つれづれなるままに聴いたジャズ

  よるの雨の音は

さびしい胸にともしびのように

   ともる



 

ふたりのボサノヴァ~ビートルズ・ノヴァ

2017-07-28 14:17:20 | ジャズ


               今日聴いたジャズ・・・


        ふたりのボサノヴァ~ビートルズ・ノヴァ




       ポーランドの歌姫、グラジーナ・アウグスチフとブラジルのギタリスト、ポリーニョ・ガルシアが


       綴るビートルズのボサノヴァ・カヴァー作品。



       ポリーニョ・ガルシアは先日書いた、キャロル・ウエルスマンの”LOVE SONG 20”にも参加しており、


       味わいのあるギターを聴かせてくれた。


       本作では、さらに素敵なポリーニョのギターを聴くことができる。


       『恋を抱きしめよう』では、フリュート、パーカッションの参加で魅力的な曲が聴ける。


       昼間に聴くのも良いけれど、夕暮れ時、静かな夜、雨の降る日などにふさわしく、心いやされる一枚。




   1、WHEN I’M 64

   2、今日の誓い

   3、BECAUSE

   4、ノルウェーの森

   5、HEY JUDE

   6、恋を抱きめよう

   7、BLACKBIRD

   8、I WILL

   9、TWO OF US

  10、HELLO、GOODBYE

  11、NOWHERE MAN

  12、IN MY LIFE

  13、HERE COME THE SUN

  14、A HARD DAYS NIGHT





      鴨足草(ユキノシタ)



     滝壺をのぞく形の鴨足草(今井つる女)


       

francesco cafiso&dino rubino

2017-07-25 14:19:55 | ジャズ



            今日聴いたジャズ・・・



       FRANCESCO CAFISO & DINO RUBINO/ TRAVEL DIALOGUES




      イタリアの若きアルトサックス奏者、フランチェスコ・カフィーソと同じくイタリアのトランペット奏者、


      ディノ・ルビノが綴るデュオ作品。



      ルビノはここではピアノを中心に弾いている。全面的にカフィーソのアルトが際立っているので、数曲でもルビノの

      トランペット・・・


      または、フリューゲルホーンをフィーチャーして欲しかったと個人的に思う。


      若き二人のダイアローグ・・・以前に”黒と白の肖像”でもデュオで共演しているだけに息はぴったりの一枚。。。



   1、MOONLIGHT SERENADE

   2、IMPRO#1

   3、NOBODY BUT ME

   4、INPRO#2

   5、FALLING IN LOVE WITH LOVE

   6、IMPRO#3

   7、MOON RIVER

   8、IMPRO#4

   9、THESE FOOLISH THINGS

  10、FRAME#1

  11、PABLO

  12、IMPRO#5

  13、BESAME MUCHO

  14、IMPRO#6

  15、O QUE SERA

  16、IMPRO#7

  17、FRAME#2

  18、SCAPPLE FROM THE APPLE

  19、COMFIRMATION20 FRAME #3



     2010年録音



     現の証拠(げんのしょうこ)



    しじみ蝶とまりてげんのしょうこかな(森 澄雄)

jacintha

2017-07-22 13:05:22 | ジャズ




             今日聴いたジャズ・・・



     JACINTHA GOES TO HOLLYWOOD




     フィリッピンを拠点に活動するヴォーカリスト、ジャシンタのリーダー作。


     これまで聴いてきた作品とは趣が違い、選曲の為もあり、ポピュラー志向よりのアルバムに仕上がっている。


     しかしながら、どの曲を歌ってもジャジーでジャシンタの世界が繰りひろげられているところが凄い。


     また、すべての作品で、サポート陣に恵まれていることもジャシンタの人柄の所以だと思う。


  
   1、ON DAYS LIKE THESE

   2、RAINDROP KEEP FALLING ON MY HEAD

   3、ALFIE

   4、風のささやき

   5、CALIFORNIA DREAMING

   6、男と女

   7、EASY LIVING

   8、QUE SERA SERA

   9、思い出の夏



        LARRY GOLDINGS(hammond B-3)
        DAREK OLES(b)
        JOE LaBarbera(ds)
        ANTHONY WILSON(g)
        RON STOUT(tp)
        RICKY WOODARD(sax)
        AaRON SERFATY(perc)
        JOHN CAMPBELL(vib)


       2007年録音



        水葵



     流れゆく水葱(なぎ)あり今日の花を咲き(有働木母寺)

monica borrfors

2017-07-17 13:44:50 | ジャズ



               今日聴いたジャズ・・・


        MONICA BORRFORS / HELLO YOUNG LOVERS!




        スウェーデンを代表するヴォーカリスト、モニカ・ボーフォースのリーダー作。


        しっとりした、落ち着きのある大人のスタンダード集。


        随所にトランペットやテナーも参加、、ヴォーカル作品の好盤。。。



  1、IT’S EASY TO REMEMBER

  2、THE NIGHT HAS A THOUSAND EYES

  3、NATURE BOY

  4、IT NEVER ENTERED MY MIND

  5、WHISPER NOT

  6、DARN THAT DREAM

  7、PAINT YOUR PRETTY PICTURE

  8、’ROUND MIDNIGHT

  9、I’M GLAD THERE IS YOU

 10、DOXY

 11、THE BOY NEXT DOOR

 12、I DIDN’T KNOW WHAT TIME IT WAS

 13、IF YOU COULD SEE ME NOW

 14、MR、UGLY

 15、HELLO YOUNG LOVERS

 16、EPILOGUE AFTER THE STORM




        MONICA BORRFORS(vo)

        GOSTA NILSON(p)
        FLIP AUGUSTSON(b)
        JESPER KVIBERG(ds)
        ANDERS BERGCRANTZ(tp)
        FREDRIK LINDBORG(ts)



        2015年5月録音




       月下美人



    焔(ほ)を吐いて月下美人のひらきそむ(石原 八束)

steve kuhn trio

2017-07-14 15:18:03 | ジャズ



              暑中お見舞い申し上げます


            体調にお気をつけてご自愛のほどお過ごしくださいませ





            今日聴いたジャズ・・・



       STEVE KUHN TRIO/ AT THIS TIME・・・




      ピアニスト、スティーヴ・キューンのリーダー作。ステーヴ・スワロウ(b)、ジョーイ・バロン(ds)を起用したトリオ編成。


      ECM盤とはまた違った雰囲気があり、キューンのピアノの美しさが光る。。。ベースもドラムスもベテランの二人ながら、


      前面に出すぎることがなく、あくまでキューンをサポートしているところにも好感が持てる。


      一枚をとうして聴くと、ミディアムテンポの曲が中心で、ロマンティシズム溢れる上質のトリオ作品に出来上がっている。




   1、MY SHINING HOUR

   2、AH MOORE

   3、THE PAWNBROKER

   4、ALL THE REST IS THE SAME

   5、THE FEELING WITHIN

   6、CAROUSEL

   7、LONELY TOWN

   8、THIS IS NEW

   9、I WAITED FOR YOU



           STEVE KUHN(p)

           STEVE SWALLOW(eb)

           JOEY BARON(ds)



           2015年8月7日録音




      茄子の花(なすびの花)



      紫の一色を持し茄子の花(宇咲 冬男)