熱く・楽しくいこう!

山岳ガイド 江口正徳の仕事と日常

個人ガイド 鈴鹿 御在所岳 本谷

2017-08-31 08:54:04 | ガイド山行/バリエーションルート登山
8/30は個人ご依頼で、御在所岳本谷のガイドでした。

アルプスのバリエーションに向けたトレーニング用の山行でした。




小ぶりな谷ルートですが、ルート取りによってはとても変化のある登山が出来る楽しいコースです。






出来るだけ岩登り的な所を選んで登っていきます。


ロープウェイの下を登っていきます。


大黒岩を眺めながら登っていきます。

北アルプスに比べてやはり暑い中での低山登山でしたがそれでも谷中では涼しげで、更に岩場を辿って楽しく登ることが出来ました。
お疲れさまでした。ご依頼ありがとうございました。
9月のアルプスも楽しくめざしましょう!







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個人ガイド 北アルプス 龍王岳東尾根 岩登り講習登山

2017-08-31 08:26:00 | ガイド山行/バリエーションルート登山
8/28~29は、個人ご依頼で龍王岳東尾根の講習&ガイドでした。

天気予報は不確か、天気は安定しない日が続いているのですが如何に充実した山行とすることが出来るか?ということを念頭にいろいろ試行錯誤しながらの2日間でした。


龍王岳東尾根全景


初日は集合時間をかなり早めていただき、早速東尾根に向かいました。
取付き付近の岩場で暫く岩登り講習を行った後、東尾根登攀開始。




基本的に踏み跡を辿り、所々岩場を越えていく東尾根のルートですが、それでは面白くないので出来るだけ踏み跡を辿らない岩場通しのルート取りをしながら登っていきます。


東尾根の上部岩稜


頂上直下の岩場を登ります。


龍王岳登頂! おめでとうございます!
充実のバリエーションルートからの北アルプスの登頂ですね。


ヨツバシオガマ
室堂周辺はまだまだ高山の花々が咲き競っていました。


チングルマの群落
綺麗ですね~


宿泊はみくりが池温泉。大満足の美味しい夕飯です。
旅館なみの設備、食事、サービス、全てが最高の施設です。


翌日は天気が心配でしたが再度東尾根へ。今度はより難しい北面フランケを目指しました。
右寄りのペッタリした岩壁が2峰北面フランケ。


北面フランケに取付きます。東尾根ノーマルとは比べ物にならない圧倒的な岩壁がせり上がっていますね。


北面フランケを登ってくるOさん。


順調に登り終えて2日連続の龍王岳登頂! おめでとうございます!




みくりが池温泉に帰着して美味しいメニューを頂きました。
チーズケーキセットと地獄ピザ。

2日連チャンで龍王岳東尾根を登るというちょっと珍しい山行でしたが、その分龍王岳の岩場を満喫できましたね。
お疲れさまでした。ご依頼ありがとうございました。







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北アルプス 剱岳 源次郎尾根

2017-08-31 07:47:24 | ガイド山行/バリエーションルート登山
8/25~27は、源次郎尾根ガイドでした。

予定では中日が源次郎尾根登攀日でしたが初日は土砂降り、肝心の中日も朝までしっかり雨が残りそうなので行程を少々組み替えてのスタートとなりました。


中日は立山三山を縦走しながら剱沢小屋をめざしました。朝は土砂降りなので雨が止むまで宿舎でノンビリしてから出発。
終始風速15mを越える強風吹き付ける中での縦走でしたが天気も良くなり眺望も素晴らしい中での縦走を楽しむことができました。


