つれづれなるままに聴いたジャズ

  よるの雨の音は

さびしい胸にともしびのように

   ともる



 

joao gilberto/ 38 titres de bossa nova

2016-05-31 15:54:26 | ジャズ



                折鶴蘭(オリズルラン)


         寄せ植えのグリーンで人気の観葉植物

   
         夏に優雅なラインを描いて、よく茂った細長い葉の間から


         ランナーを伸ばして その節に白い6弁の花を次々と咲かせます


         花言葉: 守りぬく愛   集う幸福



                今日聴いたジャズ・・・



        JOAO GILBERTO・・・「38 TITRES DE BOSSA NOVA」




        本作は、ジョアン・ジルベルトが、ジョビンの曲を中心に、エドゥ・ロボ、ルイス・ボンファ、カルロス・リラ、また、ジョアン・


        ジルベルト自身のオリジナルなど、38曲を歌った作品。。


        TOTAL TIMEも70分を超えるアルバムで、ジョアンのヴォーカルを堪能できるアルバムになっている。


        さらっと聴けるので、疲れることもなく、ボサノヴァ好きの方から、そうでない方まで持っておきたい一枚。





             オリズルラン

chet baker/ the last great concert

2016-05-29 13:06:50 | ジャズ



              鈴蘭(スズラン)


        鈴蘭といっても蘭ではなく、ユリ科の多年草


        北海道から近畿地方までの山裾や高原などの日当たりのよいところに自生し、


        特に北海道では各地に群生し、郷土の花に選ばれています




              今日聴いたジャズ・・・



          CHET BAKER・・・「THE LAST GREAT CONCERT」
          (MY FAVORITE SONGS、VOL、1&2)




      本作は、チェット・ベイカーが亡くなる2週間前にドイツで行ったコンサートの録音盤。


      タイトルにもあるように、チェット自身お気に入りだった曲を2CDに、それぞれ7曲ずつ収録されている。


      ピアノ、ギター、ヴィブラホーン、ベース、ドラムスの他に、バックにオーケストラが入っている曲も・・・


      晩年のチェットの作品が好きなわたしにとって、本作もまた、、そして亡くなる前の貴重な一枚。


     このコンサートを聴いている多くの人達の拍手を聞いて、うらやましく、嬉しい。。


     これだけのライブアルバムを遺して逝ったチェットのことを思うと、なんだか彼らしいなぁとさえ思えてくる。



          DISC1:


    1・ALL BLUES・・・2・MY FUNNY VALENTINE・・・3・WELL YOU NEEDN’T・・・4・SUMMERTIME
    5・IN YOUR OWN SWEET WAY・・・6・DJANGO・・・7・I FALL IN LOVE TOO EASILY


          DISC2:


    1・LOOK FOR THE SILVER LINING・・・2・I GET ALONG WITHOUT YOU VERY WELL・・・3・CONCEPTION
    4・THERE’S A SMALL HOTEL・・・5・SIPPIN’AT BELLS・・・6・TENDERLY・・・7・MY FUNNY VALENTINE(reprise)



         1988年4月28日、ドイツにて録音



            すずらん


          ふまれずに鈴蘭落ちし道の夜   (高木 晴子)

diane kirkwood/ ’round midnight

2016-05-27 14:43:52 | ジャズ



             踊子草(おどりこそう)


              踊花  虚無僧花


        山野、路傍、渓谷沿いの径などに自生するシソ科の多年草


        葉の付け根に淡紅色または白色の唇形をした花が節を取り巻き輪生します


        その花の形がちょうど笠をつけて人が踊るように見えるので、この名がつけられました




             今日聴いたジャズ・・・



        DIANE KIRKWOOD・・・「’ROUND MIDNIGHT」



       本作は、シカゴ出身のヴォーカリスト、ダイアン・カークウッドのデビュー作。


       全14曲、気負いのない、ゆったりとして心地よい歌唱に好感が持てる作品。


       馴染み深い曲、また、あまり聴くことのない曲などを織り交ぜて、さらっと歌うだけでなく、曲によっては、情感のある、


       エモーショナルな歌唱も聴ける聴きごたえのあるデビューアルバムに仕上がっている。


       



1・’ROUND MIDNIGHT・・・2・WHEN SUNNY GETS BLUE・・・3・YOU’D BE SO NICE TO COME HOME TO/ BLUE SKIES・・・
4・BABY、BABY ALL THE TIME・・・5・FOOLS RUSH IN・・・6・MOONDANCE・・・7・LOVER MAN・・・8・BLAME IT ON MY YOUTH
9・GOOD ENOUGH・・・10・DEAR RUBY(RUBY、MY DEAR)・・・11・MY ONE AND ONLY LOVE・・・12・I’M PUTTING ALL MY EGGS
 IN ONE BASKET・・・13・BLACK MAGIC・・・14・I’M GLAD THERE IS YOU・・・




