昨年の梅雨の時期に引き続き、現在の西鉄香椎駅前の様子。
今のところバス乗り場と折り返し場にはまだ大きな変化はない(バス停の行先表示の「2 青柳四角、JR古賀駅」もまだ残っていた)が、周辺の風景も含め、近いうちに一気に変わってしまいそうな空気が溢れている。
「西鉄香椎」駅の両隣りの駅は「香椎花園前」「香椎宮前」と、いずれも「香椎」が付いており、西鉄貝塚線の全10駅のうちの3駅、実に3割の駅に「香椎」の文字が入っている。
そういう意味では、西鉄貝塚線は、全16駅のうち2駅に「香椎」が入っているJR香椎線よりも、「香椎率」は高い(新宮から先の廃止により分母が減少したため、「香椎率」はさらに高まった)。
最近の報道によれば、現在は貝塚駅での乗り換えが必要な、西鉄貝塚線と福岡市地下鉄箱崎線の直通運転について、
・福岡市は議会交通特別委員会で、相互乗り入れする際の車両整備費を約50億円とする概算を示した。
・実現可能性がある直通運転のモデルとして、西鉄の三苫から地下鉄の中洲川端、天神までの2案を設定。
・車両数をこれまで検討してきた6両から、初期投資が圧縮でき採算性が見込めるなどの理由から3両に減らした。
・今後、新宮までの延伸も視野に西鉄とも協議したい。
とのこと。
ずいぶん前に、「箱崎線と宮地岳線(当時の名称。現在は貝塚線)を直通運行する」という発想ではなく、「(市営地下鉄としての)箱崎線は廃止して、西鉄電車を中洲川端まで延長する」という発想に転換したほうがよいのでは?という趣旨のことを書いたことがある((1)、(2)、(3))のだが、少しだけではあるがそういう流れに傾きつつもあるようだ。
ただ、現在の貝塚線の車両がそのまま箱崎線を中洲川端まで走ればよりコストも削減できるのでは?と考えていたのだが、それは難しいらしい(鉄道についても車両のことは全くわからないので、詳しい理由はわかりません)。
そして、例えば、中洲川端駅からアクロス福岡のあたりまで「動く歩道」を作って天神地区への利便性を高めるなどして(沿道の店舗から反発が出るかな?)、貝塚線の競争力が高まれば、アイランドシティや香椎浜地区から「千早駅」へのバス路線の拡充も期待できるなど、いろんなメリットはあるのでは…などと、妄想は尽きないのだが、妄想のまま終わってしまう可能性も多分にありそうだ…。
今のところバス乗り場と折り返し場にはまだ大きな変化はない(バス停の行先表示の「2 青柳四角、JR古賀駅」もまだ残っていた)が、周辺の風景も含め、近いうちに一気に変わってしまいそうな空気が溢れている。
「西鉄香椎」駅の両隣りの駅は「香椎花園前」「香椎宮前」と、いずれも「香椎」が付いており、西鉄貝塚線の全10駅のうちの3駅、実に3割の駅に「香椎」の文字が入っている。
そういう意味では、西鉄貝塚線は、全16駅のうち2駅に「香椎」が入っているJR香椎線よりも、「香椎率」は高い(新宮から先の廃止により分母が減少したため、「香椎率」はさらに高まった)。
最近の報道によれば、現在は貝塚駅での乗り換えが必要な、西鉄貝塚線と福岡市地下鉄箱崎線の直通運転について、
・福岡市は議会交通特別委員会で、相互乗り入れする際の車両整備費を約50億円とする概算を示した。
・実現可能性がある直通運転のモデルとして、西鉄の三苫から地下鉄の中洲川端、天神までの2案を設定。
・車両数をこれまで検討してきた6両から、初期投資が圧縮でき採算性が見込めるなどの理由から3両に減らした。
・今後、新宮までの延伸も視野に西鉄とも協議したい。
とのこと。
ずいぶん前に、「箱崎線と宮地岳線(当時の名称。現在は貝塚線)を直通運行する」という発想ではなく、「(市営地下鉄としての)箱崎線は廃止して、西鉄電車を中洲川端まで延長する」という発想に転換したほうがよいのでは?という趣旨のことを書いたことがある((1)、(2)、(3))のだが、少しだけではあるがそういう流れに傾きつつもあるようだ。
ただ、現在の貝塚線の車両がそのまま箱崎線を中洲川端まで走ればよりコストも削減できるのでは?と考えていたのだが、それは難しいらしい(鉄道についても車両のことは全くわからないので、詳しい理由はわかりません)。
そして、例えば、中洲川端駅からアクロス福岡のあたりまで「動く歩道」を作って天神地区への利便性を高めるなどして(沿道の店舗から反発が出るかな?)、貝塚線の競争力が高まれば、アイランドシティや香椎浜地区から「千早駅」へのバス路線の拡充も期待できるなど、いろんなメリットはあるのでは…などと、妄想は尽きないのだが、妄想のまま終わってしまう可能性も多分にありそうだ…。
