つれづれなるままに聴いたジャズ

  よるの雨の音は

さびしい胸にともしびのように

   ともる



 

marielle koeman/ natural

2016-11-11 16:35:43 | ジャズ


今日聴いたジャズ・・・


      MARIELLE KOEMAN AND JOS VAN BEEST TRIO・・・「NATURAL」



     本作は、澤野公房を代表するピアニストの一人、ヨス、ヴァン、ビーストの奥様であるヴォーカリストのマリエル・コーマンの


     リーダー作。ピアノ、ベース、ギターというドラムレスでのトリオをバックにコーマンの自然で、そしてスウィング感あり、


     また、ある時は、しっとりと聴かせる大人の歌唱が何ともいえず心地よい作品。


     全15曲、冒頭の「’S WONDERFUL」~「HERE’S TO LIFE」までさまざまに表情を変えて、聴き手を幸せな気持ちにさせてくれる。


     サポートする三人は、あくまでも控えめに彼女の歌唱を輝かせながらも、随所で聴ける各々の好プレイが光る。


     個人的には、ジョニー・マンデルの「SOLITARY MOON」、「HERE’S TO LIFE」での歌唱と演奏はとくに琴線に触れた。


     ラストの「HERE’S TO LIFE」は、ヨス・ヴァン・ビースト(旦那様)のピアノを伴奏に、しみじみと歌うコーマンと、そして愛情深く


     見守りながら呼応するように奏でるビースト、、二人の「HERE’S TO LIFE」を聴いていると胸が熱くなり涙腺がゆるむ。


     また一枚、ステキなアルバムに出会えてうれしく思う。


1・’S WONDERFUL・・・2・I HERE MUSIC・・・3・LITTLE DID I DREAM・・・4・TRY YOUR WINGS・・・5・CHEGA DE
   SAUDADE・・・6・ORANGE COLORED SKY・・・7・CLOSE YOUR EYES・・・8・SOLITARY MOON・・・9・PLUS JE
   T’EMBRASSE・・・10・THE GIFT・・・11・PICK YOURSELF UP・・・12・EVERYTIME WE SAY GOODBYE
13・YOUNG AT HEART・・・14・EAST OF THE SUN・・・15・HERE’S TO LIFE



            MARIELL KOEMAN(vo)
            JOS VAN BEEST(p)
            JOOSE ZOETEMAN(g)
            EVERT J、WOUD(b)


            SPECIAL GUEST:
  
            JOS VAN BEEST JR(ds)



           2015年5月録音


      シロシキブ(白式部)の花



     

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1 コメント

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みなさまこんばんは (soul_mind)
2016-11-12 00:58:37
ご訪問いただきありがとうございます。
みなさまの愛聴盤や愛奏曲など教えてください。
もし、投稿している記事などに共感していただければ
なおさらうれしいです。よろしくお願いします。

※ 誹謗、中傷だけはお断りいたします。
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