鈴鹿 御在所岳 藤内壁 後尾根～富士見尾根

５月２９日は、後尾根～富士見尾根をガイドしてきました。

藤内壁の中でも唯一クライミングシューズを使用せず登れ、初歩の岩登りが楽しめるルートです。
今季一番の高温になるとのことでかなり警戒しながらの入山でしたが意外にも丁度良い具合の風が吹いてくれてとても心地よく登ることができました。
またあちこちで咲き誇る沢山の花々に癒されながらの登りも最高に気持ちの良いものでした。


満開のタニウツギと藤内壁、そして青い空。完璧の組み合わせです！


出合に着いて藤内壁に入っていきます。


後尾根下部は今回は右側周りのラインからスタートしました。


核心のチョックストーン。


チョックストーンを突破してこられます。


イワカガミが良く咲いていました。


ハルリンドウも真っ盛りでした。


後尾根を終了して続けて富士見尾根に向かいます。


１ピッチ目は通常どおりチムニーからスタート


２ピッチ目は通常のラインを離れて左のフェースから登りました。このラインは初めて登りましたがそこそこ高度感もあって楽しめるラインでした。


富士見尾根を抜けて登攀終了～
鎌ヶ岳と大黒尾根を望みます。


シロヤシオ（ゴヨウツツジ）もまだ沢山残っていました。


山頂に登って暫しのコーヒーブレイク
山頂に来たからにはやはりお決まりのみたらし団子とアイスコーヒーのセットです。
少し前までウインナーコーヒーだったのに一気に夏使用です。

山頂レストランでゆったりコーヒーブレイクを楽しんだ後、登山道を下山して今回の山行を無事に終了しました。良い一日でした。
お疲れ様でした、ご参加ありがとうございました。








熱く、楽しくいこう！

六甲山 ロックハイク 芦屋の岩場周遊

５月２５日は、六甲山ロックハイクのガイドでした。

今回はお一人様の貸し切りだったのでご希望に合わせてクライミングをメインで楽しんでいただきました。
真夏日の暑い暑い一日でしたが暑さにめげず熱心に登り込んでいただきました。


先ずはゲートロックからスタート！　ラインを変えて３本登って次の岩場へ


コアジサイの花があちこちで綺麗に咲いていました。そろそろ梅雨入りが近付いてきましたね～


続いてＡケン岩
２本登って次の岩場へ


万物相からの眺め


ブラックフェースを登ります。
ここもやはり２本登りました。


最後にキャッスルウォールへ


海を眺めながらのクライミングはこの暑さの中でも僅かながら爽快感を与えてくれました。


最後の懸垂で下り立って終了～
とてもよく楽しみましたね！
一日お疲れ様でした。ご参加ありがとうございました。








熱く、楽しくいこう！

大峰 大普賢岳 リアル縦走（曾孫普賢～孫普賢～小普賢～大普賢）

５月２２日は、大峰山脈の名峰、大普賢岳をガイドしてきました。

通常の一般登山コースからの登頂ではなく、普賢岳ファミリーを全て登りながら大普賢岳山頂をめざすバリエーションルート山行です。
とても爽やかで気持ち良い五月晴れに恵まれた登山日和の一日でした。それでも私達が辿ったコースでは他に登山者皆無の完全貸切状態で咲き誇る花々や展望を楽しみながらちょっとスリリングでワイルドなルートをたっぷり楽しんでいただきました。


和佐又から普賢岳ファミリーを望みます。
新緑が眩しいくらいです。


一般登山道を離れ、急登を登って登って曾孫普賢岳登頂です。
山頂標識が新しくなっていました。




曾孫普賢岳から孫普賢岳のコルまでは懸垂下降で通過。


至る所でシャクナゲが咲き競っていました。
でも昨年の同時期のような満開という感じでもなく、やはりシャクナゲは２年周期というのが納得ですね。


続いて孫普賢岳登頂！


孫普賢岳から小普賢岳と主峰の大普賢岳を望みます。


日本岳のコルに下り立ち、一部登山道を辿った以外は尾根上をそのまま直上して小普賢岳登頂！




小普賢岳からも尾根上をそのまま直下降して最後は２度の懸垂下降で大普賢岳とのコルに下り立ちました。


大普賢岳へも一部登山道を使った以外はほぼ尾根上を直上してドンピシャで大普賢岳山頂に飛び出して登頂！おめでとうございます！よく頑張りましたね～！
私たちの突然の出現に山頂で休憩されていた方々は驚かれていました。