桜のシーズンの「西鉄香椎」バス停を取り上げるのもいつの間にかもう4回目である。
3月23日改正では香椎ローカル線「3番」が大幅に減り、4月1日改正では同じく香椎ローカル線「2番」が廃止…。
春は別れの季節とはいえ寂しい限りだ…。
3月23日改正では香椎ローカル線「3番」が大幅に減り、4月1日改正では同じく香椎ローカル線「2番」が廃止…。
春は別れの季節とはいえ寂しい限りだ…。
現在の西鉄貝塚線「西鉄香椎」駅前の様子。
写真だけを見ると、ちょっとしたバスターミナルができているようにも見えるが、実際はたいしたことはない。
そういえば約1年前には、夏休みの利用を見込んで開設した路線が夏休みに入る前に運行を休止するという前代未聞のことも起こった。
この折り返し場は最終的にはどのような感じになるのだろうか…。
写真だけを見ると、ちょっとしたバスターミナルができているようにも見えるが、実際はたいしたことはない。
そういえば約1年前には、夏休みの利用を見込んで開設した路線が夏休みに入る前に運行を休止するという前代未聞のことも起こった。
この折り返し場は最終的にはどのような感じになるのだろうか…。
二年前から折にふれて取り上げている西鉄貝塚線の西鉄香椎駅前の様子。
折り返し場付近はこれから大きく変わりそうな感じだ。
バス停のそばにあった桜の木がない!と思ったら、やや南側に移植されたようだ。
「さくら色の~」というタイトルにはまだ少し早そうだが、とりあえず。
折り返し場付近はこれから大きく変わりそうな感じだ。
バス停のそばにあった桜の木がない!と思ったら、やや南側に移植されたようだ。
「さくら色の~」というタイトルにはまだ少し早そうだが、とりあえず。
(つづき)
この路線は都市高速経由でありながら、天神、博多駅などの中心部を通らないという、実はかなり画期的な路線であったのだが、ずいぶん見切りをつけるのが早いなあという印象だ。
レジャー客向けの休日限定運行ではなく、平日の朝夕限定のように通勤の「固定客」をターゲットにするという選択肢もあったのではないだろうか。
都心向け路線以外にも都市高速活用の可能性は大いにある(福大病院、福大前から堤ランプ経由で東部や南部に向かうなど)と思うのだが、「福岡空港~百道浜~能古渡船場」線に続き、「中心部を通らない都市高速線」は2連敗であり、今後このような路線は実現しづらいかもしれない。
昔と比べると、「試行期間」「社会実験」など、どちらかといえば「耳障りの良い」言葉を使いながら、路線のビルド&スクラップが頻繁に行われるようになっている。
スクラップ&スクラップにはならないようにしてもらいたいものだ。
この路線は都市高速経由でありながら、天神、博多駅などの中心部を通らないという、実はかなり画期的な路線であったのだが、ずいぶん見切りをつけるのが早いなあという印象だ。
レジャー客向けの休日限定運行ではなく、平日の朝夕限定のように通勤の「固定客」をターゲットにするという選択肢もあったのではないだろうか。
都心向け路線以外にも都市高速活用の可能性は大いにある(福大病院、福大前から堤ランプ経由で東部や南部に向かうなど)と思うのだが、「福岡空港~百道浜~能古渡船場」線に続き、「中心部を通らない都市高速線」は2連敗であり、今後このような路線は実現しづらいかもしれない。
昔と比べると、「試行期間」「社会実験」など、どちらかといえば「耳障りの良い」言葉を使いながら、路線のビルド&スクラップが頻繁に行われるようになっている。
スクラップ&スクラップにはならないようにしてもらいたいものだ。
「西鉄香椎」のバス停に掲示してあった。
今年4月から夏休み期間中までの予定で運行していた「臨時 西鉄香椎~マリノアシティ線」が、夏休み開始を待たず7月1日で運行中止となることを告知している。
(つづく)
今年4月から夏休み期間中までの予定で運行していた「臨時 西鉄香椎~マリノアシティ線」が、夏休み開始を待たず7月1日で運行中止となることを告知している。
(つづく)
昨年から何度か取り上げてきた西鉄貝塚線(3月末までは宮地岳線)の西鉄香椎駅前の様子。
一年前に取り上げたときには「バス停のすぐ後ろでは新しい駅舎がほぼ完成し、利用開始を待っている状態である。バス停と桜のこのツーショットも今年で最後になるのかもしれない。」と書いていたのだが、今年も無事に桜の季節を迎えることができた。
駅舎は変わっても、人の流れや漂う雰囲気はそこまで変わっていないというのが現実のようだ。