別山山頂からは目指す剱岳が綺麗に望めました。


剱沢小屋からは剱岳がドッカーンと迫ります。


剱沢小屋名物「鍋ラーメン」。時間がかなり限定的なのでなかなか食べる機会に巡り合えない鍋ラーメンですが久しぶりに頂きました。
さすがに「超ウマ!」です。


夕陽に染まる剱岳


2時半に出発して源次郎尾根をめざしました。
尾根下部の岩稜帯もまだまだ暗い中ヘッドランプでの登攀です。


ようやく日の出! 完璧に晴れました! やっぱ早起きは良いですなぁ~


剱沢方面の眺望


1峰めざして岩稜帯を登っていきます。


八ッ峰・上半


超快適な岩稜をドンドン越えていく超楽しい登行です。


2峰からの剱岳


クライマックスの30mの懸垂下降~


越えてきた源次郎尾根1峰、2峰を足下に剱岳直下を登ります。


剱岳登頂! おめでとうございます! 最高の天気にも恵まれて、楽しく登り切ることが出来ました。


源次郎尾根も快適に登り終えて気持ち良く下山開始、もつかの間、超渋滞です。
原因は某旅行会社ツアーの24名様ご一行が遥か前方の最前列でコースを完全に占領して全く追い越しをさせてくれない為に渋滞を作り出していたのです。
以前にもまして旅行会社登山ツアーの劣化状態が著しいです。
何故たった一言「お先にどうぞ」が言えないのか? そういう行動を示せないのか?
会社の問題? ガイド(もどき?)の問題? 様々な事情があるようですが一般の登山者の方々にとっては大迷惑です。『利益を得ることが目的の営業登山(私自身も含めて)が純粋に登山を楽しんでいる一般の登山者に迷惑をかけてはいけない』ということが大前提です。


イライラが沸騰状態なので時折り景色を楽しみながら下りました。
登りきった源次郎尾根。

この後、剱沢小屋に戻って暫く休憩をした後、順調に室堂に下山。早朝(というか深夜)からの長い一日登山を終えました。
天気を心配してのスタートとなった3日間の山行でしたが予定通り目的の源次郎尾根を終えることが出来て良かったですね。
お疲れさまでした。ご参加ありがとうございました。






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北アルプス 西穂~ジャンダルム~奥穂

2017-08-31 00:18:48 | ガイド山行/バリエーションルート登山
8/22~24は、今シーズン初のジャンダルム越えコースのガイドでした。
「日本一有名な縦走コース」「北アルプス一難関の縦走コース」などど言われる憧れのコースです。

当初は21日~の予定でしたが、核心のジャンダルム越え日が雨天にかかることから1日ずらして催行でした。
結局2時間程は雨の中での行動となってしまいましたが、それでも順調に踏破することが出来ました。


曇りでガスガスの西穂高岳山頂。先ずはお疲れさまです!元気なポーズで記念撮影です。
いよいよ縦走スタート! 風は強いですがまだしばらく雨は降らないようなのでこのまま突入!頑張っていきましょう!


西穂山頂を越えて第一の難所を通過します。毎年事故が多発する危険地帯なのです。


難所をいくつも越えてジャンダルム前まで来ました。風雨の中にジャンダルムが薄っすらと浮かび上がります。


風雨の中のジャンダルム登頂! おめでとうございます! お二人様頑張って登りましたよ!


ジャンダルムを越える頃には雨も止み越えてきた岩峰群の姿が望めるようになりました。
ジャンダルム(左)とロバの耳


急な岩場を確実な動作で登ります


ジャンダルム


クライマックスは馬の背を越えます


遂に奥穂高岳登頂! ヤリマシタネ!


帰りは横尾に立寄りこれまた今シーズン初のソフトクリームを頂きました。久しぶりに食べると確かに・・・う、うまい!

今回は天気予報や天気そのものに振り回されてヤキモキした中での山行でしたがそれらに負けずに本当に本当によく頑張って登られましたね!
お疲れさまでした。ご参加ありがとうございました。






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北アルプス 北穂東稜・前穂北尾根

2017-08-30 23:24:24 | ガイド山行/バリエーションルート登山
8/18~20は、公募企画の穂高バリエーションルートガイドでした。

不安定な天気続きでしたが予定通り2本のルートを登ることが出来ました。

先ずは足馴らしも兼ねて北穂東稜へ。晴れ予報が一転、小雨の中での登攀になりました。お蔭で滑りやすくなった岩場を緊張しながらの登りでした。
乾いていると易し過ぎる東稜なので、ある意味本当の足馴らしになりました。




ガスガス、小雨の中を登ります。


「ゴジラの背」からの懸垂下降


南稜を下山する頃にはようやく晴れ間が広がり北穂東稜の核心部が望めました。


翌日登る前穂北尾根


涸沢ヒュッテに帰着して午後はヒュッテ下の岩場でトップロープクライミングを楽しみました。


翌日は最高に晴れました! 5峰より望む4峰。


槍ヶ岳をバックに4峰の岩場を登ります。


4峰から望む北尾根核心部の3峰、そして前穂高岳山頂


3峰の1ピッチ目を登ります。Fさん


続いてTさん


3峰を順調に越えて2峰に取付きます。


前穂高岳登頂! 北尾根完登おめでとうございます!
岩も乾いていて最高に楽しい登攀が楽しめました。
予定通り2ルートを登ることができて良かったですね!
お疲れさまでした。ご参加ありがとうございました。







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