にともしびのように

   ともる



 

venus jazz wine bar~あなたとボルドーワインとエリック・アレキサンダーと

2016-08-31 16:27:55 | ジャズ



      八月もきょうで終わり・・・台風一過でからっと晴れて残暑のきびしい一日です


      それでも、秋の空、、秋の風、、音楽を聴くのにも最適な季節ですね・・




            今日聴いたジャズ・・・



     「ヴィーナス・ジャズ・ワイン・バー~あなたとボルドーワインとエリック・アレキサンダーと」



     ” ベスト・アルバム フランス・ボルドー地方の重厚で複雑な味と香りのシャトーマルゴーなどのワインと同じクオリティの

       ジャズを収録 ” (商品内容より)



      熱いブローあり、ミディアムテンポ、スローテンポに展開する曲の数々を収録した作品。2枚組。


     どのアルバムを聴いてもはずれのないエリックのプレイを堪能できる、DISC1、DOSC2、共に70分を超える長尺の作品。



     ( DISC1)

1・LITTLE GIRL BLUE・・・2・SLOW HOT WIND・・・3・あなたは恋が何だかしらない・・・4・いそしぎ・・・5・LIKE SOMEONE
  IN LOVE・・・6・THE THRILL IS GONE・・・7・星影のステラ・・・8・MY ONE AND ONLY LOVE・・・9・SUGAR
10・MY ROMANCE


      (DISC2)

1・MISTY NIGHT・・・2・FUNNY・・・3・ANGEL EYES・・・4・モナリサ・・・5・MIDNIGHT SUN・・・6・MY FUNNY VALENTINE
7・リル・ダーリン・・・8・TENDERLY・・・9・LOVER MAN・・・10・BLUE GARDENIA




   ヒナノカンザシ(高知の花)


       

walter lang trio/ moonlight echoes

2016-08-30 15:28:13 | ジャズ




           今日聴いたジャズ・・・



       WALTER LANG TRIO・・・「MOONLIGHT ECHOES」




     ドイツのピアニスト、ウォルター・ラングの前作、「STARLIGHT REFLECTION」に次ぐ2年ぶりの作品。


     メンバーは、前作と同じ、THOMAS MARKUSSON(b)、SEBASTIAN MERK(ds)を従えたトリオ編成。


     全13曲中、7曲(4、6、7、8、9、11、13)はウォルター・ラングのオリジナル、ほかは、ジスモンチの1、コール・ポーター、


     リチャード・ロジャースたちの馴染み深いスタンダードで構成されている。


     ウォルター・ラングのピアノは、さりげなく、力みもない演奏ながら情熱的な月夜を表現し、13曲の「MOONLIGHT ECHOES」が、


     映しだされている。


     アルバム全体から受ける雰囲気は、前作と同じく、ロマンティシズムに溢れピアノから紡ぎだされる旋律が月影を織り込んでゆき、


     また、ピアノだけではなく、ベース、ドラムスが巧く絡み合いながらタイトルにふさわしいフレーズを聴かせている。



     
1・SETE ANEIS・・・2・I DID’T KNOW WHAT TIME IT WAS・・・3・EVERYTIME WE SAY GOODBYE・・・4・DANCA DA
  FITA・・・5・ALONE TOGETHER・・・6・BEFORE THE STORM・・・7・WHAT MAKES THE WORLD GO ’ROUND
8・WELL、I THOUGHT SO・・・9・ALBERTI・・・10・I’VE GOT THE WORLD ON A STRING・・・11・SEMANA SANTA
12・WHERE OR WHEN・・・13・WHEN THE DAY IS GONE



            2015年4月27、28日録音



     エゾミソハギの花


     晩夏に咲く花です


     

sacha:new york after dark

2016-08-29 16:02:03 | ジャズ



              今日聴いたジャズ・・・


         SACHA・・・「NEW YORK AFTER DARK」




      南カリフォルニアのサンディエゴで生まれ育った、サーシャ・ブートロスのリーダー作。


      前回書いた「サンディエゴの恋人」に次ぐアルバム。


      本作は、サンディエゴからニューヨークに舞台を移して、メンバーもジョン・ディ・マルティーノ(p)、ピーター・ワシントン(b)、


      ルイス・ナッシュ(ds)、テレル・スタッフォード(tp、flh)、それに、ピーター・スプラーグ(g)、トミー・アローズ(conga、


      perc)がそれぞれ「時さえ忘れて」に参加して華を添えている。


      今回は、スタンダード・ナンバーを中心に歌う、ジャズ・ヴォーカル作品。


      