大峰山脈の山々（八経ヶ岳や釈迦ヶ岳）を望みます。


下山の一般コースから私達の辿った曾孫普賢～孫普賢～小普賢の峰々を望みます。


折角なので絶好の展望台、和佐又山にも登って大普賢岳と辿った峰々を眺めます。
良い一日でした。お疲れ様でした。お二人様、ご参加ありがとうございました。








熱く、楽しくいこう！

個人ガイド 北アルプス 立山三山と周辺の山々

５月１８日～１９日は、個人ご依頼で立山のガイドでした。

みくりが池温泉をベースに立山縦走と周辺の山々の登山を楽しんでいただきました。

初日は龍王岳と浄土山へ。
通常のコースは急激に雪解けが進んで稜線上は殆ど夏道通しとなっています。折角の雪山登山に来たのにそれでは面白くないので残雪期限定のルートから登りました。


室堂周辺はまだまだ真っ白！　奥大日岳が豊富な残雪の装いで聳えています。




通常コースを離れて残雪期限定ルートから登ります。稜線からずっと雪上行動で気持ち良く登れました。




先ずは龍王岳登頂


続いて浄土山


浄土山からは国見岳への雪の大斜面を下山してみくりが池温泉へ向かいました。


ダイヤモンド大日
みくりが池温泉からの日没を望みます。

翌日は雄山～大汝山～富士ノ折立～大走りコースを経てみくりが池温泉に周回するコースで巡りました。




雄山も一ノ越から上は完全に夏道通しです。あまりにツマラナイので雪上行動だけで山頂まで登れるダイレクトルートからスタートしました。


太陽に向かって！　なかなかの素晴らしい写真です！（自画自賛です）


雄山山頂社務所めざして一直線！


途中でライチョウのつがいに出会いました。


大日岳をバックに登ります。




ずっと雪上行動で気持ち良く登り切って雄山登頂です。先ずはお疲れ様でした。


続いて大汝山登頂！


最後のピーク、富士ノ折立登頂！　立山三山縦走おめでとうございます！


剱岳の雄姿を眺めます。今シーズンの見納めと思うと寂しい気持ちです。


室堂の大絶景を眺めながら大走りを下ります。


室堂の「底」に下り立って立山三山を見上げます。


みくりが池温泉まで下山してきました。
まだまだ雪に覆われたみくりが池と立山、浄土山

この後、室堂に下山して今回の山行を終了～
お疲れ様でした。ご依頼ありがとうございました。

そして今回の山行を以って今シーズンの雪山登山を全て終了しました。剱岳には登らなかったのが少々残念でしたがまた来シーズンに期待したいと思います。
なにはともあれ、今シーズンも無事故で終えることが出来てなによりでした。








熱く、楽しくいこう！

北アルプス 立山三山縦走

５月１４日～１５日は、立山三山縦走のガイドでした。

梅雨の走りのような天気が続いていましたがちょうど良いタイミングで回復した天気の下で立山登山を楽しんでいただくことができました。

初日は室堂出発予定時刻はまだ雨が降っていたので止むのを待って３０分ほど遅らせて出発しました。
あっという間に回復して青空の下を山々の展望を満喫しながら剱御前小舎をめざしました。


真っ白な奥大日岳を眺めます。


室堂平を見下ろします。


翌日縦走する立山の峰々を眺めます。


絶景ポイントの剱御前小舎では夕陽の沈む瞬間を眺めるべく小屋を何度も何度も出たり入ったりしながらその瞬間を待ちました。


翌朝は完全な青空とはならず高曇りの空でした。それでも富士山や南アルプスの山々もクッキリと眺めることができました。
別山への登りから剱岳を望みます。


別山山頂からの立山縦走コースを望みます。


富士ノ折立へはザックを置いて空身で往復です。


東面はまだまだドッサリの雪で覆われています。


雷鳥にも出会えました。


立山最高峰の大汝山登頂！　剱岳も越えてきた前半の峰々もだいぶ遠くなりました。


今回最後のピーク浄土山から辿ってきた立山縦走コースを眺めます。
この後、室堂へ下山して無事に今回の山行を終了しました。
お疲れ様でした。ご参加のお二人様ありがとうございました。








熱く、楽しくいこう！