10/18~19は、秋恒例の天狗尾根ガイドでした。
今回はお二人グループさんの貸切山行でしたので希望に合わせて、自分達だけでバリエーションルートに登る技術を身に着けていただく為の内容で挑みました。
アプローチより望む大天狗と赤岳。
第一岩峰をリードするTさんと確保するKさん。私はもっぱらセカンドで登らせてもらいました。
大迫力の大天狗。
大天狗からの懸垂下降。
ずっと講習しながら登りましたので非常に時間がかかりましたがなんとかギリで暗くなる直前に赤岳山頂に立つことができました。出発してからなんと11時間半行動! お疲れさまでした!
それにしても2年前に初めて講習に参加されたお二人が自分達の力でバリエーションルートに挑むまでになられたことにとても感慨深いものを感じました。
今回もとても充実した山行でしたね。ご参加ありがとうございました。
予定していた公募企画の甲斐駒ヶ岳~鋸岳ガイドは台風19号の接近を考慮して中止。余りにも動きの遅い台風の動きを見ていると少し判断が早過ぎた感が強いですが・・・。全て自分の責任の上での判断なので仕方ありませんが・・・。
それにしても近年の気象状況の激変や環境の悪化、それらに伴うリスク、また自分の能力の低さを考えるとこのガイドという仕事をこのままずっと続けていくべきかどうかと考えるこの頃です。いやずっとというのは絶対に有り得ないですね。少なくとも現在のような専業としてのガイド活動はこの先2、3年が目途になるかと思います。
前置きが長くなりましたが甲斐駒~鋸岳が中止になった連休初日は鈴鹿南部の岩山、鬼ヶ牙でのクライミングルートからの登頂のガイドでした。
傾斜の強いフェースを登ります。花崗岩のフェースは最近風化が激しくグレード以上に難しく緊張させられます。
最後の岩峰。
最後の岩峰を越えた後は踏み跡を辿って鬼ヶ牙山頂を目指しました。西峰、南峰そして最高点の北峰までアップダウンを繰り返してなかなか大変。丸一日充実した山行が楽しめました。Kさん、ご参加ありがとうございました。お疲れさまでした。
悪天候等により山行開始前に中止にする場合は山行開始日の前日午後6時(18時)の段階で気象予報、その他等にて最終的に判断して速やかに中止連絡を致します。尚、非常に判断が難しい場合には山行当日早朝(午前5時~6時頃)の連絡となる場合もあります(但し例外あり)。
例えばお申込者の中に気象予報士又はそれに準じた知識をお持ちであってご自身で天候状況を判断されて早目の中止又は変更連絡を望まれる方がいらっしゃいますが、その場合はご自身の判断に応じてキャンセルをお申し出ください。
あくまでも当方主催の山行に参加されるということは全ての判断は当方にあるとものとご理解ください。