今後も折を見て駅前の様子を紹介していきたい。
一年前に取り上げたときには「バス停のすぐ後ろでは新しい駅舎がほぼ完成し、利用開始を待っている状態である。バス停と桜のこのツーショットも今年で最後になるのかもしれない。」と書いていたのだが、今年も無事に桜の季節を迎えることができた。
駅舎は変わっても、人の流れや漂う雰囲気はそこまで変わっていないというのが現実のようだ。
今後も折を見て駅前の様子を紹介していきたい。
現在の西鉄香椎駅前付近の様子である。
前回取り上げたときからあまり大きな変化はない。
が、駅の反対側では道路整備が行われており、完成すればJR香椎⇔西鉄香椎の回遊性が少しは向上しそうだ。
ただ、隣りの千早駅が、JRと西鉄の共同駅となったので、香椎で乗り換える需要はそこまでないのかもしれないけど。
西鉄香椎駅前には、この付近では貴重なバス乗り場として使えるスペースが残っているので、なんとかうまく活用してもらいたいものである。
隣りの千早駅付近は急速に発展していて、日々表情を変えている。
しかしその千早駅には、いまだにほとんどバスが乗り入れていない。
区画整理は、ハードを整備するだけでなく、人やインフラをいかにうまく結びつけるかを考えないと(考えるだけでなく実行に移さないと)、当初期待したような効果は生まれないと思われる。
現在の状態は、なんだかチグハグな状態に見えてしまうのである。
前回取り上げたときからあまり大きな変化はない。
が、駅の反対側では道路整備が行われており、完成すればJR香椎⇔西鉄香椎の回遊性が少しは向上しそうだ。
ただ、隣りの千早駅が、JRと西鉄の共同駅となったので、香椎で乗り換える需要はそこまでないのかもしれないけど。
西鉄香椎駅前には、この付近では貴重なバス乗り場として使えるスペースが残っているので、なんとかうまく活用してもらいたいものである。
隣りの千早駅付近は急速に発展していて、日々表情を変えている。
しかしその千早駅には、いまだにほとんどバスが乗り入れていない。
区画整理は、ハードを整備するだけでなく、人やインフラをいかにうまく結びつけるかを考えないと(考えるだけでなく実行に移さないと)、当初期待したような効果は生まれないと思われる。
現在の状態は、なんだかチグハグな状態に見えてしまうのである。
4月3日に紹介した西鉄香椎のバス停、現在はこういう状態になっている。
古い駅舎を取り壊す工事が終わるとバス停も新しくなりそうだ。
宮地岳線が高架になって約2ヶ月が経ったが、香椎参道付近の渋滞は相変わらずである…。
古い駅舎を取り壊す工事が終わるとバス停も新しくなりそうだ。
宮地岳線が高架になって約2ヶ月が経ったが、香椎参道付近の渋滞は相変わらずである…。
写真は西鉄宮地岳線「西鉄香椎」駅の駅舎前にあるバス停「西鉄香椎」のもの。
バスの行先表示やバス停では「西鉄香椎」であるが、アナウンスでは「西鉄香椎駅前」と言っている。
また、このバス停から少し離れたJR香椎駅に面した香椎セピア通り沿いにも「西鉄香椎」という名のバス停がある。
西鉄の時刻検索サイトでは前者が「西鉄香椎(駅構内)」、後者が「西鉄香椎」と区別がされ、別々のバス停として扱われている。
バス停、アナウンス、行先表示、検索サイトで停留所の名称が異なるという例は意外に多い。
昔は特に問題はなかったのかもしれないが、利用者がパソコンや携帯で「検索」することが当たり前となった現在では、いろいろと不都合も生じてくる。
ちなみに、写真のバス停のすぐ後ろでは新しい駅舎がほぼ完成し、利用開始を待っている状態である。
バス停と桜のこのツーショットも今年で最後になるのかもしれない。
バスの行先表示やバス停では「西鉄香椎」であるが、アナウンスでは「西鉄香椎駅前」と言っている。
また、このバス停から少し離れたJR香椎駅に面した香椎セピア通り沿いにも「西鉄香椎」という名のバス停がある。
西鉄の時刻検索サイトでは前者が「西鉄香椎(駅構内)」、後者が「西鉄香椎」と区別がされ、別々のバス停として扱われている。
バス停、アナウンス、行先表示、検索サイトで停留所の名称が異なるという例は意外に多い。
昔は特に問題はなかったのかもしれないが、利用者がパソコンや携帯で「検索」することが当たり前となった現在では、いろいろと不都合も生じてくる。
ちなみに、写真のバス停のすぐ後ろでは新しい駅舎がほぼ完成し、利用開始を待っている状態である。
バス停と桜のこのツーショットも今年で最後になるのかもしれない。