マツムシソウ
マツムシソウ科の越年草 日当たりのよい高原山地の草原に自生します
一足早く秋の到来を感じさせてくれる花で、花の名は、松虫の鳴くころが花期のため、
それにちなんだものといわれています
山の風松虫草を吹き白め (深見けん二)
今日聴いたジャズ・・・
バーデン・パウエル・・・「スリー・オリジナルズ」
1937年8月6日、連邦州リオ北部の小さな町、ヴァルレ・エ・サイで生まれた、ブラジルの音楽家、ブラジル音楽のギター奏者、
作曲家、名手バーデン・パウエルのリーダー作。
MPSレーベル時代の珠玉の名盤3枚を2CDにまとめたアルバム。
「トリステーザ・オン・ギター」66年、、「ポエマ・オン・ギター」67年、、「アパッショナード」73年。。
バーデン・パウエルは非常に技巧的なギターを演奏するギターの巨匠として知られており、特に、ヴィニシウス・ジ・モライスとの共作である
アルバム、、アフロ・サンバなどの作品で知られている。また、ボサノヴァの範疇に納まらない力強く卓越したテクニックを持つギター奏者
としても有名。 以下、ライナーノーツから抜粋・・・
”バーデンは、とてつもなく影響力のあるギター・プレイヤー、素晴らしいパフォーマーと演奏家の合体だ。ステージで強いカリスマ性を
見せる。バーデンはジャズに影響を受けたが、自分のブラジル魂を通してそれを濾過した。彼のソロはとてもブラジル的で、まさに
ブラジルのフレイジングをする。また彼は、それに見合った、素早い指、チョップ奏法を具えている。彼のリズムのつけ方は、素早く
連続して弦をかきむしるやり方にみられるように、独自のものだ。彼はすこぶる影響大だった!”
ーーーーー オスカー・カストロ・ネヴィスーーーーー
” ヴィニシウス・ジ・モライスとバーデンの出会いは、ボサノヴァを産んだ、ヴィニシウス・ジ・モライスとアントニオ・カルロス・ジョビン
の出会いと同じくらい、ブラジル音楽にとって重要な意味を持つ”
----- マリア・ベターニャーーーーー
上記にある二人のミュージシャンが語っているように、バーデン・パウエルの存在は多くのアーティストに多大な影響を与えている。
惜しくも、2000年9月26日、肺炎のため、63歳で他界。。リーダー作も数多いけれど、個人的には、本作だけあれば、他には
欲しくないと思っている。意外なことに、DISC1に収められている、モンクの ”’ROUND ABOUT MIDNIGHT”は彼のお気に入りだったそうで、
レパートリーの一曲となっている。
DISC1(1-10:TRISTEZA ON GUITAR)(11-14:POEMA ON GUITAR)
1・トリステーザ・・・2・シャンゴーの歌・・・3・ラウンド・アバウト・ミッドナイト・・・4・サラヴァー・・・5・オッサーニャの歌
6・カーニヴァルの朝・・・7・71/2のインヴェンション・・・8・バラについて・・・9・カーニヴァルの音・・・10・宇宙飛行士
11・詩人にぴったり・・・12・ジンジ・・・13・コンソラサオン・・・14・悲しみと孤独・・・
DISC2(1-4:POEMA ON GUITAR)(5-14:APAIXONADO)
1・サンバ・トリステ・・・2・エウリディシ・・・3・オール・ザ・シングス・ユー・アー・・・4・祈り・・・5・古い家・・・6・アルカンタラ
7・イガラペ・・・8・アルカンタラ物語・・・9・ワルツィング・・・10・思い出・・・11・抽象・・・12・花・・・13・バラントッフィ
14・海風・・・
アカマツムシソウ