                DIANE KIRKWOOD(vo)
                DAVE SIEBELS(p)
                ADRIAN ROSEN(b)
                DAVE DERGE(ds)
                ED SMART(sax、fl)
                FINO ROVERTO(g)
                DAVE SIEBELS(perc) 



                おどりこそう


            きりもなくふえて踊子草となる  (後藤比奈夫)

バド・シャンク&ミシェル・ルグラン/ 風のささやき

2016-05-25 15:33:40 | ジャズ




          躑躅(つつじ)


      初夏を彩るさまざまな花の中でも、つつじはひときわ鮮やかな色どりを放っていますね


      宮城県気仙沼市、徳仙丈山の50万本のツツジが山肌を染めて見ごろだそうです


      お近くの方、お出かけになられてはいかがでしょうか




          今日聴いたジャズ・・・


      バド・シャンク&ミシェル・ルグラン・・・「風のささやき」



      西海岸の人気サックス、フリュート奏者、バド・シャンクによる映画音楽の巨匠、ミシェル・ルグランの作品集。


      本作は、アレンジ、ピアノをルグラン自身が担当。


     ストリングを含めたアンサンブルの完成度が高い一枚。。。



1・風のささやき・・・2・WATCH WHAT HAPPENS・・・3・THEME D’ELISE・・・4・ONE DAY・・・5・CHANSON DE SOLANGE(ソランジの歌)
6・DE DOLPHINE A LANCIEN・・・7・シェルブールの雨傘・・・8・HIS EYES、HER EYES・・・9・ONCE UPON A SUMMERTIME
10・CHANSON DES JUMELLES(双子姉妹の歌)・・・



             カワラニンジンの花

steen rasmussen/ amanhaーimorronーtomorrow

2016-05-24 15:06:42 | ジャズ



              雛罌粟(ひなげし)



         江戸時代に渡来したケシ科の越年草


         五月ごろ、淡紅 紫 白などの可憐な四弁の花を咲かせます   花言葉は「慰め」・・





             今日聴いたジャズ・・・



         STEEN RASMUSSEN・・・「AMANHAーIMORRONーTOMORROW」
         (feat: JOSEFINE CRONHOLM)




       デンマークを拠点に活躍するピアニスト、スティーン・ラスムーセンのリーダー作。


      ラスムーセンはブラジル音楽への造詣も深く、多くのブラジリン・セッションに参加している。


      また、全編にわたりフィーチャーされているジョセフィン・クロホルムは、ミルトン・ナシメントとの共演歴もあるスウェーデンの出身の


      ヴォーカリスト。透明感のある歌声が北欧のすがすがしさを醸し出している。


      全12曲、ラスムーセンのオリジナルの中に、ジョルジュ・ベン、ジョビン、ルイス・ボンファ、エドゥ・ロボ、ジョアン・ドナート


      たちの名曲を取り上げており、スペシャル・ゲストとして、ミルトン・ナシメントを支えたというブラジアン・パーカションの天才、


      ホベルチーニョ・シルヴァが3曲に参加していることも特筆に値する。



      収録時間も、74:59と長く、完成度の高いドラマティックな作品に仕上がっている。



1・マシュ・ケ・ナダ・・・2・TRISTE・・・3・AMANHAーIMORRONーTOMORROW・・・4・IMORRON・・・5・NA BAIXA DO SAPATEIRO
6・EU SEI QUE VOU TE AMAR/ USELESS LANDSCAPE・・・7・CHOVENDO NA ROSEIRA・・・8・カーニバルの朝・・・9・ZANZIBAR
10・CARLA・・・11・PEDALEANDOーENAMORADO EN MI BICI・・・12・AMAZONAS・・・



            JOSEFINE CRONHOLM(vo)
            STEEN RASMUSSEN(p、key)
            LIS WESSBERG(tb)
            FREDRIK DAMSGAARD(b)
            JONAS JOHANSEN(ds)
            JACOB ANDERSEN(perc)


            SPECIAL GUEST:

            AFONSO CORREA(perc)
            JONAS KRAG(g on3)

            VERY SPECIAL GUEST:

            ROBERTINHO SILVA(ds、perc on1、5、12)


            2007年1月27、28日 2009年3月31日  4月1、2日録音




               白芥子(しらげし)の花 


          恋すてふ浅き浮名もかにかくに立てばなつかし白芥子の花    (北原白秋)