徒然なるまま 写遊記

私楽 諸行歓常 諸行感謝 のんびり気ままに散策・・「埼玉・高麗川のほとり」(浮雲・浮浪雲)

今秋2本の音楽映画と 絶賛された音楽映画「シュガーマン」の監督の今は・・・!

2014-11-29 | 映画・音楽・絵画
今秋二本の音楽映画を見ました!
 
一本はザ・フォー・シーズンの波乱万丈人生
を描いた「ジャージー・ボーイ」
(監督クリント・イーストウッド)。

もう一本はボブ・ディランに影響を与えた
フォークシンガー/ディヴ・ヴァン・ロンク
を描いた「インサイド・ルーウィン・
デイヴィス」(監督/コーエン兄弟)





両作品とも、監督が主題の
歌曲を愛している
ことが滲み出ている映画だが、

「インサイド・ルーウィン・
デイヴィス」は、無名の歌手を

コーエン兄弟監督が映画化して、
始めて陽の目を見たと云えます



そして映画「インサイド~」同様に
埋もれてた歌手に着眼したことで
思い出されるのが昨年公開の
「シューガ―マン」。

同映画は全米6枚しか売れなかった
歌曲が、南アフリカでは
ザローリング・ストーンより有名な

アルバムとなっていた歌手・シクスト・
ロドリゲスを追ったドキュメンタリー。

自分が驚いたのは、
映画によくあるパターンの数奇の
運命の歌手を探し求めるだけ
の映画でなかったことです! 

物語は拳銃自殺した噂の
ロドリゲスを探し見つけた処から、

違うストーリー/テーマ等
「人の生き方」を考えさせられる
内容の展開に移行します。

「映画キャッチコピー/
終わったと思ったら、始まりだった」の
意味が映画終了時にズシリと
心底に応えました。

なお同映画はアカデミー賞・
長編ドキュメンタリー賞を受賞したが、
監督マリク・ベンジェルールは
今年5月7日に自殺しました!
コメント
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