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山岳ガイド 江口正徳の仕事と日常

一冊の本

2018-03-30 01:58:14 | うんちく・小ネタ


先日古本屋に行った際にたまたま見つけて購入した一冊の本。大場満郎著『笑って死ねる人生がいい』
面白い内容に一気に読破してしまいました。

且つて北極海、南極大陸単独徒歩横断を成し遂げられた日本を代表する冒険家、大場満郎氏。
実際に冒険の最前線で活躍されていた90年代頃はその活躍ぶりに興味を持ち刺激を受けたものである。

敢えていうともっと早くに出会いたかった一冊、人生について改めて考えさせられた一冊であった。

そして僕の大好きなアニメ「銀河鉄道999」の主題歌の大好きな一節にどっぷり被ったのである。

「♪人は誰でも しあわせさがす旅人のようなもの 希望の星に巡り合うまで歩きつづけるだろう~♪」
「♪さすらい人の 澄んだ瞳に生命(いのち)が燃えているよ 心のうたをくちずさむように歩きつづけるだろう~♪」









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度々ですが・・・

2018-03-29 08:41:31 | うんちく・小ネタ

鈴鹿の某山小屋の外壁に張ってあったポスター

僕は左よりでも、特定政党支持者でもないが・・・

強く、強く、強く、強く、同感です。


息を吐くように嘘をつく人間たち

権力者の 権力者による 権力者のための政治









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個人ガイド 泉州 奥立岩 プチ・アルパインクライミング

2018-03-28 22:04:22 | ガイド山行/バリエーションルート登山
本日3/28は、個人ご依頼で奥立岩のクライミングでした。

里山とも言える500mに満たない低山ですが、一歩足を踏み入れるとそこはまさにロックワールド!
早くも初夏のような汗ばむ陽気の一日、クライミングを楽しんでいただきました。


先ずは足馴らし的にゲートロックを登ります。


続けて右尾根右フランケを登ります。脆い岩に十分過ぎる程注意しながら登りました。


ミツバツツジは岩とよく似合う


奥壁取付きまで一旦懸垂下降


奥壁を登り直します。




最後は右岩壁を登ります。ここもボロ壁には神経を使いました。


静かに佇む横谷の集落

ガッツリ登り込めた一日でした。
お疲れさまでした。ご依頼ありがとうございました。








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昭和レトロ食堂探訪 ドライブイン 峠(長野県木曽村) ~峠を攻める~!

2018-03-27 03:22:14 | プライベート
阿弥陀岳南稜ガイドも無事終了して、今回はそのまま帰奈へ。

前から一応目を付けていたお店に寄って晩御飯。


ドライブイン 峠
昭和レトロマニアにとっては堪らない店構え


店内も如何にも昭和食堂ですな。


迷うことなくトンカツ定食をチョイス。

しかし食べながらふと考えてみると、煮カツにソースカツ丼、そして今回のトンカツ定食と、実に見事にトンカツばかり・・・

♪トンカツがあれば エッちゃん一人に食べさせたい~♪ (さるとびエッちゃんのソングより)

実は子供の頃、江口なだけに「エッちゃん」と呼ばれていたこともありました。
さすがに今はオッちゃんですが・・・

なにはともあれ可もなく不可もなく、一応は満足して改めて帰路についたのでした。









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個人ガイド 八ヶ岳 阿弥陀岳南稜

2018-03-27 02:42:37 | ガイド山行/雪山登山
3/25~26は、個人ご依頼で阿弥陀岳南稜のガイドでした。

元は土日の24~25日の予定でしたが、木曜日まで続いた大雪後でまだ雪が安定していないのでは?という心配と、25日朝の非常に強い強風予想が出ていたこと、それとちょっと気乗りしないという気持ちの問題があって結局一日ずらしての山行でした。

結果的にはすこぶる素晴らしい晴天に恵まれて、また心配したコンディションも良好で快適に阿弥陀岳南稜を登って頂くことができました。


立場山でキャンピング。背景にはめざす阿弥陀岳とその南稜が真っ白い姿で聳えています。
実はこの時、南稜P3で大きな遭難事故が発生していてヘリ救助の真っ最中でした。


救助活動も無事終わり、翌日はすっかり静かになった南稜を阿弥陀岳目指して登ります。


権現岳


赤岳。右端には天狗尾根の大天狗がまるで槍ヶ岳のような鋭い岩峰を見せています。


P3の岩峰が大きく迫ります。


P3のルンゼを登ります。
下部の核心部は雪も適度に締まっていてとても登り易いコンディションでしたが小さな雪崩溝が出来ていたので前日に小規模な雪崩が発生したのでしょう。一応ルート取りに用心しながら登りました。


ルンゼを抜けてP3直下


P3を越えて南稜上を進みます。


続くP4とP5(阿弥陀岳山頂)


P4を越えて阿弥陀岳山頂直下の最後の岩場を登ります。


阿弥陀岳登頂! おめでとうございます!
憧れであり、大きな目標だった南稜を完登できて本当に良かったですね!


御小屋尾根の上部の急斜面は確実な動作で慎重に行動して下山です。

この後、樹林帯に入ってようやく緊張からは解放されましたが、それでも気を抜かないように十分に用心しながら下ってピッタリ3時(15時)に登山口に帰着。今回の山行を無事に終了しました。  ♪ 3時のあなた~ ♪

重荷に耐えて、更に前日の大事故のことで気持ち的にもキツイものもありましたがよく頑張って登り切りましたね。
本当にお疲れさまでした。ご依頼ありがとうございました。








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