今年もまもなく終わろうとしています
訪問してくださった方々、ありがとうございました
来年はまた、どのような作品に出会えるか分かりませんが
充実した記事が書けるように努めてまいりたいと思います。
今年最後に聴くアルバム・・・
THIERRY LANG TRIO・・・「SERENITY」
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本作は、スイスを代表するベテランピアニストでフランスの美術文化勲章を受章した、ティエリー・ラングのリーダー作。
HEIRI KAENZIG(b)、ANDI PUPATO(perc)、と組んだピアノトリオ編成。
全9曲、「ELLEN DAVID」、「SWISS MOUNTAIN SMELL」の2曲を除く7曲はティエリー・ラングの作曲による。
オープニングの「ELLEN DAVID」は今年の7月11日、76歳で惜しくも亡くなったチャーリー・ヘイデンの曲で、
本作の録音は2013年なので、ラングが闘病生活を送っていたヘイデンのことを知っていて励ます意味にも感じられるし、
亡くなることを予感していたようにも思える。
ヘイデンらしいこの曲を冒頭に演奏されるのは、ラングの温かい人柄を垣間見るようで嬉しい。。
「SWISS MOUNTAIN SMELL」はベースを担当している、HENRI KAENZIGのオリジナル。
※ ダブルベースのHEIRI KAENZIGは90年代に、ART LANDEやKENNY WHEELERとバンドを組み現在も多方面で活躍中。
※ パーカッションのANDI PUPATOは元NIK BARTSCH RONINのコアメンバーとしても知られる。
アルバム全体の印象は、ラングの作曲家としての実力が如実に感じられる趣向になっている。
静謐で叙情味溢れるオリジナルの数々は聴き手の心を捉えてはなさない。
「モーツァルトいわく 『作曲とは相思相愛の一音一音を見つけること』」 ティエリー・ラング
聴いていると3人の姿が、情景が浮かんでくる。
1・ELLEN DAVID・・・2・OVERNIGHT TRAIN・・・3・SERENITY・・・4・WANDERING WORDS・・・5・SWISS MOUNTAIN SMELL
6・MOTHER・・・7・WOUNDS・・・8・PRIVATE GARDEN・・・9・NOVEMBRE・・・
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THIERRY LANG(p)
HEIRI KAENZIG(b)
ANDI PUPATO(perc)
2013年9月9、10日録音・・・
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よいお年をお迎えくださいませ
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