個人ガイド 北アルプス 乗鞍岳

３/２１～２２は、個人ご依頼で乗鞍岳ガイドでした。

久しぶりの乗鞍岳ガイドでしたがやはり何度登っても素晴らしい山です！
存分に雪山登山を楽しめました。


リフト終点から登山開始。流石連休最終日ということで続々と登山者が登っていきます。


乗鞍岳山頂の剣ヶ峰を望みます。


穂高がスゴイ迫力で姿を現してくれました。左奥から槍、奥穂、前穂、明神岳、常念岳、蝶ヶ岳、少し低く霞沢岳という感じで広がっています。（こお写真のサイズでは小さすぎて判別できないので想像でお願いします）


肩の小屋を過ぎてなかなかの苦しい登りをひたすら頑張ります・・・


前ピークの蚕玉岳まで来ました。剣ヶ峰がもう目の前！


乗鞍岳登頂！　おめでとうございます！　長い登りを本当に本当に頑張り抜いて登りました！
後には御嶽山が初めて姿を見せてくれました。劇的なフィナーレです。


大半の日帰り登山者が急いで下山して行ったので一気に静かな乗鞍岳になりました。
位ヶ原山荘泊まりの私達はゆっくり景色を楽しみながら下山です。
この後、順調に下って位ヶ原山荘に到着、暖かいお宿で乗鞍の一夜を楽しみました。


翌朝も快晴！　位ヶ原山荘を後にします。


スキー場ゲレンデを下山してきました。乗鞍岳がだいぶ遠くなりましたがいつまでも真っ白な姿を見せてくれていました。


超レアもの！
位ヶ原山荘の畳はヘリが「アルプス柄」！　こんなの初めて見ましたが流石ですね。

今回もこの上ない素晴らしい天気に恵まれて最高の雪山登山を楽しめました。
ご依頼ありがとうございました。またどうぞ宜しくお願いいたします。

八ヶ岳 阿弥陀岳北稜

３/１９～２０は、阿弥陀岳北稜のガイドでした。

当初は南稜の予定でしたが、数日前の雪崩事故のこともあり、まだまだ雪の状態が良くなさそうなので急遽北稜に変更しての催行でした。


ジャンクションピークから北稜核心部を望みます。完璧に晴れました！


中岳、赤岳を望みます。


第１岩峰を登ります。


続いて雪稜の登行


クライマックスのナイフリッジ！


大渋滞で待ちに待たされましたが順調な登りで見事初めてのバリエーションルートからの阿弥陀岳登頂です！　
おめでとうございます！

下りは阿弥陀の一般ルートの状況が余り好ましくなさそうなので北稜を懸垂下降を繰り返しながら下降しました。

ご参加ありがとうございました。

個人ガイド 鳥取 大山

３/１６～１７は、個人ご依頼で鳥取大山のガイドでした。

２０００ｍに満たない大山は既に春山、それも残雪期のようにポカポカ陽気の下での登山でした。


大山北壁の素晴らしい眺めです。クリアな空に映えますね。


順調に登ってあっさり大山登頂！　おめでとうございます！

予定では剣ヶ峰を縦走の予定でしたが雪が緩み過ぎていて良い状況とはいえないのでそのまま往路を下りました。

お疲れさまでした。ご依頼ありがとうございました。

北アルプス 西穂高岳と氷雪技術講習

３/１２～１３は、西穂高岳ガイドでした。

今シーズンは積雪が少なく例年の半分位ではないでしょうか。
麓は既に春の装いです。それでも標高の高い山の上は見た感じはしっかり冬山です。
まだまだ暫くは楽しめそうです。

今回は曇りがちの天気でしたが時折陽も差して割と快適な環境の下で西穂高岳の雪山登山を楽しんでいただくことが出来ました。


独標直下の登りは渋滞中～　
前を登っていた若者グループのメンバーがまともにアイゼンワークが出来ておらず、たまに足を滑らすのをヒヤヒヤでで見ていました。


独標から西穂高方面を望みます。いつ見ても素晴らしい！


峰々のアップダウンにトラバースを繰り返してようやく西穂高岳直下まで来ました。


西穂高岳登頂！　おめでとうございます！　よく頑張りました！　
新穂高、西穂山荘、西穂高岳とＫさんにとって全てが初めての場所だっただけに新鮮で楽しめたようですね。


山頂からの景色。霞沢岳、乗鞍岳、そして登ってきたウネウネと連なる雪稜・・・　このロケーションは最高です。

この後、西穂山荘を経て新穂高へ下山して今回の山行を終了しました。
ご参加ありがとうございました。またどうぞ宜しくお願いいたします。

ＲＥＳＵＹＯＵ京都（レスキューきょうと）

京都在住の先輩ガイド氏が運営されている、山岳事故をはじめとした山のニュースを集めて情報として出しているサイトです。

登山も他の娯楽やスポーツと同じく「楽しむ」ことが一番ですが、危険やアクシデントに遭遇するということはある意味表裏一体です。
防災についても同じですが、先ずは事実を知ることによって安全に楽しむことを意識することが出来るのです。

「私はそんな話は聞きたくないねん！」「遭難のニュースなんか見てるだけでモチベーション下るわ！」などど敬遠される方が多いですが、それは大いなる間違いです！　プロとして断言させていただきます！　

是非多くの方々に今、実際に山で起こっていることを知って頂ければと思います。というか知るべきです！


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