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山岳ガイド 江口正徳の仕事と日常

八ヶ岳 赤岳 氷雪技術講習登山

2018-02-26 10:41:29 | ガイド山行/雪山登山
2/24~25は、またまた赤岳講習登山のガイドでした。

参加されたお二人様にとって初めての雪の赤岳登山でした。折角なら晴天の下で登って頂きたかったですがあいにく曇天の2日間でした。
それでもまずまずのコンディションの下で見事目標の赤岳に登頂していただくことができて本当に良かったです。


赤岳鉱泉到着~ お決まりのアイスキャンディお迎えです。
この後はアイスキャンディ周辺の氷雪を使って5時過ぎまで講習でした。
講習を終えて鉱泉に戻ると第一陣は既に夕飯中。鉱泉スタッフからは「相変わらず熱血指導ですね!」って大抵言われます~。



やはりステーキ率高し! 今回の赤岳3連チャンで赤岳鉱泉に泊まった4泊中なんと3回の確率!
僕個人的には煮カツ率が高いと嬉しいのですが・・・
四角い煮カツが丸く収めまっせ! ってそれは仁鶴(にかく)じゃい!(ベタでした・・・)


ちなみに笑福亭仁鶴


めざす赤岳を望みます。
それにしても雪少なし! 


阿弥陀岳がカッコイイ
曇天ですが高曇りなので山は良く見えるのが嬉しいですね。


文三郎尾根コースの急登のしんどい登りですが、前日の練習を生かして確実な動作で登りました。


赤岳登頂! おめでとうございます!
初の雪の赤岳登頂できて良かったですね。
それほど低温ではありませんが曇ってて風が強いのでとても寒い赤岳山頂です。


天望荘経由、地蔵尾根での下山です。
やはり前日の練習どおりのアイゼン、ピッケルワークを駆使して慎重に下山しました。
見よ! お二人のピッケルの刺し方、足運びがピッタリ揃った動作を! マナカナ(双子女優の三倉姉妹)ばりの動き!


地蔵尾根の核心部を終えて樹林帯まであと少し・・・

この後、無事に赤岳鉱泉、美濃戸と下山し終えて2日間の山行が終了しました。
ご参加いただいたお二人様、本当にお疲れ様でした。ご参加ありがとうございました。









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個人ガイド 八ヶ岳 硫黄岳・赤岳

2018-02-26 10:17:33 | ガイド山行/雪山登山
2/19~21は、個人ご依頼で硫黄岳、赤岳の講習&ガイドでした。

人生初めての雪山登山にチャレンジのMさんでしたが目標どおり2山に登頂を果たしていただき、更にアイスクライミング体験など初雪山を盛り沢山で楽しんでいただきました。


青空の下、赤岳鉱泉到着。アイスキャンディが迎えてくれます。


早目の集合、早目の到着、おまけに平日で空いているのでミッチリ講習です。
先ずはしばらく氷雪上での歩行技術の反復練習。


残り時間は初アイスクライミングにチャレンジ。


2日目は硫黄岳、3日目が赤岳の予定でしたが天気を考慮して2日目に赤岳をめざしました。


バッチリ快晴の空の下で望む阿弥陀岳


権現岳、その後ろには南アルプスの山々


文三郎尾根上部の岩場帯は折角なので一般コースを外して少々難し目のラインで練習しながら登りました。


赤岳登頂! おめでとうございます!
初雪山登山の記念すべき山、記念すべき登頂ですね!


横岳とその先に明日めざす硫黄岳を望みます。


地蔵の頭から登頂した赤岳を見上げます。


翌日はやはり曇天、風強し!の中を硫黄岳をめざしました。
赤岩の頭から望む赤岳~横岳


同じく赤岩の頭から硫黄岳を望みます。


硫黄岳登頂! おめでとうございます!
目標の2山に登れて良かったですね!


赤岳鉱泉に帰着してから再度暫くアイスクライミングをしてから下山しました。
一昨日より難しいラインにチャレンジ! 見事完登です。普段からクライミングを実践されているだけに動きの理解が早いのが良いですね。
初めての雪山登山にチャレンジということで念入りな準備と心がけで臨まれた今回の八ヶ岳山行でした。
3日間大変お疲れ様でした。ご参加ありがとうございました。








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八ヶ岳 赤岳 氷雪技術講習登山

2018-02-26 09:58:11 | ガイド山行/雪山登山
2/17~18は、赤岳講習登山のガイドでした。

初日は風も強く寒い午後でしたが、外に出て氷雪歩行技術の練習。
翌日は最高の快晴の下で赤岳に登頂することが出来ました。
ご参加のお二人共に過去に冬の赤岳に登られているのですが、やはり何度登っても良い山ですよね!

最近、ステーキ率高し!


