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山岳ガイド 江口正徳の仕事と日常

伊吹山 南稜・雪稜ルート~登頂と初級雪山講習

2021-01-31 22:32:38 | ガイド山行/雪山登山
本日1月31日は、伊吹山の雪山講習でした。

前日までの荒天で新雪に覆われて伊吹山は真っ白。雪山登山に最高のコンディションでした。
この貴重なチャンスを狙った登山者で大賑わいでした。


3合目から伊吹山山頂部を望みます。


伊吹山の一般コースには登山者の大行列が出来ていました。


一般コースを離れて南稜をめざします。
ローテーションで先頭を交代しながら登っていきました。




南稜上部を見上げます。伊吹山とは思えない景観が広がって皆さん喜びの声を上げながら登っていかれてました。


伊吹山登頂! 
皆さんお疲れ様でした!よく頑張って登りましたね!


広大な雪原が広がる頂上台地


下りの歩行技術を練習しながら下山していきました。


夕陽に輝く琵琶湖の湖面を見下ろしながら感慨深い思いで下山して本日の山行を終了しました。
お疲れ様でした。ご参加ありがとうございました。







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鈴鹿 御在所岳 藤内壁 後尾根~富士見尾根

2021-01-30 19:59:49 | ガイド山行/雪山登山
本日1月30日は、御在所岳藤内壁後尾根~富士見尾根に継続するルートをガイドしてきました。

御在所岳一帯は大勢の登山者で大盛況、ロープウェイ山頂駅も観光客で溢れていましたが、後尾根と富士見尾根には私達の他には人っ子一人居ないまさに貸切状態。
前日からの降雪で岩場は大量の積雪に覆われていて全て払い除けながらのなかなか厄介な登りでした。おまけに時折りブリザードのように吹雪きまくる中をかなり本気度の高い登攀でした。


藤内壁出合


後尾根を登っていきます。岩場は大量の雪に覆われていたので根気よく払い除けながらの登攀です。




吹雪の中でも否応なく足下には圧倒的な空間が広がります。


中尾根バットレスと右奥の前尾根。流石にクライマーなど一人も居りません。


後尾根核心部に突入~


奮闘の登攀で突破してこられました。


苦労する個所もありましたが、概ね順調に後尾根を登り終えて、そのまま富士見尾根に継続です。


一見易しそうに見えますがこれがなかなか厄介でした。


最後のガリーを抜けて富士見尾根の核心部終了~


無事に御在所岳に登頂~


労いは毎度の事ながらズバリ山頂駅名物の絶品みたらし団子でおます!

しっかり休憩後は裏道コースを下山して本日の登山を終了しました。
一日お疲れ様でした。ご参加ありがとうございました。







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個人ガイド 六甲山 赤子谷~岩原山~座頭谷

2021-01-29 20:21:21 | ガイド山行/バリエーションルート登山
本日1月29日は、個人ご依頼で六甲の谷巡りコースをガイドしてきました。
赤子谷、座頭谷は共に東六甲を代表する谷コースであり、破線コースです。
風が強く寒い一日でしたが、谷中は風の影響を大して受けることも無く快適に辿ることができました。


赤子谷のシンボル、赤子滝


赤子谷を代表する景勝地、「ゴルジュ」。両岸の岸壁が迫り迫力ある景観の中を登っていきます。


上部は小滝が連続して現れて適度に楽しめました。


少々凍結気味だったのでロープで安全確保して通過していただきました。


赤子谷を抜けて展望地で休憩。大阪湾と大阪駅周辺の市街地を望みながら気持ち良く休憩できました。


赤子谷を終えて暫くは六甲山全山縦走路を辿りました。


宝塚市最高峰、岩原山山頂


座頭谷を辿って下山。昔から映画の撮影にも使われている風化地形の景勝地です。

長閑に冬の低山を楽しめた一日でした。
お疲れ様でした。ご依頼ありがとうございました。







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岩登り・ロッククライミングを楽しむ会(六甲 芦屋の岩場)

2021-01-21 09:30:58 | 講習
1月20日は、六甲 芦屋の岩場でロッククライミングでした。

最高の天気に恵まれてポカポカ陽気の一日でした。
冬でも暖かく、気持ち良く登れる芦屋の岩場。その中でも特にキャッスルウォールは陽当りが良く、また難易それぞれのラインが楽しめる岩場です。
「講習」というと堅苦しくなりすぎるので、あくまでも「楽しく」登って、一日を過ごしていただくことを前提にしてるプランです。


キャッスルウォール全景

朝一、日陰は少し肌寒かったですが、陽当りが良くなるとグングン気温も上がり快適快適。
途中で一人で練習に来られた外国人クライマーは半袖シャツ1枚で登っていました。


先ずは易し目の右側ラインからチャレンジ


徐々に難しいラインにもチャレンジ!


キャッスルウォール在住のネコちゃんは変わらず愛くるしい仕草で迎えてくれました。




最後の締めにキャッスルウォールのテッペンまでクライミング。


海と岩、最高のロケーションです。




懸垂下降で下って楽しかった一日の終了です。
一日お疲れ様でした。ご参加ありがとうございました。







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比良 堂満岳 堂満ルンゼ 中央稜

2021-01-17 20:14:47 | ガイド山行/雪山登山
本日1月17日は、堂満ルンゼ中央稜をガイドしてきました。

中央稜は今までにかなりの回数を登っていますが、過去にないくらい大勢のクライマーで賑わっていました。
一気に融雪が進んだようで只でさえ脆い岩場は浮石が多くて十分に用心しながらの登攀でした。


中央稜は一番乗りでグングン登っていきました。




ガリーは雪が少な過ぎてなかなか登り辛かったです。


ガリー2ピッチ目は完全に雪無し~


最後のミックス状を登って中央稜終了~


登攀終了~山頂までのなかなかの登りが実のところこのコースの核心かも⁉ という感じの長いキツイ登りです。


堂満岳登頂! おめでとうございます!


山頂からは琵琶湖が大きく、美しく足下に広がっていました。

一日お疲れ様でした。ご参加ありがとうございました。







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