      全11曲中、2曲(5、6)はサーシャのオリジナル、他は、ミュージシャンたちが好んで演奏してきた名曲、「GEE BABY AIN’T 


      I GOOD TO YOU」では、ルイス・ナッシュとのデュオで、珍しくナッシュの渋くて巧いヴォーカルが聴ける。



      「AUTUMN SERENADE」では、大人っぽく、しっとり歌い、ラスト、スティングの「FRAGILE」は、歌詞をかみしめるような


      心に沁みる歌唱がしみじみとした趣を醸し出している。



1・DEVIL MAY CARE・・・2・THE BEST IS YET TO COME・・・3・LOVE WON’T LET ME WAIT・・・4・I BELIEVE IN
  YOU・・・5・SA CHA CHA・・・6・I HAVE THOUGHT OF YOU・・・7・時さえ忘れて・・・8・GEE BABY AIN’T I GOOD
  TO YOU・・・9・バークリー・スクエアのナイチンゲール・・・10・AUTUMN SERENADE・・・11・FRAGILE



         2012年6月、NYにて録音



    イシミカワ(石実皮)の実



   タデ科の蔓性一年草 夏に咲いた花は秋、藍色の球形の実になります


      


     


      


     


      

vladimir shafranov trio/ kids are pretty people

2016-08-27 17:09:32 | ジャズ



         せっかくの週末ですが、当地では台風の影響で天候も悪く、むし暑い一日です


         みなさまのお住まいの処ではいかがでしょうか・・・



            今日聴いたジャズ・・・



      VLAMIR SHAFRANOV TRIO・・・「KIDS ARE PRETTY PEOPLE」



      本作は、ピアニスト、ウラジミール・シャフラノフ2005年録音の作品。


      全13曲、ジョビンの1、8、ハンク・モブレーの3、シダー・ウォルトンの7、ショパンの12、サド、ジョーンズの表題曲、


      それにスタンダードなどを織り交ぜた聴きごたえ十分のアルバムに仕上がっている。



      シャフラノフのピアノはもとより、ベース、ドラムスともに持ち味を発揮して調和のとれた愉しいトリオ作品。


      個人的にも、選曲の良さがこれまで書いた作品の中でもとくに気に入っている。
 


1・O QUE TINHA DE SER・・・2・WITH MALLCE TOWARD NONE・・・3・AVILA AND TEQULLA・・・4・I WISH I KNEW
5・CINEMA PARADISO ”LOVE THEME”・・・6・GLAD TO BE UNHAPPY・・・7・FIRM ROOTS・・・8・BRIGAS NUNCA MAIS
  ”NO MORE FIGHTING”・・・9・EASY WALKER・・・10・CUP BEARES・・・11・KIDS ARE PRETTY PEOPLE
12・PRELUDE NO20・・・13・IT NEVER ENTERED MY MIND




           VLADIMIR SHAFRANOV(p)
           PEKKA SARMANTO(b)
           JUKKINS UOTILA(ds)


           2005年4月22日録音



       クサレダマ(草連玉)の花

chantal chamberland/ dripping indigo

2016-08-26 15:20:18 | ジャズ




              今日聴いたジャズ・・・



        CHANTAL CHAMBERLAND・・・「DRIPPING INDIGO」



      カナダ出身のヴォーカリスト、シャンタル・チェバーランドのリーダー作。


      シャリーホーンに捧げたアルバム。最初、”誰かに似ている声だなぁ”と思ってジャケットをよくよく見たら


      下の隅に 「DEDICATED WITH LOVE TO SHIRLEY HORN」とあった。なるほど~・・・


      シャーリーホーンの(曲によっては)どこか鬼気迫る歌唱と違って、スモーキーな雰囲気を湛えた語り口が魅力的。


      終始、低めの声でミディアム~スローに展開するフレーズが落ち着きを醸し出して、ゆったりした時にもぴったりの一枚。

      サポート陣の好演が、より彼女の歌唱を輝かせている。



1・ONCE IN A WHILE・・・2・BEWITCHED・・・3・I WANNA BE AROUND・・・4・GEORGIA ON MY MIND・・・5・ONE FOR MY
  BABY・・・6・HOW DEEP IS YOUR LOVE・・・7・I’M BEGINNING TO SEE THE LIGHT・・・8・LOVER MAN
9・LES CINEMAS-BARS・・・10・TEACH ME TONIGHT・・・11・BODY AND SOUL・・・12・SOMEDAY・・・13・THE GOOD
  LIFE・・・14・I’VE GOT UNDER MY SKIN・・・15・HOT NIGHT IN BATON ROUGE・・・16・DON’T GET AROUND
  MUCH ANYMORE・・・17・SMOKE GETS IN YOUR EYES・・・18・L’HYMNE A L’AMOUR




            CHANTAL CHAMBERLAND(vo、g)

            PAUL WHITE(as)
            BIL HOLINATY(ts)
            BART NAMETH(p)
            STEVE PELLETIER(b)
            DAN LOCKWOOD(ds)
            BOB DOIDGE(flh、tp、cello)
            JOHN KENYON(p、7、16、18)



           2005年 カナダにて録音


         
      ヒヨドリバナ