ビフォー


アフター


行者小屋より赤岳を望みます。


文三郎尾根より阿弥陀岳を望みます。シャープに伸び上がる北稜がカッコイイ!


頂上間近の岩場帯を登ります。


赤岳登頂! おめでとうございます!
何度登っても良い山、快晴の下で最高の気分ですね。


天望荘まで下りてきて赤岳をふり返り見上げます。


天望荘でしばし休憩させてもらってからの下山です。
持参の大福餅と天望荘名物のお汁粉。 ♫ 餡、餡、餡 とっても大好きドラえもん~ ♫ っす!


横岳稜線


赤岳鉱泉に戻ってアイスキャンディーに別れを告げての下山です。
さようなら~ また明日

ご参加いただいたお二人様。
今回は最高の天気に恵まれて最高に気分の良い赤岳登山でしたね。
お疲れ様でした。ご参加ありがとうございました。








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鈴鹿 鎌尾根~鎌ヶ岳

2018-02-14 09:42:48 | ガイド山行/雪山登山
2/12は、鎌尾根~鎌ヶ岳コースのガイドでした。

元の公募企画では比良の堂満ルンゼ中央稜の予定でしたが大荒れ予想により急遽コースを変更しての催行でした。
今シーズン一度も登れていなかった鎌尾根コースですが、鈴鹿は雪の影響も殆ど無く良いコンディションの下でようやく登ることが出来ました。
長い長い冬の鎌尾根。体力は勿論、雪山に必要な様々な基本技術を駆使しながら登るとても満足度の高いコースです。


長いアプローチを経て水沢岳山頂。いよいよ鎌尾根縦走スタートです。


鎌ヶ岳山頂までの鎌尾根全景を望みます。
大きく「くの字」状に屈折しているので見た目の1.5倍位の距離があります。


時折り後ろ向き下りです。


オアシスのような美しい雪稜を歩く個所もあってホッとできるポイント


ようやく半分近くまで進んできました。


鎌尾根がかなり近づいてきましたがここからまだまだ1時間半位はかかりました。


雪庇の出来た美しい雪稜を進みます。


鎌ヶ岳、もう目の前。でもここからまだまだ40分位かかりました。


ようやく最後の急登。越えてきた鎌尾根最上部の岩峰群が鋭くカッコイイです。


山頂の雪多し! 


鎌ヶ岳登頂! おめでとうございます! 御在所岳をバックに記念撮影です。
登り始めて6時間20分でした。長大なコースをよく頑張り抜いての登頂ですね!


遥々越えてきた鎌尾根全景。左端が最初の山頂の水沢岳。

この後、短いカズラ谷コースを下りて宮妻峡へ無事下山。合計8時間40分の長い日帰り登山を終えました。

ご参加いただいた3名様、大変お疲れ様でした。ご参加ありがとうございました。








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雪山登山教室 伊吹山 雪山テント合宿  ~雪山テント泊と生活術を学ぶ~

2018-02-13 11:01:27 | ガイド山行/雪山登山
2/10~11は、雪山登山教室の山行で伊吹山 雪山テント合宿でした。

「合宿」
ジャニーズの合宿所は別にして、この僅か二文字の単語になんと真剣さや本気度が詰まっていることでしょうか。

気温上昇によりここ伊吹山では雨?雪?の微妙な天気状況でしたが初日は見事に雨! 
雪山での雨ほど辛く鬱陶しく感じるものもないですが、本気度抜群の皆さん、気合十分で伊吹山をめざしました。


米原の街




伊吹山をめざして


5合目でテント設営。
風を避けて山小屋の陰などに張ったりしませんよ~!
ここはガッツリ「敢えて」風の通りやすい場所を選んでしっかり整地、設営です。
メインのテントの他にツェルト泊希望のお二人がそれぞれ設営完了!
強風中でも耐えれる強固なものを作らなければなりません。


実際に夜中ずっと10m以上の風が吹き付けていましたが全員元気に朝を迎えて伊吹山山頂へ向けて出発準備です。




ガスガス、吹雪の中を登ります。


伊吹山登頂! おめでとうございます! 常に15m程の強風が吹き付ける中でのハードな登行でしたが皆さん元気いっぱいで登頂です!


同じくガスガスの中をキャンプ地めざして下山中。


この後、テント、ツェルトを撤収して下山。
下山前に皆で記念撮影。やはり吹雪で伊吹山は姿さえ見せてくれませんでしたが充実した気持ちで下山。


下山し終えて麓のカフェで反省会(という名目だけです)
ワイワイ賑やかに会話で盛り上がって2日間の伊吹山 テント合宿を終了しました。

皆さま大変大変お疲れ様でした。本当によく頑張りましたね!
ご参加ありがとうござました。








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